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最終更新:2023年09月28日

【2023最新】安いのはどこ?証券会社の国内株式手数料ランキング!

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【2023最新】安いのはどこ?証券会社の国内株式手数料ランキング!
岩永 真理 ファイナンシャル・プランナー

この記事は5分で読めます

国内の個別株を取引したいと思っても、どこの証券会社で取引をしたらよいか手数料の違いがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、国内の株取引を始めたい人がスムーズに始められるように、手数料の安いおすすめの証券会社をランキング形式で紹介します。

目次を開く

証券会社の国内株式売買手数料の比較ポイント

①ネット証券と対面証券を比較

証券会社は大別するとネット証券と対面証券があります。

ネット証券と対面証券の比較

ネット証券は、主にインターネットを通して取引を行う証券会社で、実店舗を持たないため人件費や設備費などが抑えられ手数料を安くできるメリットがあります。

一方、対面証券は街中に実店舗を持ち、顧客に対面サービスを提供できますが、手数料は高くなりがちです。

実際に比較すると、両者の手数料額には大きな違いがあります。たとえば、フジテレビなどを傘下に持つフジ・メディアホールディングスの株式を1単元(100株)購入した場合の手数料は下表のとおりです。

例:フジ・メディアホールディングスの株式を購入する場合

株価:1,595円(2023年9月22日時点)
→最低購入金額:159,500円

■上記銘柄を購入する場合の手数料

  • ネット証券の場合:数十円~百数十円程度
  • 対面証券の場合:数百円~千数百円程度

手数料で証券会社を選ぶ場合は、ネット証券から選ぶと良いでしょう。

②【1取引ごと】ネット証券の手数料プランの安さを比較

ネット証券で国内株式を買ったり売ったりする際には、どちらの場合も取引手数料がかかります。

その取引手数料の支払方法には次の2つのパターンがあります。

1取引ごとプラン(1取引ごとに手数料がかかります)と1日定額プラン(1日の取引代金の合計額に応じて手数料がかかります)

そこで、まずはネット証券の1取引ごとに手数料がかかるプランを比較してみましょう。

横にスクロール
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金融機関名 取引代金
~5
万円
~10
万円
~20
万円
~50
万円
~100
万円
~150
万円
~300
万円
~3,000
万円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円
条件達成で0円(2023年9月30日注文分~)
楽天証券 55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円
ゼロコース選択で0円(2023年10月2日約定分~)
SBIネオトレード証券 50円 88円 100円 198円 374円 440円 660円 880円
DMM株(DMM.com証券) 55円 88円 106円 198円 374円 440円 660円 880円
GMOクリック証券 50円 90円 100円 260円 460円 550円 880円 880円
マネックス
証券
55円 99円 115円 275円 535円 640円 1,013円 1,013円
auカブコム
証券
55円 99円 115円 275円 535円 約定金額×0.099%+99円
【上限:4,059円】
岡三オン
ライン
108円 108円 220円 385円 660円 1,100円 1,650円 100万円増加ごとに
330円追加
【上限3,300円】
松井証券 1取引ごとプランの取扱なし
  • 9月22日時点の情報(手数料は税込み表記)

上表の中で、1取引ごとの手数料プランはどこが最安なのでしょうか?ランキング形式で紹介します。

□1取引ごとの手数料が安いネット証券ランキング
順位 証券会社
1位 SBI証券
(9/30取引分~条件達成で手数料無料!)
楽天証券
(10/2約定文~「ゼロコース」選択で手数料無料!)
3位 SBIネオトレード証券
(最安水準の手数料だったが、今後は上位2社よりやや割高に)

③【1日定額】ネット証券の手数料プランの安さを比較

続いて、ネット証券の1日定額プランの手数料を比較してみましょう。 

横にスクロール
金融機関名 1日の取引代金の合計
~50
万円
~100
万円
~150
万円
~200
万円
~300
万円
SBI証券 0円 0円 1,238円 1,238円 1,691円
条件達成で0円(2023年9月30日注文分~)
楽天証券 0円 0円 2,200円 2,200円 3,300円
ゼロコース選択で0円(2023年10月2日約定分~)
SBIネオトレード証券 0円 0円 880円 1,100円 1,540円
GMOクリック証券 0円 0円 1,238円 1,238円 1,691円
岡三オンライン 0円 0円 1,430円 1,430円 1,980円
auカブコム証券 0円 0円 2,200円 2,200円 3,300円
松井証券 0円 1,100円 2,200円 2,200円 3,300円
マネックス証券 550円 550円 2,750円 2,750円 2,750円
DMM株 定額プランの取扱なし
  • 9月22日時点の情報(手数料は税込み表記)

1日定額プランについても、上表から手数料の安い順にランキング形式で紹介します。

□1日定額の手数料が安い証券会社ランキング
順位 証券会社
1位 SBI証券
(9/30取引分~条件達成で手数料無料!)
楽天証券
(10/2約定文~「ゼロコース」選択で手数料無料!)
3位 SBIネオトレード証券
(最安水準の手数料だったが、今後は上位2社よりやや割高に)

ちなみに、先述した2つの手数料プランからどちらか1つを選び投資をしますが、投資スタイルの変化などに合わせて柔軟にプラン変更ができた方が便利です。

そのため、1つのプランしか取り扱っていない2社(松井証券、DMM株)は、2つのプランがある証券会社と比べて、この記事でのランキングは低くすべきでしょう。

ポイントが貯まるお得さも要チェック

ポイントが貯まるお得さも要チェック

ネット証券の中には、取引手数料に応じてポイントがもらえるお得なサービスを行っている会社もあります。ここまで紹介してきたネット証券には、お得なサービスはあるのでしょうか。下表にまとめました。

□国内株式の取引でポイントをもらえる?
証券会社名 ポイントサービス 付与対象の取引
SBI証券 あり スタンダード
プラン
(1取引ごと
プラン)
楽天証券 あり 超割コース
(1取引ごと
プラン)
DMM株 あり 1取引ごとプラン
松井証券 あり※1 1日定額プラン※1
マネックス証券 あり 1日定額プラン
1取引ごとプラン
SBIネオトレード証券 なし -
GMOクリック証券 なし -
岡三オンライン なし -
auカブコム証券 なし※2 -
  • 1…証券口座新を新規開設した人限定・2023年9月29日まで
  • 2…ポイント付与はないが、ポイントを使用して株式を購入することは可能
  • 2023年9月22日時点

ポイントサービスがある証券会社は、SBI証券、楽天証券、DMM株、松井証券、マネックス証券の5社です。

証券会社手数料ランキングTOP5

これまでの解説をもとに、国内株式の手数料プランが安くお得に取引できるネット証券ランキングTOP5を紹介します。

1位SBI証券

国内株式 1取引ごとの手数料(スタンダードプラン)
~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円
55円 99円 115円 275円
~100万円 ~150万円 ~3000万円 3000万円超
535円 640円 1,013円 1,070円
条件達成で約定代金に関わらず、手数料0円!
(2023年9月30日注文分~)
国内株式 1日定額プラン(アクティブプラン)
~50万円 ~100万円 ~150万円 ~200万円
0円 0円 1,238円 1,238円
~300万円 以降100万円ごと
1,691円 +295円
条件達成で約定代金に関わらず、手数料0円!
(2023年9月30日注文分~)
  • 2023年9月22日時点(手数料は税込み表記)
SBI証券のここがおすすめ
  • 2023年9月30日(同日発注分)~、国内株式(現物・信用、単元未満株:S株)の取引手数料が無料になる「ゼロ革命」を開始!
  • インターネットコース(プランC含む)利用かつ取引報告書&交付書面を全て電子交付に切り替えれば約定代金に関わらず売買手数料がゼロ円になってお得!
  • 国内株式だけじゃない!外国株式(9カ国)や投資信託など豊富な取扱商品
  • 対象の銀行との連携メリットあり!

※主要提携銀行とメリット

  • 住信SBIネット銀行…投資を便利に行える「リアルタイム出金」など
  • SBI新生銀行…普通預金金利の優遇(税引き前0.10%・2023年4月時点)など

<SBI証券とは?>

1944年創業の証券会社をソフトバンクなどが子会社にして1999年にインターネット取引サービスを開始。現在はネット証券業界最大手の証券会社。

同じSBIグループのSBIネオトレード証券と比べ、株式以外にも債券、投資信託など幅広い商品ラインアップが特徴。

SBI証券に向いている人(国内株式だけでなく、そのほかの金融商品にも興味がある人・コストを気にせず株式投資を始めたい人・Tポイントなどのポイントをお得に貯めたい人)

合わせてこちらもチェック!

2位楽天証券

国内株式 1取引ごとの手数料(超割コース)
~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円
55円 99円 115円 275円
~100万円 ~150万円 ~3000万円 3000万円超
535円 640円 1,013円 1,070円
国内株式 1日定額プラン(いちにち定額コース)
~50万円 ~100万円 ~150万円 ~200万円
0円 0円 2,200円 2,200円
~300万円 以降100万円ごと
3,300円 +1,100円
2023年10月1日~「ゼロコース」を選択可能!
約定代金に関わらず手数料0円になる!
(適用は2023年10月2日約定分~)
  • 2023年9月22日時点(手数料は税込み表記)
楽天証券のここがおすすめ
  • 2023年10月1日(10月2日約定分)から国内株式(現物・信用)取引手数料が無料になる「ゼロコース」開始(手数料コースをゼロコースに変更すれば、誰でも利用可能)!
  • 単元未満株「かぶミニ™」売買手数料も無料化(手数料とは別にスプレッドがある)
  • 楽天銀行との連携メリットあり!!

※主な連携メリット

  • 普通預金金利の優遇(税引き前最大0.10%・2023年5月時点)
  • ATM手数料が月最大7回無料

<楽天証券とは?>

1999年3月に設立、6月からインターネットでの有価証券の売買などの業務を開始。SBI証券と並び、ネット証券最大手の証券会社。

楽天証券に向いている人(楽天ポイントを活用して投資したい人・国内株式だけでなく、そのほかの金融商品にも興味がある人)
  • 楽天ポイントは国内株式の購入代金や手数料に利用できます。NISAでもポイント投資が可能です。

合わせてこちらもチェック!

3位SBIネオトレード証券

国内株式 1取引ごとの手数料
~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円
50円 88円 100円 198円
~100万円 ~150万円 ~3000万円 3000万円超
374円 440円 660円 880円
国内株式 1日定額プラン
~50万円 ~100万円 ~150万円 ~200万円
0円 0円 880円 1,100円
~300万円 以降100万円ごと
1,540円 +295円
  • 2023年9月22日時点(手数料は税込み表記)
SBIネオトレード証券のここがおすすめ
  • 手数料プランはどちらも業界で最安に近い水準
  • SBI新生銀行との連携メリットあり!

※主な連携メリット

  • 普通預金金利の優遇(税引き前0.10%・2023年4月時点)
  • ネットによる他行宛振込手数料無料(50回/月)

<SBIネオトレード証券とは?>

1948年創業の証券会社を基に、2011年にインターネット専業証券会社ライブスター証券としてサービスを開始しました。その後2020年にSBIグループに入り、翌2021年SBIネオトレード証券へと社名変更しました。

SBIネオトレード証券に向いている人(国内株式を中心に取引したい人・国内株式の取引手数料の安さで証券会社を選びたい人)

4位GMOクリック証券

国内株式 1取引ごとの手数料
~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円
50円 90円 100円 260円
~100万円 ~150万円 ~3000万円 3000万円超
460円 550円 880円 930円
国内株式 1日定額プラン
~50万円 ~100万円 ~150万円 ~200万円
0円 0円 1,238円 1,238円
~300万円 以降100万円ごと
1,691円 +295円
  • 2023年9月22日時点(手数料は税込み表記)
GMOクリック証券のここがおすすめ
  • どちらの手数料も業界で低水準
  • 28歳まで国内株式の取引手数料が無料
  • GMOあおぞらネット銀行との連携メリットあり!

※主な連携メリット

  • 普通預金金利の優遇(税引き前0.11%・2023年5月時点)

<GMOクリック証券とは?>

2005年10月に設立され、2006年5月からオンライン証券取引サービスを開始しました。

GMOクリック証券に向いている人(国内株式を低コストで取引したい人・手数料が無料になる27歳以下の人)
  • 27歳以下取引手数料無料については、28歳の誕生日前日の約定(売買取引成立)分まで現物取引手数料が無料になります。

5位auカブコム証券

国内株式 1取引ごとの手数料
~5万円 ~10万円 ~20万円 ~50万円
55円 99円 115円 275円
~100万円 100万円超
535円 約定金額×0.099%(税込)+99円
【上限4,059円】
国内株式 1日定額プラン
~50万円 ~100万円 ~150万円 ~200万円
0円 0円 2,200円 2,200円
~300万円 ~400万円 ~500万円 以降100万円ごと
3,300円 4,400円 5,500円 +1,100円
  • 2023年9月22日時点(手数料は税込み表記)
auカブコム証券のここがおすすめ
  • 1取引ごとの手数料は業界で安い水準
  • 25歳以下、現物株式の取引手数料が無料
  • auじぶん銀行との連携メリットあり!

※主な連携メリット

  • 普通預金金利の優遇(税引き前0.10%・2023年5月時点)

<auカブコム証券とは?>

1999年11月に株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)グループが出資して設立。2019年4月にKDDI株式会社の子会社も出資して、同年12月に現在の社名に変更。

auカブコム証券に向いている人(auの通信サービスを契約中の人・25歳以下で手数料が無料になる人・一度に多額の国内株式を取引する予定がない人)
  • auの通信サービス契約者はau IDの登録で、国内現物株式手数料(取引ごと・1日定額とも)が1%割引になります(「auで株式割」)。

投資スタイルやサービス内容を比較し、自分に合う証券会社を選ぼう!

国内株式の手数料は、ネット証券が割安です。手数料には2つのパターン(1取引ごと・1日定額)があり、どちらにも対応している証券会社なら、途中で投資スタイルが変化しても安心です。

年齢によっては手数料が無料になる証券会社もあるので、利用できる人は活用するとお得に投資ができます。

主に国内株式のみへ投資をする人は「取引手数料の安さ重視」で、長期的に資産形成を目指す人は「国内株以外の金融商品、非課税口座への対応、サービスの充実度も考慮」して、自分に合った証券会社を選びましょう。

合わせてこちらもチェック!

証券会社の手数料に関するよくある質問

証券会社で株式投資を行う場合、どんな手数料がかかる?

株式は、買う時と売る時、どちらも証券会社に取引手数料がかかります

証券会社には主にネット証券と対面証券があり、ネット証券の方が取引手数料は安い傾向にあります。

取引手数料には2パターン(1取引ごと・1日定額)があります。各パターンの有無や手数料の金額は証券会社によって異なります。

証券会社で株式投資を行う場合、手数料はいつかかる?

株式の受渡日です

株式の受渡日は、約定日(株式の買い注文や売り注文が成立した日)の3営業日後(約定日含む)です。株式の代金の受渡しとともに手数料が清算されます。

たとえば、株式代金10万円、手数料99円で売買すると、受渡日の証券会社口座での出入金はそれぞれ次のとおりです。

株の購入:10万99円の引き落とし

株の売却:9万9901円の入金

どこで
口座開設したらよいの?

いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。

  • 総合力で選ぶなら!

    SBI証券

    • 2023年9月30日から国内株式の取引手数料が誰でも完全無料!
    • ワンコインから投資ができる!サービスの充実度は業界トップクラス
    • 国内株式個人取引シェア1位を獲得(2022年4~9月)!総合力に秀でた証券会社
  • 新規口座開設数No.1

    楽天証券

    • 2023年10月1日から手数料ゼロコース選択で国内株手数料無料!
    • 新規口座開設数ナンバーワン!(過去5年累計、2023年3月30日時点)初心者向けサービスも充実
    • プロも太鼓判を押す取引アプリが無料で利用できる!使い勝手抜群
  • 初心者にやさしい証券会社

    松井証券

    • 株主優待名人の桐谷さんが30年愛用する証券会社
    • 1日50万円まで取引手数料0円!少額で投資を始めるのに最適
    • 銘柄の探し方などの株式投資の悩みを無料相談できる“株の取引相談窓口”がある

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