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国内の個別株を取引したいと思っても、どこの証券会社で取引をしたらよいか手数料の違いがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、国内の株取引を始めたい人がスムーズに始められるように、手数料の安いおすすめの証券会社をランキング形式で紹介します。
証券会社は大別するとネット証券と対面証券があります。
ネット証券は、主にインターネットを通して取引を行う証券会社で、実店舗を持たないため人件費や設備費などが抑えられ手数料を安くできるメリットがあります。
一方、対面証券は街中に実店舗を持ち、顧客に対面サービスを提供できますが、手数料は高くなりがちです。
実際に比較すると、両者の手数料額には大きな違いがあります。たとえば、フジテレビなどを傘下に持つフジ・メディアホールディングスの株式を1単元(100株)購入した場合の手数料は下表のとおりです。
株価:1,595円(2023年9月22日時点)
→最低購入金額:159,500円
■上記銘柄を購入する場合の手数料
手数料で証券会社を選ぶ場合は、ネット証券から選ぶと良いでしょう。
ネット証券で国内株式を買ったり売ったりする際には、どちらの場合も取引手数料がかかります。
その取引手数料の支払方法には次の2つのパターンがあります。
そこで、まずはネット証券の1取引ごとに手数料がかかるプランを比較してみましょう。
金融機関名 | 取引代金 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
~5 万円 |
~10 万円 |
~20 万円 |
~50 万円 |
~100 万円 |
~150 万円 |
~300 万円 |
~3,000 万円 |
|
SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 |
条件達成で0円(2023年9月30日注文分~) | ||||||||
楽天証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 |
ゼロコース選択で0円(2023年10月2日約定分~) | ||||||||
SBIネオトレード証券 | 50円 | 88円 | 100円 | 198円 | 374円 | 440円 | 660円 | 880円 |
DMM株(DMM.com証券) | 55円 | 88円 | 106円 | 198円 | 374円 | 440円 | 660円 | 880円 |
GMOクリック証券 | 50円 | 90円 | 100円 | 260円 | 460円 | 550円 | 880円 | 880円 |
マネックス 証券 |
55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 |
auカブコム 証券 |
55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 約定金額×0.099%+99円 【上限:4,059円】 |
||
岡三オン ライン |
108円 | 108円 | 220円 | 385円 | 660円 | 1,100円 | 1,650円 | 100万円増加ごとに 330円追加 【上限3,300円】 |
松井証券 | 1取引ごとプランの取扱なし |
上表の中で、1取引ごとの手数料プランはどこが最安なのでしょうか?ランキング形式で紹介します。
順位 | 証券会社 |
---|---|
SBI証券 (9/30取引分~条件達成で手数料無料!) 楽天証券 (10/2約定文~「ゼロコース」選択で手数料無料!) |
|
SBIネオトレード証券 (最安水準の手数料だったが、今後は上位2社よりやや割高に) |
続いて、ネット証券の1日定額プランの手数料を比較してみましょう。
金融機関名 | 1日の取引代金の合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|
~50 万円 |
~100 万円 |
~150 万円 |
~200 万円 |
~300 万円 |
|
SBI証券 | 0円 | 0円 | 1,238円 | 1,238円 | 1,691円 |
条件達成で0円(2023年9月30日注文分~) | |||||
楽天証券 | 0円 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 |
ゼロコース選択で0円(2023年10月2日約定分~) | |||||
SBIネオトレード証券 | 0円 | 0円 | 880円 | 1,100円 | 1,540円 |
GMOクリック証券 | 0円 | 0円 | 1,238円 | 1,238円 | 1,691円 |
岡三オンライン | 0円 | 0円 | 1,430円 | 1,430円 | 1,980円 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 |
松井証券 | 0円 | 1,100円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 |
マネックス証券 | 550円 | 550円 | 2,750円 | 2,750円 | 2,750円 |
DMM株 | 定額プランの取扱なし |
1日定額プランについても、上表から手数料の安い順にランキング形式で紹介します。
順位 | 証券会社 |
---|---|
SBI証券 (9/30取引分~条件達成で手数料無料!) 楽天証券 (10/2約定文~「ゼロコース」選択で手数料無料!) |
|
SBIネオトレード証券 (最安水準の手数料だったが、今後は上位2社よりやや割高に) |
ちなみに、先述した2つの手数料プランからどちらか1つを選び投資をしますが、投資スタイルの変化などに合わせて柔軟にプラン変更ができた方が便利です。
そのため、1つのプランしか取り扱っていない2社(松井証券、DMM株)は、2つのプランがある証券会社と比べて、この記事でのランキングは低くすべきでしょう。
ネット証券の中には、取引手数料に応じてポイントがもらえるお得なサービスを行っている会社もあります。ここまで紹介してきたネット証券には、お得なサービスはあるのでしょうか。下表にまとめました。
証券会社名 | ポイントサービス | 付与対象の取引 |
---|---|---|
SBI証券 | あり | スタンダード プラン (1取引ごと プラン) |
楽天証券 | あり | 超割コース (1取引ごと プラン) |
DMM株 | あり | 1取引ごとプラン |
松井証券 | あり※1 | 1日定額プラン※1 |
マネックス証券 | あり | 1日定額プラン 1取引ごとプラン |
SBIネオトレード証券 | なし | - |
GMOクリック証券 | なし | - |
岡三オンライン | なし | - |
auカブコム証券 | なし※2 | - |
ポイントサービスがある証券会社は、SBI証券、楽天証券、DMM株、松井証券、マネックス証券の5社です。
これまでの解説をもとに、国内株式の手数料プランが安くお得に取引できるネット証券ランキングTOP5を紹介します。
国内株式 1取引ごとの手数料(スタンダードプラン) | |||
---|---|---|---|
~5万円 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 |
55円 | 99円 | 115円 | 275円 |
~100万円 | ~150万円 | ~3000万円 | 3000万円超 |
535円 | 640円 | 1,013円 | 1,070円 |
条件達成で約定代金に関わらず、手数料0円! (2023年9月30日注文分~) |
|||
国内株式 1日定額プラン(アクティブプラン) | |||
~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~200万円 |
0円 | 0円 | 1,238円 | 1,238円 |
~300万円 | 以降100万円ごと | ||
1,691円 | +295円 | ||
条件達成で約定代金に関わらず、手数料0円! (2023年9月30日注文分~) |
※主要提携銀行とメリット
<SBI証券とは?>
1944年創業の証券会社をソフトバンクなどが子会社にして1999年にインターネット取引サービスを開始。現在はネット証券業界最大手の証券会社。
同じSBIグループのSBIネオトレード証券と比べ、株式以外にも債券、投資信託など幅広い商品ラインアップが特徴。
合わせてこちらもチェック!
国内株式 1取引ごとの手数料(超割コース) | |||
---|---|---|---|
~5万円 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 |
55円 | 99円 | 115円 | 275円 |
~100万円 | ~150万円 | ~3000万円 | 3000万円超 |
535円 | 640円 | 1,013円 | 1,070円 |
国内株式 1日定額プラン(いちにち定額コース) | |||
~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~200万円 |
0円 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 |
~300万円 | 以降100万円ごと | ||
3,300円 | +1,100円 | ||
2023年10月1日~「ゼロコース」を選択可能! 約定代金に関わらず手数料0円になる! (適用は2023年10月2日約定分~) |
※主な連携メリット
<楽天証券とは?>
1999年3月に設立、6月からインターネットでの有価証券の売買などの業務を開始。SBI証券と並び、ネット証券最大手の証券会社。
合わせてこちらもチェック!
国内株式 1取引ごとの手数料 | |||
---|---|---|---|
~5万円 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 |
50円 | 88円 | 100円 | 198円 |
~100万円 | ~150万円 | ~3000万円 | 3000万円超 |
374円 | 440円 | 660円 | 880円 |
国内株式 1日定額プラン | |||
~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~200万円 |
0円 | 0円 | 880円 | 1,100円 |
~300万円 | 以降100万円ごと | ||
1,540円 | +295円 |
※主な連携メリット
<SBIネオトレード証券とは?>
1948年創業の証券会社を基に、2011年にインターネット専業証券会社ライブスター証券としてサービスを開始しました。その後2020年にSBIグループに入り、翌2021年SBIネオトレード証券へと社名変更しました。
国内株式 1取引ごとの手数料 | |||
---|---|---|---|
~5万円 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 |
50円 | 90円 | 100円 | 260円 |
~100万円 | ~150万円 | ~3000万円 | 3000万円超 |
460円 | 550円 | 880円 | 930円 |
国内株式 1日定額プラン | |||
~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~200万円 |
0円 | 0円 | 1,238円 | 1,238円 |
~300万円 | 以降100万円ごと | ||
1,691円 | +295円 |
※主な連携メリット
<GMOクリック証券とは?>
2005年10月に設立され、2006年5月からオンライン証券取引サービスを開始しました。
国内株式 1取引ごとの手数料 | |||
---|---|---|---|
~5万円 | ~10万円 | ~20万円 | ~50万円 |
55円 | 99円 | 115円 | 275円 |
~100万円 | 100万円超 | ||
535円 | 約定金額×0.099%(税込)+99円 【上限4,059円】 |
||
国内株式 1日定額プラン | |||
~50万円 | ~100万円 | ~150万円 | ~200万円 |
0円 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 |
~300万円 | ~400万円 | ~500万円 | 以降100万円ごと |
3,300円 | 4,400円 | 5,500円 | +1,100円 |
※主な連携メリット
<auカブコム証券とは?>
1999年11月に株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)グループが出資して設立。2019年4月にKDDI株式会社の子会社も出資して、同年12月に現在の社名に変更。
国内株式の手数料は、ネット証券が割安です。手数料には2つのパターン(1取引ごと・1日定額)があり、どちらにも対応している証券会社なら、途中で投資スタイルが変化しても安心です。
年齢によっては手数料が無料になる証券会社もあるので、利用できる人は活用するとお得に投資ができます。
主に国内株式のみへ投資をする人は「取引手数料の安さ重視」で、長期的に資産形成を目指す人は「国内株以外の金融商品、非課税口座への対応、サービスの充実度も考慮」して、自分に合った証券会社を選びましょう。
合わせてこちらもチェック!
証券会社で株式投資を行う場合、どんな手数料がかかる?
株式は、買う時と売る時、どちらも証券会社に取引手数料がかかります
証券会社には主にネット証券と対面証券があり、ネット証券の方が取引手数料は安い傾向にあります。
取引手数料には2パターン(1取引ごと・1日定額)があります。各パターンの有無や手数料の金額は証券会社によって異なります。
証券会社で株式投資を行う場合、手数料はいつかかる?
株式の受渡日です
株式の受渡日は、約定日(株式の買い注文や売り注文が成立した日)の3営業日後(約定日含む)です。株式の代金の受渡しとともに手数料が清算されます。
たとえば、株式代金10万円、手数料99円で売買すると、受渡日の証券会社口座での出入金はそれぞれ次のとおりです。
株の購入:10万99円の引き落とし
株の売却:9万9901円の入金
いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
楽天証券
松井証券
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【2023最新】安いのはどこ?証券会社の国内株式手数料ランキング!
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