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つみたてNISAではファンド(投資信託)を購入して資産運用を行います。投資地域を分散してリターンを求めるなら、全世界株式型の銘柄についても理解しておくとよいでしょう。
今回は、全世界株式型の銘柄の中から<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)について詳しく解説します。
目次
ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は、日本、先進国、新興国の株式を投資対象とするインデックス型の投資信託です。
この銘柄はそれぞれの地域へGDP(国内総生産)の比率に基づいて投資します。そのため、日本は全体の4%、先進国(日本を除く)は52%、新興国は44%(2022年11月時点)の投資比率となっています。
3地域の市場のベンチマーク(投資信託を運用する上で目標とする基準)に連動する運用成果を目指します。
上記銘柄の基本的な情報は下表のとおりです。
銘柄名 | <購入・換金手数料なし> ニッセイ世界株式ファンド (GDP型バスケット) |
|
---|---|---|
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント 株式会社 |
|
投資対象 | 日本、先進国、新興国の株式 | |
買付単位 | 100円以上1円単位 | |
売却単位 | 100円以上1円単位 | |
買付手数料 | なし | |
信託報酬 | 0.1144% | |
分配金利回り | 2年積立収益率 12.2% | |
ベンチ マーク |
国内株式 | 東証株価指数 (TOPIX)(配当込み) |
海外株式 | MSCIコクサイ・インデックス (配当込み、円換算ベース) |
|
新興国 株式 |
MSCIエマージング・マーケット・ インデックス (配当込み、円換算ベース) |
|
設定日 | 2020年6月29日 | |
運用方針 | インデックス |
ファンドの運用実績を見ると、そのファンドに投資して利益がどのくらい出ているかがわかります。また、同じベンチマークを持つファンドの同期間の利益と比較すると、どちらのファンドがより効率よく運用できているかもわかります。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の期間2年の積立運用実績を紹介します。
積立運用実績※1 (期間2年) |
538,707円 (+12.2%) |
---|---|
基準価額 | 14,326円 |
純資産総額 | 12.5億円 |
毎月2万円ずつ2年間積み立てると48万円が53万8,707円(+5万8,707円)になりました。2年積立収益率は12.2%です。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は株式を投資対象とするファンドです。
株式には値動きがあり、値動きの幅が大きいほどリスクが高いとされます。たとえば、株式は債券に比べるとリスクは高く、投資地域ではリスクの高い順に、新興国、先進国、日本となります。
そのため、リスクの異なる商品を組み合わせて投資すると、リスクを分散させる効果が期待できます。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は、日本、先進国、新興国へ名目GDP(国内総生産)総額の比率に基づいて分散投資をするファンドです。これまでの実績(最大益・最大損)は次のとおりです。
運用実績 | 最大益 | 最大損 |
---|---|---|
積立期間中(1年) | 4,079円 (+1.7%) |
-7,164円 (-3.6%) |
積立期間中(2年) | 58,707円 (+12.2%) |
0円 (0%) |
基準価額とは、投資信託の値段のことです。1口または1万口当たりの値段が表示されます。販売当初は1万口1万円で設定されることが多く、その後運用成果により変動します。
現時点(2023年3月17日)の基準価額は1万4326円で、1万円で設定以来43.26%上昇しています。
決算日 | 基準価額 |
---|---|
2020年11月20日 | 11,469円(+14.69%) |
2021年11月22日 | 14,973円(+49.73%) |
2022年11月21日 | 14,873円(+48.73%) |
基準価額は、ファンド保有の資産が値上がりすれば上昇します。
2021年11月まで基準価額は順調に上昇し、その後は上下動を繰り返していますが、ファンド設定来と比較すると、保有資産は増えています。
純資産総額とは、ファンドが運用している資産(株式や債券など)の時価総額に、その他の収入(利息や配当金など)を加え、運用費用などを差し引いた金額で、いわゆるファンドの規模です。
そのため、ファンドの換金(売却)などで投資信託の信託財産が減る、あるいは運用資産が値下がりするなどの時に純資産総額は減少します。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の現時点(2023年3月17日)の純資産総額は12.5憶円、設定来の推移は次のとおりです。
決算日 | 純資産総額 |
---|---|
2020年11月20日 | 1.89憶円 |
2021年11月22日 | 7.83憶円 |
2022年11月21日 | 11.41憶円 |
□純資産総額と基準価額の推移グラフ(設定来)
純資産総額は右肩上がりに推移しているため、ファンドの保有資産が増えている、投資家からの一定の支持のもとにファンドが購入されている、ことなどが考えられます。
このファンドは、以下のようなポイントにあてはまる人に向いているでしょう。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)はつみたてNISAで購入できます。つみたてNISAで購入すれば、運用から得られる利益が非課税になるメリットが享受できます。
また、つみたてNISAなら、毎月買うタイミングを分散させることができるため、基準価額が高い時に一度にたくさん購入してしまう失敗を防げます。
つみたてNISAで上記銘柄を取扱っている金融機関は、下表のとおりです。
証券会社名 | 銘柄本数 | 最低積立 金額(円) |
---|---|---|
SBI証券 | 190 | 100 |
楽天証券 | 188 | 100 |
auカブコム 証券 |
187 | 100 |
松井証券 | 186 | 100 |
マネックス 証券 |
167 | 100 |
PayPay 銀行 |
79 | 500 |
合わせてこちらもチェック!
上記銘柄の取扱いがあるSBI証券を例に、つみたてNISAでの購入方法を見ていきましょう。
「目論見書」と「目論見書補完書面」をクリックし出てくる内容を確認すると、確認画面へのボタンで次へ進めます。
「<購入・換金手数料なし>」はニッセイアセットマネジメントが運営する低コストのインデックスファンドシリーズです。
購入時や換金時の手数料がないことに加えて、投資家が投資信託を持ち続ける間に負担する運用管理費用(信託報酬)がほかの銘柄に比べて低めに設定されています。
また、<購入・換金手数料なし>シリーズには投資する商品や地域が異なる銘柄があり、選択肢が豊富なことも魅力の1つです。
<購入・換金手数料なし>シリーズの銘柄は下表のとおりです。
投資対象 | 投資地域 | |
---|---|---|
国内 | 外国 | |
株式 | ニッセイ日経平均インデックスファンド | ニッセイ外国株式インデックスファンド |
ニッセイJPX日経400インデックスファンド | ニッセイ新興国株式インデックスファンド | |
ニッセイTOPIXインデックスファンド | ||
ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット) | ||
債券 | ニッセイ国内債券インデックスファンド | ニッセイ外国債券インデックスファンド |
REIT (リート) |
ニッセイJリートインデックスファンド | ニッセイグローバルリートインデックスファンド |
バランス | ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | |
ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型) | ||
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型) |
複数の金融商品へ投資したければ、3種類のバランスファンド(複合資産)から選ぶか、あるいは、同シリーズの中から好みの商品へ投資する銘柄を好きな割合で組み合わせることもできます。
合わせてこちらもチェック!
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の売り方は?
口座管理画面で銘柄を選び、「取引」「売却」をタップすればいつでも自由に売却できます。
ただし、つみたてNISAで購入できるのは、金融庁の定めた基準をクリアした長期・積立・分散投資に向く投資信託なので、短期で売却せずに、必要に応じて必要な金額分だけ売却するとよいでしょう。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、どっちがいい?
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が初心者にはおすすめです。
直近1年間の運用実績を比較すると、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が先進国への投資比率が高く運用実績(+2.6%)が良好だったためです。
銘柄名 | 直近1年の 運用実績 |
期間中 | |
---|---|---|---|
最大益 | 最大損 | ||
eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
+2.6% | +2.6% | -3.8% |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ世界株式ファンド (GDP型バスケット) |
+1.7% | +1.7% | -3.6% |
ただし、過去の実績は将来の収益を保証するものではありません。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)は、GDP(国内総生産)の比率に基づいて世界の株式に投資するインデックス型のファンドです。
GDP比率に応じた株式投資とは、いわば世界経済を丸ごと買うようなものなので、この銘柄を1本買えば、世界の経済成長の果実を受け取ることができます。
ただし、経済の大きさは必ずしもその国や地域の政治や経済が安定しているとも限らないため、不安定な要素をかかえる新興国への投資比率も44%(2022年11月時点)と比較的高くなっています。
実際に投資する時は、「交付目論見書」(投資信託の説明書)を確認してから積立すると良いでしょう。当ファンドの交付目論見書は下記からアクセスできます。
いざ、投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
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つみたてNISA対象銘柄―ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の評価
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最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
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