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最終更新:2023年03月16日

【iDeCoおすすめ銘柄】外国株式ファンド(投資信託)ランキング

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【iDeCoおすすめ銘柄】外国株式ファンド(投資信託)ランキング
岩永 真理 ファイナンシャル・プランナー

この記事は5分で読めます

iDeCoでは主にファンド(投資信託)を購入して資産運用を行います。投資地域を分散してリターンを求めるなら、外国株式の銘柄についても理解しておくとよいでしょう。

そこで今回は、外国株式ファンドの特徴や魅力についてやさしく解説した上で、外国株式ファンド5年積立実績ランキングを紹介します。

目次を開く

外国株式ファンドとは?

そもそも「ファンド(投資信託)」とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、運用の専門家(ファンドマネジャー)が投資・運用する金融商品です。

投資対象はファンドごとに異なりますが、主に債券や株式などの金融商品が一般的で、投資地域もそれぞれ国内と海外の商品があります。外国株式ファンドは、海外の株式を投資対象とするのが特徴です。

外国株式ファンドの魅力は、個人投資では情報が得られにくい海外の株式へ簡単に分散投資できることです。投資地域の分散を図ることで、価格変動の幅(リスク)を小さくすることが期待できます。

また、外国株式ファンドは投資地域によって、主に先進国株式とエマージング株式(新興国)の2種類のファンドに分けられます。違いを詳しく見ていきましょう。

「先進国株式」と「エマージング株式」の違いは?

「先進国株式ファンド」とは文字通り、先進国(アメリカ、ヨーロッパなど)の株式のみを投資対象とするファンドです。先進国株式は安定した成長や投資家の支持が得やすいことが期待されるため、比較的リスクが低いと考えられます。

一方「エマージング株式ファンド」は新興国(インド、中国、中南米など)の株式のみを投資対象とします。新興国株式は今後の大幅な成長があれば高い収益性が期待できる反面、不安定で価格変動が大きくなる可能性があるため、比較的リスクが高いといえます。

そのため、外国株式ファンドを初心者が選ぶなら、まずは比較的リスクの低い「先進国株式ファンド」がおすすめです。

「先進国株式」と「エマージング株式」の違いは?

「エマージング株式ファンド」はメインで投資するファンドというよりは、ハイリスクの投資ができる資金的・時間的余裕がある人向けの補足的なファンドととらえるとよいでしょう。

iDeCo(イデコ)で選べる外国株式ファンドを比較

iDeCoで選べる外国株式ファンド(先進国と新興国)をそれぞれインデックスファンドとアクティブファンドに分け、5年積立収益率をランキング形式で紹介します。

なお、先進国株式ファンドは米国株式を主体にほかの先進国の株式も投資対象としている銘柄が多いですが、米国株式のみを投資対象としているものもあります。

外国株式(先進国)
インデックスファンド5年積立実績ランキング

インデックスファンドは日経平均株価などの特定の指標に連動する運用成果を目指します。

順位 銘柄名 5年積立
収益率
信託報酬※1
1位 iFree NYダウ・インデックス 44.56% 0.2475%
2位 たわらノーロードNYダウ 44.51% 0.2475%
3位 野村世界ESG株式インデックスファンド(確定拠出年金向け) 42.56% 0.2640%
4位 米国株式インデックス・ファンド 41.59% 0.4950%
5位 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) 39.33% 0.1620%
  • 2023年2月時点の情報(5年積立収益率・信託報酬の参照先:iDeCoナビ、信託報酬は実質の値を記載)
  • 1 信託報酬…投資信託を持ち続ける間にかかる手数料。割合が低い方が運用効率がよいとされる

おすすめ銘柄はiFree NYダウ・インデックス

  • おすすめの理由

外国株式(先進国)へ投資するインデックスファンドの中で5年積立収益率が最も高く、信託報酬(運用管理費用)が低水準のため。iDeCoは老後資金づくりに向けて長期運用することが多いので、運用期間中ずっとかかるコスト(信託報酬)が安いほど効率的な運用が見込めます。

毎月5,000円の掛金を積み立てると5年で+133,680円になりました(5年積立収益率:44.56%)。

  • 特徴

米国各業種の代表的な30銘柄により構成される米国株式市場の代表的な株価指数であるNYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)をベンチマークとして、それに連動する運用を行います。ファンド設定日は2016年9月8日。

  • 取扱金融機関

SBI証券

SMBC日興証券

信金中央金庫

松井証券

北陸銀行

外国株式(先進国)
アクティブファンド5年積立実績ランキング

アクティブファンドは、日経平均株価などの特定の指標(インデックス)を上回るリターンを目指します。

順位 銘柄名 5年積立
収益率
信託報酬※1
1位 野村世界好配当株投信(確定拠出年金向け) 42.66% 1.1000%
2位 フィデリティ・米国優良株・ファンド 41.40% 1.6390%
3位 ダイワ米国厳選株ファンド―イーグルアイ―Bコース(為替ヘッジなし) 41.05% 1.9030%
4位 ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) 40.53% 1.4630%
5位 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね 39.37% 0.9900%
  • 2023年2月時点の情報(5年積立収益率・信託報酬の参照先:iDeCoナビ、信託報酬は実質の値を記載)
  • 1 信託報酬…投資信託を持ち続ける間にかかる手数料。割合が低い方が運用効率がよいとされる

おすすめ銘柄は野村世界好配当株投信(確定拠出年金向け)

  • おすすめの理由

外国株式(先進国)へ投資するアクティブファンドの中で5年積立収益率が最も高く、ランキング内で信託報酬(運用管理費用)が低水準のため。

毎月5,000円の掛金を積み立てると5年で+127,966円になりました(5年積立収益率:42.66%)。

  • 特徴

世界各国の株式へ投資して、配当収益の確保と中長期的な値上がり益の獲得を目指します。世界を「北米」「欧州」「オセアニア(日本含む)」の三地域に分割し、投資比率は先進国株式市場における各地域の時価総額構成比に準じています。ファンド設定日は2005年5月30日と比較的長期の運用実績があります。

  • 取扱金融機関

岩手銀行

外国株式(エマージング・新興国)
インデックスファンド5年積立実績ランキング

順位 銘柄名 5年積立
収益率
信託報酬※1
1位 eMAXIS Slim新興国株式インデックス 16.66% 0.1870%
2位 野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け) 16.50% 0.2750%
3位 DC新興国株式インデックス・オープン 16.10% 0.3740%
4位 つみたて新興国株式 16.08% 0.3740%
5位 三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド 15.96% 0.3740%
  • 2023年2月時点の情報(5年積立収益率・信託報酬の参照先:iDeCoナビ、信託報酬は実質の値を記載)
  • 1 信託報酬…投資信託を持ち続ける間にかかる手数料。割合が低い方が運用効率がよいとされる

おすすめ銘柄はeMAXIS Slim新興国株式インデックス

  • おすすめの理由

外国株式(エマージング・新興国)へ投資するインデックスファンドの中で5年積立収益率が最も高く、信託報酬(運用管理費用)が投資信託の中で最低水準(0.1%台)のため。

毎月5,000円の掛金を積み立てると5年で+49,971円になりました(5年積立収益率:16.66%)。

  • 特徴

MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)エマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する運用成果をめざします。組入上位5カ国は、ケイマン諸島(19.0%)、台湾(13.7%)、インド(12.5%)、中国(11.8%)、韓国(11.5%)となっています(2023年1月時点)。ファンド設定日は2017年7月31日。

  • 取扱金融機関

SMBC日興証券

SBI証券

auアセットマネジメント

松井証券

マネックス証券

外国株式(エマージング・新興国)
アクティブファンド5年積立実績ランキング

順位 銘柄名 5年積立
収益率
信託報酬※1
1位 新生・UTIインドファンド 33.51% 1.9540%
2位 ブラックロック・インド株ファンド 25.83% 1.0340%
3位 JPMインド株アクティブ・オープン 25.16% 1.9800%
4位 JPMアジア株・アクティブ・オープン 21.70% 1.6830%
5位 GSビッグデータ・ストラテジー(エマージング株) 15.28% 1.5675%
  • 2023年2月時点の情報(5年積立収益率・信託報酬の参照先:iDeCoナビ、信託報酬は実質の値を記載)
  • 1 信託報酬…投資信託を持ち続ける間にかかる手数料。割合が低い方が運用効率がよいとされる

おすすめ銘柄はブラックロック・インド株ファンド

  • おすすめの理由

外国株式(エマージング・新興国)へ投資するアクティブファンドの中で5年積立収益率が高く、信託報酬(運用管理費用)がランキング内で最低水準のため。

毎月5,000円の掛金を積み立てると5年で+77,482円になりました(5年積立収益率:25.83%)。

  • 特徴

ブラックロックは1988年にニューヨークで設立された世界最大級の資産運用会社。

投資信託を通じて、今後、高成長が期待されるインド企業の株式に投資します。業種別比率は、金融(26.8%)、生活必需品(14.6%)、情報技術(12.4%)などとなっています(2023年1月時点)。ファンド設定日は2005年12月13日で比較的長期の運用実績があります。

  • 取扱金融機関

大和証券

iDeCo(イデコ)は外国株式ファンドのみで運用してOK?

外国株式ファンドで運用するメリットとデメリットを見てみましょう。

<メリット>

  • この銘柄を1本買うだけで、外国株式の複数銘柄へ投資ができる
  • 自分で個別銘柄を売買しなくても、決まった配分比率の分散投資が維持できる

<デメリット>

  • 投資地域(複数の場合)や投資銘柄の配分比率を自分で決めることができない
  • 国内資産へ投資するより為替の変動リスクや投資リスク(値動きの幅)がある

上記のメリット・デメリットを理解した上で、リスクが許容できれば外国株式ファンドで運用してもよいでしょう。

もっと安定的に運用したければ、外国株式ファンドばかりではなく、債券や日本株式を投資対象とするファンドと組み合わせる、といった方法があります。

投資する商品や地域を分散することで、総資産の価格の変動幅(リスク)を小さくすることが期待できます。

iDeCoに関するよくある質問

iDeCoは何がお得なんでしょうか?

積立時・運用時・受取時に節税メリットがあります。

積立時は、掛金を支払うと所得税・住民税が軽減されます。

運用期間中は、運用から得られる利益が非課税になります。

受取時は、所得税・住民税を計算する際に一定の控除枠があるため、税負担を減らせる可能性があります

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iDeCoで損をすることはありますか?

運用する商品によっては、損をする可能性があります。

iDeCoには元本(投資した金額)が保証される商品とそうでない商品があります。元本確保型商品(定期預金や保険など)で運用すれば、損することはありませんが運用益は限定的です。

一方、投資信託で運用すれば、運用益も期待できる反面、損をする可能性もあります

運用益が大きいほどiDeCoの非課税効果は大きくなります。

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外国株式ファンドは、投資している商品の有無から投資対象地域を選ぼう!

外国株式ファンドの投資対象地域はさまざまです。

先進国株式は市場の構成比からみると米国が中心になる中で、

1
米国を主体として、そのほかの先進国も投資対象とするもの
2
米国のみを投資対象とするもの

の主に2つのパターンがあります(上記1には投資対象に日本を含むものと含まないものがあります)。

投資対象地域を分散させるほどリスク分散にはなりますが、どこまでリスク分散させたいかは、既に投資しているファンドなどの金融商品の有無によって考えるとよいでしょう。

たとえば、

  • 始めて投資する人→米国とそのほかの先進国にも投資できるファンドを選ぶ
  • 既に日本株銘柄へ投資している人→米国株式のみに投資するファンドを選ぶ

といったように、外国株式ファンドを上手に利用してみてくださいね。

どこで
口座開設したらよいの?

iDeCo(イデコ)は一人一口座しか持てないため口座選びが重要。でも、多くの金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、分かりやすい基準として、iDeCo専門サイトNo.1の「iDeCoナビ」でよく見られている金融機関と、独自サービスがある注目の金融機関をご紹介します。

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