楽天・インデックス・バランス・ファンド (株式重視型)の特徴 |
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この1本で日本を含む全世界の株式および投資適格債券へ分散投資できます | ||
信託報酬 | 純資産総額 | 基準価額 |
0.1320% | 285.5憶円 | 13,780円 |
主な取扱金融機関 | ||
SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 |
松井証券 | マネックス証券 |
目次
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)は、日本を含む全世界の株式および投資適格債券(元金や利子の支払いが確実と見込まれる、信用力の高い債券)へ分散投資を行うインデックス型のバランスファンドです。
全世界株式と投資適格債券、それぞれのベンチマーク(投資信託を運用する上で目標とする指標)に連動する運用成果を目指します。
株式重視型なので、各資産の基本配分は、株式70%、債券30%(2023年1月13日時点)となっています。
上記銘柄の基本的な情報は下表のとおりです。
銘柄名 | 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)《楽天インデックスバランス(株式重視型)》 | |
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運用会社 | 楽天投信投資顧問 | |
投資対象 | 日本を含む全世界の株式および投資適格債券 | |
買付単位 | 100円以上1円単位 | |
売却単位 | 100円以上1円単位 | |
買付手数料 | なし | |
分配金利回り | 3年積立収益率 +8.2% | |
ベンチ マーク |
全世界 株式 |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
全世界 債券 |
ブルームバーグ・グローバル総合インデックス (為替ヘッジあり) |
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設定日 | 2018年7月20日 | |
運用方針 | インデックス・バランス (株式7割、債券3割) |
ファンドの運用実績を見ると、そのファンドに投資して利益がどのくらい出ているかがわかります。また、同じベンチマークを持つファンドの同期間の利益と比較すると、どちらのファンドがより効率よく運用できているかもわかります。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の期間3年の積立運用実績を紹介します。
積立運用実績※1 (期間3年) |
779,323円 (+8.2%) |
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基準価額 | 13,780円 |
純資産総額 | 285.5憶円 |
毎月2万円ずつ3年間積み立てると72万円が77万9,323円(+5万9,323円)になりました。3年積立収益率は8.2%です。
この1銘柄で株式70%、債券30%(2023年1月13日時点)の資産配分で分散投資ができ、それぞれ以下のベンチマーク(指標)に連動する運用成果を目指します。
■全世界株式:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
小型株から大型株まで網羅する全世界の株価指数(時価総額加重平均型)。構成銘柄は、日本を含む先進国や新興国の株式(中国、インドなど)など、およそ 8,000銘柄(2022年9月30日現在)。
■世界債券:ブルームバーグ・グローバル総合インデックス
日本を含む世界の投資適格債券の代表的な指数。構成銘柄は、世界の国、政府、企業などが発行する債券。
各資産の主な投資先比率(2023年2月時点)は次のとおりです。
ちなみに債券は為替ヘッジを行い、外貨建資産の為替変動リスクの軽減を図ります。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の運用実績は以下のとおりです。
運用実績 | 最大益 | 最大損 |
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積立期間中(1年) | 2,461円 (+1.1%) |
-5,893円 (-3.3%) |
積立期間中(3年) | 77,178円 (+18.4%) |
0円 (0%) |
基準価額とは、投資信託の値段のことです。1口または1万口当たりの値段が表示されます。販売当初は1万口1万円で設定されることが多く、その後運用成果により変動します。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の現時点(2023年4月7日)の基準価額は13,780円で、1万円で設定以来37.8%上昇しています。
決算日 | 基準価額 |
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2019年4月15日 | 10,262円(+2.62%) |
2020年4月15日 | 9,638円(-3.62%) |
2021年4月15日 | 13,006円(+30.06%) |
2022年4月15日 | 14,095円(+40.95%) |
基準価額は、ファンド保有の資産が値上がりすれば上昇します。
基準価額が一時マイナスになる時期(新型コロナ流行当初など)もありましたが、その後は上昇しました。近年上下動はしているものの、ファンド設定来と比べると保有資産は増えています。
純資産総額とは、ファンドが運用している資産(株式や債券など)の時価総額に、その他の収入(利息や配当金など)を加え、運用費用などを差し引いた金額で、いわゆるファンドの規模です。
そのため、ファンドの換金(売却)などで投資信託の信託財産が減る、あるいは運用資産が値下がりするなどの時に純資産総額は減少します。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の現時点(2023年4月7日)の純資産総額は285.5憶円、設定来の推移は次のとおりです。
決算日 | 純資産総額 |
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2019年4月15日 | 7.96憶円 |
2020年4月15日 | 31.82憶円 |
2021年4月15日 | 103.47億円 |
2022年4月15日 | 227.8憶円 |
■純資産総額と基準価額の推移グラフ(設定来)
純資産総額は全体的にみると右肩上がりに推移しているため、ファンドの保有資産が増えており、投資家からの一定の支持のもとにファンドが購入されていることなどが考えられます。
このファンドは、以下のようなポイントにあてはまる人に向いているでしょう。
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)はつみたてNISAで購入できます。つみたてNISAで購入すれば、運用から得られる利益が非課税になるメリットが享受できます。
また、つみたてNISAなら、毎月買うタイミングを分散させることができるため、基準価額が高い時に一度にたくさん購入してしまう失敗を防げます。
つみたてNISAで上記銘柄を取扱っている主な金融機関は、下表のとおりです。
証券 会社名 |
銘柄 本数 |
最低積立金額 | その他 |
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SBI証券 | 190 | 100円 |
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楽天証券 | 188 | 100円 |
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auカブコム証券 | 184 | 100円 |
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松井証券 | 187 | 100円 |
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マネックス 証券 |
167 | 100円 |
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上記銘柄の取扱いがあるSBI証券を例に、つみたてNISAでの購入方法を見ていきましょう。
「目論見書」と「目論見書補完書面」をクリックし出てくる内容を確認すると、確認画面へのボタンで次へ進めます。
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「楽天インデックス・シリーズ」は楽天投信投資顧問のインデックス・ファンドのシリーズです。
効率的に分散投資をするETF(上場投資信託)等を活用して、低コストで長期的な国際分散投資に向くシリーズを目指しています。
楽天インデックス・シリーズには下記の銘柄があります。
国内 | 海外 | |
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株式 | - | 楽天・VTI 全米株式 |
楽天・VWO 新興国株式 |
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楽天・VYM 米国高配当株式 |
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楽天・VXUS 全世界株式(除く米国) | ||
楽天・VT 全世界株式 | ||
債券 | 楽天全世界債券全世界債券(為替ヘッジあり) | |
バランス | 楽天インデックス・バランス(株式重視型) ※資産配分 株式70%、債券30% |
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楽天インデックス・バランス(均等型) ※資産配分 株式50%、債券50% |
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楽天インデックス・バランス(債券重視型) ※資産配分 株式30%、債券70% |
このシリーズは、国内資産(株式・債券)のみのインデックス・ファンドがないことが特徴です。
そのため、日本の株式や債券へ投資したい時は、全世界(日本を含む)株式や全世界(日本を含む)債券を投資対象とするファンド、あるいはバランスファンドを購入することで国際分散投資ができます。
複数の資産クラスへ投資するには、3種類あるバランスファンド(複合資産)から選ぶか、資産クラスの異なる銘柄を好きな割合で組み合わせることもできます。
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楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の売り方は?
口座管理画面で銘柄を選び、「取引」「売却」をタップすればいつでも自由に売却できます。
ただし、つみたてNISAで購入できるのは、金融庁の定めた基準をクリアした長期・積立・分散投資に向く投資信託なので、短期で売却せずに、必要に応じて必要な金額分だけ売却するとよいでしょう。
バランスファンドに積立するメリットは?
1銘柄買うだけで、複数の資産(株式と債券)へ分散投資ができることです。
投資に値動きはつきものですが、長期で分散投資をするとリスク軽減効果があるといわれています。また、定期的に資産を見直して、資産配分(株式と債券の割合)を維持し続けていくことも重要です。
長期でバランスファンドへ積立投資をすると、長期分散投資効果、および資産配分を一定に保つ効果の両方が期待できます。
楽天インデックス・バランス・ファンドは、日本を含む全世界の株式へ投資しながら、信用力の高い世界の債券へも分散投資できるのが利点です。
株式とは値動きが異なり、値動きの幅が比較的小さい債券へも投資することで、資産全体のリスク軽減効果が期待できます。
債券の組み入れ比率が高いほどリスクとリターンは低くなると考えられ、7割を株式投資する株式重視型は、楽天インデックス・バランス・ファンドの中では、比較的高いリターンを期待するファンドといえます。
実際に投資する時は「交付目論見書」(投資信託の説明書)を確認してから積立すると良いでしょう。当ファンドの交付目論見書は下記からアクセスできます。
いざ、投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
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楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の評価・評判・利回り
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最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
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