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株式投資を始めようと考えているものの、さまざまなリスクがあると聞いて不安になっている人も多いのではないでしょうか。確かに投資にはリスクが存在しますが、そのコントロール方法を知っておくことで、リスクに対してある程度対処することができます。
この記事では、株式投資を始める初心者が注意するべきリスクを紹介、その対処法についても解説します。これから株式投資を始めてみようという方はぜひ参考にしてください。
目次
株式投資にかかわらず、資産運用には必ずリスクが存在します。なぜなら、運用商品は原則として元本が保証されている商品ではないからです。
そもそも、運用におけるリスクとは「損」や「危険」といった意味ではありません。「その運用商品の価格のブレ幅のこと」を指します。
つまり、値動きの激しい商品をリスクの高い商品、値動きの少ない商品をリスクの少ない商品といいます。
リスクの高い運用商品としてはFX(外国為替証拠金取引)、暗号資産(仮想通貨)などが挙げられます。逆にリスクの低い運用商品の代表は債券です。
また、運用におけるリスクとリターンは比例します。リターンとはその運用商品から得られる収益のこと。リスクの高い商品には高いリターンが期待できる反面、リスクの低い商品が得られるリターンは少なくなります。つまり、運用するうえで「低リスク・高リターン」の商品は存在しないのです。
ただし、運用商品にはどのようなリスクがあるのか、リスクの種類や対処法を理解しておけば、リスクをある程度コントロールすることはできます。
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株式投資初心者が注意すべき、国内株式投資を行う上での4つのリスク とその対処法について解説します。
株式投資における価格変動リスクとは、企業の業績や株の需要と供給のバランスによって価格が変動するリスクのことです。
株価(株式の価格)は常に変動しており、購入時よりも値段が下がることで売却するタイミングによっては損失を被る可能性もあります。
株価変動リスクへの対処法は、①損切りの徹底、②銘柄の分散、③購入する時間の分散 の3つです。
①損切りの徹底とは、銘柄を購入する時点で自分が受け入れられる損失の額を確定させておくこと。そして、その額以上の損失が出た際には損失が拡大しないように売却し、損失を確定することです。
「ここまで下がったけれど、ひょっとしたらまた上がるかもしれない」という欲は運用においては禁物です。自分の決めたルールをしっかりと守ることが価格変動リスクのコントロールの一つであると覚えておきましょう。
②銘柄の分散ですが、一つの銘柄だけに投資するのではなく、複数の銘柄に分けて投資をするという考え方も大切です。
同じ業界の銘柄を選ぶのではなく、属性の異なる業界の銘柄を組み合わせて購入することを考えましょう。
成長性の高い銘柄を購入する際には、合わせて安定性の高い銘柄も購入するなどです。そうすれば、株式市場が大きく下がった場合でも1銘柄だけに投資しているのと比べ、損失を和らげる効果が期待できます。
さらに、③購入する時間の分散も考慮しましょう。株式のように価格の変動する商品を購入する際には、一括で購入するよりも購入するタイミングを分ける方が最終的な購入単価は低くなります。いわゆるドルコスト平均法の活用です。
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倒産リスクとは、購入した株式の発行体である企業が倒産してしまうこと。株式自体の価値がなくなってしまうリスクです。
その場合、投資したお金は戻ってきませんので全投資額分の損失を負うことになります。
倒産リスクをコントロールするには、多面的に企業業績を分析し、そもそも倒産リスクの高い銘柄を購入しないことです。財務諸表で安全性や成長性を確認したり、アナリストレポート、格付なども参考にしましょう。
景気や為替の動向、金利などの外部要因がその銘柄に与える影響について分析しておくことも、倒産リスクへの対処法になり得ます。
株式投資を行うなら、財務諸表を読み取る力は最低限つけて、決算書などで企業の経営状況を判断できるようにしておきましょう。
最近では企業が1年以内に倒産する確率を予測し、数値化するサービスなどもありますので、財務諸表の読み取りに自信がない人は利用してみてもいいでしょう。
流動性リスクとは、所有する株式を換金するまでに売買量が極端に少なくなることで取引が成立せず、望むタイミングで取引できなくなるリスクをいいます。
株式には人気の銘柄もあれば、人気のない銘柄もあり、出来高といわれる取引量がそれぞれの銘柄によって異なります。
また、監理銘柄(上場廃止基準に該当する恐れ)に指定された場合や、整理銘柄(上場廃止基準に該当して上場廃止が決定)なども流動性リスクが大きいですので注意しておきましょう。
そもそも株式は、売りたい人と購入したい人の提示する価格が一致することで取引が成立するものです。そのため購入したくても、売却したいと思う人が少なければ取引ができませんし、その逆も然りです。
流動性リスクを回避するには、一定以上の取引がある銘柄を選ぶことがポイントになります。流動性の高い銘柄を選ぶことで、買い手や売り手がつかずに取引が成立しない状況を防ぐことができます。
株式の銘柄の流動性を知るには、証券会社のホームページなどで売買代金や出来高を確認する方法などが有効です。
一般的に、有名企業や株主優待の人気企業などは流動性リスクが低いため、そのような銘柄を選ぶこともリスク回避法の一つです。
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システムリスクとは、証券会社のシステムや通信環境など自身の取引環境にトラブルが発生し、取引そのものができなくなるリスクをいいます。
デイトレードやスキャルピングなど、短期の取引をメインにしているなら特に影響が大きいため、注意する必要があります。ただ、頻繁に起こるリスクではありません。
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とはいえ、取引したいときにできないとなると焦ってしまうもの。取引システムに障害が発生した際には、まずは証券会社のホームページを確認しましょう。
そのほかの対処法としては、複数の証券会社に口座を開設しておくことや、パソコン以外にスマートフォンでも取引ができるよう設定しておくなどの対応を取っておきましょう。
ここまで、国内株式投資で想定されるリスクと対処法について解説してきました。さらに海外株式への投資を考えているなら次の2つのリスク にも注意しておきましょう。
為替変動リスクとは、為替レート次第で株式を換金する際に損失が発生するリスクのことです。
為替変動リスクに対応するには、海外株式だけでなく国内株式にも分散投資する、配当金を受け取れる株式を選ぶ、などの方法があります。
円が高いときに購入し、円安に転じてから売却するといった方法も有効です。
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カントリーリスクとは、株式を発行する企業の所在する国や地域の政治状況、経済環境によって価格変動などが発生するリスクです。
カントリーリスクはどの国も抱えているリスクです。そのため比較的カントリーリスクの低い先進国の銘柄を中心に分散投資を行うことでリスクを低減できます。
世界情勢をいち早く取り入れるために日ごろからニュースを確認するなど心がけましょう。
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続いてこれから株式投資を始める人におすすめの証券会社を3つ紹介します。
楽天証券はほかの楽天サービスとも連携できるため、普段から楽天ポイントを活用している人におすすめの証券会社です。
楽天証券の株取引は手数料も低く、アプリなどツールの使いやすさに定評があります。また、楽天証券では2023年10月1日(10月2日約定分)から国内株式(現物・信用)取引手数料が無料になる「ゼロコース」が開始。手数料コースをゼロコースに変更すれば、誰でも利用可能です。
また、貯まった楽天ポイントを国内株式(現物取引)の購入代金と手数料に利用できます。
SBI証券は株式投資の手数料の安さもさることながら、貯めるポイントが選べる点でも人気の証券会社です。
SBI証券でも2023年9月30日以降、3つの報告書の受取方法を全て「郵送」から「電子交付」に切り替えれば取引代金に関わらず国内株式の取引手数料が無料になります(詳細はこちら)。初心者でも使いやすいと定評があります。
また手数料プランによってはTポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイルのいずれかが貯まります。貯めるポイントを選べるのがSBI証券ならではのメリットです。
取り扱っている外国株式が9カ国と多い点も魅力といえるでしょう。
マネックス証券は、米国株式をメインに取引したい方におすすめの証券会社です。
国内株の取引手数料の無料プランはありませんが、取引ごとに手数料がかかるプランは楽天証券、SBI証券と同様に安く設定されおり、取引コストを抑えながら投資が可能です。
マネックス証券の大きな特徴は米国株取引の優位性にあります。他の証券会社では買付時に為替手数料がかかりますが、マネックス証券ではかかりません。そのため、よりコストを抑えることが可能です。
米国株取引を有利に進めたいなら、マネックス証券を検討してみましょう。
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株式投資を始め、運用にはリスクが必ずあります。ただし運用におけるリスクの内容とその対処法を押さえておくことで、考えられるリスクを最小限に抑えられます。
本文で紹介した内容を参考にして、ぜひ株式投資を始めてみましょう。
株は他の投資と比べてリスクが高い?
リスクの程度としては中~高程度です
株式投資は一般的にはハイリスクともいわれますが、銘柄によってリスクそしてリターンは大きく異なります。
株式投資よりもリスクが高い運用商品としては暗号資産(仮想通貨)やFX(外国為替証拠金取引)が挙げられます。
リスクオン・リスクオフってなに?
リスクオン…リスクの高い商品に資金が集まる、リスクオフ…リスクの低い資産に資金が集まる
リスクオンとは、株式投資など比較的リスクの高い商品に資金が集まること。反対にリスクオフとは、リスクの低い資産に資金が集まることをいいます。
一般的にリスクオフの状況では安定した資産に資金が集まるため、リスク資産である株価は下がる可能性があります。
いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
楽天証券
松井証券
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注意すべき株式投資6つのリスクとは?対処法も徹底解説
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