※このページはプロモーションを含みます
この記事は10分で読めます
楽天証券では、ポイント投資を利用できます。ポイント投資を活用することで、楽天ポイントを使って効率的に投資することも可能です。
ポイント投資の活用方法や注意点などを知りたい方も多いでしょう。この記事では、楽天証券のポイント投資の特徴や、楽天ポイントだけで投資する方法について、わかりやすく解説します。
目次
楽天証券のポイント投資とは、楽天グループのサービスで貯まるポイントを使って、さまざまな投資商品を購入できるサービスのことです。
ポイント投資をするためには、証券口座のコースを「楽天ポイントコース」に設定する必要がある点に注意しましょう。
楽天ポイントは1ポイント=1円として投資に使用できるため、楽天ポイントがあれば現金を使わずに投資することも可能です。また、楽天ポイントと現金を組み合わせて使用できるので、ポイント保有数に合わせて柔軟に投資方法を選べます。
ポイントで投資できる商品カテゴリは投資信託、国内株式(現物)、米国株式(現物・円貨)、バイナリーオプションの4種類です。各商品カテゴリの最低投資額は下表のとおりです。
楽天ポイントで投資可能な商品 | 最低投資額 (1円=1ptで使用可) |
---|---|
投資信託 | 100円から |
国内株式(現物) | 1,000円から (単元未満株取引) |
米国株式(現物・円貨) | 各銘柄1株から |
バイナリーオプション | 1枚(最大999円)から 購入可能 |
先述のとおり、楽天証券のポイント投資で購入できる金融商品は投資信託、国内株式、米国株式、バイナリーオプションの4つです。楽天ポイントの投資先としては投資信託をおすすめします。
そもそも投資信託とは、投資家から集めたお金を運用会社が運用し、出資額に合わせて利益を分配する金融商品です。できるだけリスクを抑えて投資を始めたい投資初心者には投資信託をおすすめします。
投資を始めて間もない方は、投資先の選定と売買のタイミングが判断できないことも多いでしょう。しかし投資信託であれば、運用会社が複数の投資先(株式や債券など)を選定して運用してくれるため、投資に関する専門知識が少なくても簡単に投資できます。
また、投資信託の中には、一つのファンドで数百から数千の投資先に分散投資するものもあります。分散投資によって価格変動リスクを抑えて損をする可能性を低くできるため、初心者にもおすすめです。
投資信託は最低100円から投資を始められます。少額から気軽に始めやすい点でも、ポイント投資におすすめの金融商品といえます。
合わせてこちらもチェック!
楽天証券のポイント投資で投資信託を購入するまでの方法について解説します。
まず、楽天証券の口座を開設していない人は、証券口座を開設しましょう。楽天証券の証券口座を開設できたら、ポイント投資の準備を進めていきます。ポイント投資で投資信託を始める場合、注文方法がスポット購入と積立注文の2通りあります。
スポット購入でポイント投資をする場合、最初に楽天証券の口座を楽天ポイントコースに変更します。
その後、購入したい投資信託を選び、利用するポイント数を入力すれば購入完了です。
次に、積立注文でポイント投資をする場合の手順を確認しましょう。
スポット購入の場合と同様に、楽天証券の口座を楽天ポイントコースに変更します。次に、注文したい投資信託を選び、積立設定場面で利用するポイント数を設定すれば積立注文の設定は完了です。
なおポイント投資をする際に最も注意すべきなのは、楽天証券口座のコースを楽天ポイントコースに変更することです。誤って楽天“証券“ポイントコースにした場合、国内株式、米国株式、バイナリーオプションでポイント投資ができないため注意しましょう。
楽天証券のポイント投資のメリットは以下の3つです。
通常、投資を始める場合、投資資金としてある程度の現金を用意しなければいけません。しかし、楽天証券のポイント投資を活用すれば、少ない資金で投資を始められます。
例えば、投資信託を3万円分購入しようとした場合、通常であれば現金3万円が必要です。しかし、楽天ポイントが1万円分貯まっている状態であれば、現金2万円と楽天ポイント1万円分で投資することも可能です。また、仮にポイントが3万円分貯まっていた場合、現金を使わずにポイントだけで3万円分の投資をすることもできます。
楽天証券はポイント投資を使って最小限の資金で投資を始められるので、初心者でも投資を始めやすい環境が整っています。
楽天証券のポイント投資は、つみたてNISAと一般NISAでの投資でも利用できます。
つみたてNISAと一般NISAは、国が国民の資産形成を後押しするために作った制度です。通常、投資信託で得られた利益に対しては約20%の税金が発生します。しかし、1人につき1口座開設できるNISA口座内では、投資で得た利益に対して税金が発生しません。つまり、つみたてNISAやNISAには投資で得た利益に税金がかからずまるまる受け取れるメリットがあるわけです。
ちなみに、つみたてNISA長期投資を前提としています。ポイント投資もコツコツ時間をかけることで大きなリターンを狙う方法なので、つみたてNISA・NISAとポイント投資は相性がよい組み合わせです。
補足情報として、つみたてNISAでは楽天カードでの投信積立にも対応しています。つみたてNISAで楽天カード決済を活用すると、楽天ポイントをお得に貯めることも可能です。
合わせてこちらもチェック!
楽天証券では、楽天市場での還元率が最大1%上昇するSPU(スーパーポイントアッププログラム)というプログラムの対象です。
SPUの対象となるのは、投資信託と米国株式(円貨決済)でのポイント投資です。
上記のとおり、楽天市場でのポイント付与率を最大で+1%できます。
ただし、SPUの対象ユーザーになるためには、月末時点において楽天証券の口座で「楽天ポイントコース」を設定し、楽天銀行と楽天証券の口座を紐付ける「マネーブリッジ」を設定しなければいけないので注意しましょう。
SPUを活用すれば、投資で資産形成を目指しつつ、ポイント付与率が上昇するメリットもあります。
楽天証券のポイント投資のデメリットは、下記の2点が挙げられます。
楽天証券では楽天カードや楽天キャッシュを活用することで、投資で使った金額に応じて楽天ポイントが付与されるサービスがあります。しかし、楽天ポイントを投資に使った場合はポイント付与の対象外となる点に注意しなければいけません。
楽天グループでは数多くのポイント還元プログラムを開催しているため、ポイント投資でもポイントが付与されると勘違いする方もいらっしゃるでしょう。ポイント投資に関してはポイントの使用数に応じて楽天ポイントが付与されないので覚えておきましょう。
楽天証券のポイント投資では、会員ランクに応じて投資できるポイント数に上限があります。各ポイント投資で使用できるポイント数は下表のとおりです。
注文方法 | ダイヤモンド会員以外 | ダイヤモンド会員 |
---|---|---|
スポット購入 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
積立注文 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
1カ月あたり上限 | 100,000ポイント | 500,000ポイント |
期間 | ダイヤモンド会員以外 | ダイヤモンド会員 |
---|---|---|
1日あたり上限 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
1カ月あたり上限 | 100,000ポイント | 500,000ポイント |
期間 | ダイヤモンド会員以外 | ダイヤモンド会員 |
---|---|---|
1日あたり上限 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
1カ月あたり上限 | 100,000ポイント | 500,000ポイント |
期間 | ダイヤモンド会員以外 | ダイヤモンド会員 |
---|---|---|
1注文あたり上限 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
1カ月あたり上限 | 100,000ポイント | 500,000ポイント |
ポイント投資をする場合、楽天ポイントを効率よく貯めるコツを知っておくとよいでしょう。楽天ポイントを効率よく貯めるコツは、楽天証券で投資をしながら楽天ポイントを貯める・クレジットカード(楽天カード)を使うことの2点です。それぞれ詳しく解説します。
楽天証券では、金融商品への投資によって楽天ポイントを貯めることが可能です。将来のために投資をしながら、貯まったポイントを普段の買物などに使うこともできるでしょう。投資によってポイントが貯まる主なサービスは、下表のとおりです。
プログラム名 | 達成条件 |
---|---|
投信積立 (楽天キャッシュチャージ) |
|
投信積立 (楽天カードクレジット決済) |
|
残高達成でポイントプレゼント |
|
楽天銀行ハッピープログラム |
|
楽天のクレジットカードを活用すれば効率よく楽天ポイントを貯められます。楽天カードは、100円利用するごとに楽天ポイントが1ポイント付与されるクレジットカードです。
ポイントの付与率は、さまざまなイベントで上昇することもあります。例えば、楽天市場で毎月5と0の付く日に買物をすると、ポイント付与率を最大で5%までアップできます。また、「楽天カードポイントプラス」対象ショップで楽天カードを利用すると、楽天ポイントが+1.5%になります。
楽天カードでポイントを貯めやすくするためには、普段の生活で楽天カード決済をメインに使うとよいでしょう。例えば公共料金や固定費の支払いに楽天カードを利用すれば、まとまった金額がポイント付与の対象になるので、楽天ポイントが貯まりやすくなるでしょう。
なお、つみたてNISAをされている方はつみたてNISAの支払いも楽天カードに変更することをおすすめします。つみたてNISAの支払いを楽天カード決済にすると、積立金額に応じたポイントを貯めることも可能です。また、ポイント進呈率が最大1%まで上昇するメリットもあります。
普段の支払い方法をクレジットカードに変更するだけなので、楽天カードを持っている方は、積極的に楽天カードを使って決済するとよいでしょう。
合わせてこちらもチェック!
ここからは、以下の楽天ポイント投資におすすめの投資信託(銘柄)の条件をもとに、おすすめの銘柄を3本ご紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500への連動を目指す投資信託です。S&P500は米国の大型株500社を対象としているため、仮に一部の株価が下落したとしても、全体のパフォーマンスに大きな影響を与えにくい特徴があります。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は初心者から経験者まで幅広い投資家に人気の投資信託です。
ファンド名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
---|---|
基準価額 | 22,531円※ |
純資産総額 | 2兆3948億円※ |
運用管理費 (信託報酬) |
0.0937% |
NISA口座での購入 | 可能 |
つみたてNISA口座 での購入 |
可能 |
組入銘柄数 | 約500銘柄※ |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、全世界の株式市場に広く分散投資する投資信託です。世界中の株式銘柄約2,800銘柄に分散投資するので、地域による株価変動リスクを抑えられます。仮に、一国の株式市場が下落する事態になったとしても、全体のパフォーマンスに与える影響度は低くなるでしょう。
ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
---|---|
基準価額 | 19,595円※ |
純資産総額 | 1兆2900億円※ |
運用管理費 (信託報酬) |
0.1133% |
NISA口座での購入 | 可能 |
つみたてNISA口座 での購入 |
可能 |
組入銘柄数 | 2,837銘柄※ |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)は、米国の上場企業を幅広くカバーする投資信託です。バンガード社のETF「VTI」への連動を目指しているので、米国株式約3,000銘柄に幅広く投資しています。S&P500と異なり中小型株まで投資対象となっているので、米国株式のほぼ100%をカバーしているのが特徴です。米国株式市場全体へ幅広く投資したい方にとって、魅力的な投資信託です。
ファンド名 | 楽天・全米株式インデックス・ ファンド(楽天・VTI) |
---|---|
基準価額 | 23,095円※ |
純資産総額 | 1兆335億円※ |
運用管理費 (信託報酬) |
0.1620% |
NISA口座での購入 | 可能 |
つみたてNISA口座 での購入 |
可能 |
組入銘柄数 | 3,847銘柄※ |
楽天ポイント投資と楽天ポイント運用は、どちらも楽天ポイントを使って投資を行うサービスです。しかし、その運用方法と目的には大きな違いがあるため注意しましょう。
楽天ポイント投資は、楽天証券で投資信託や株式などを購入する際に楽天ポイントを購入に利用できるサービスです。実際に金融商品を購入するため、楽天証券に証券口座を開設しなければいけません。また、ポイントを使って本当に投資を行うので、利益が出た際は現金で受け取ります。
一方、楽天ポイント運用は、買物などで獲得した楽天ポイントで投資の疑似体験ができます。証券会社で口座開設をする必要はなく、楽天IDがあればすぐに始められます。あくまで投資の疑似体験なので、利益が出たとしても現金で受け取ることはできません。
つまり、楽天ポイント投資はポイントを使って実際に投資を行うサービスで、楽天ポイント運用はポイントを運用して増やす、投資の疑似体験ができるサービスであるといえます。
比較項目 | 楽天ポイント投資 | 楽天ポイント運用 |
---|---|---|
証券口座開設 | 必要 | 不要 |
現金での引き出し | 可能 | 不可 |
NISA口座での 運用 |
可能 | 不可 |
SPUの対象 | 対象 | 対象外 |
この記事では、楽天証券のポイント投資について、サービスの特徴と活用方法を解説しました。
楽天証券のポイント投資は、楽天ポイントを使って4種類の金融商品に投資できるサービスです。ポイント投資の特徴として、少額から投資できること、つみたてNISAでも活用できること、条件達成で楽天市場でのポイント還元率が上昇することが挙げられます。
楽天ポイントが十分に貯まっていればポイントだけで投資することも可能なので、手軽に投資したい初心者におすすめのサービスです。
合わせてこちらもチェック!
ポイント投資をした場合、引き出し時は現金で受け取れます
ポイント投資は、楽天ポイントを利用して、実際に株や投資信託が購入できるサービスです。ポイントで購入した場合でも、購入した投資信託や株式は通常の金融商品と同じものです。投資信託や株式を売却した際は、通常の取引と同じように現金で受け取れます。
楽天証券のポイント投資を始めるための4ステップは以下のとおりです
なお、ステップ②のコース設定で「楽天証券ポイントコース」を選んでしまうと、ポイント投資はできないので注意しましょう(コースを楽天ポイントコースに変更することは可能)。
いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
楽天証券
松井証券
\ この記事をシェアしよう /
楽天証券では楽天ポイントだけで投資できる?楽天証券ポイント投資を解説
・当サイトの掲載情報は執筆者の見解であり、あくまでも参考情報の提供を目的としたものです。
最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
・当サイトの掲載情報は、信頼できると判断した情報源から入手した資料作成基準日における情報を基に作成しておりますが、当該情報の正確性を保証するものではありません。また、将来的な予想が含まれている場合がありますが、成果を示唆あるいは保証するものではありません。
・当サイトは、掲載情報の利用に関連して発生した一切の損害について何らの責任も負いません。
・当サイトの掲載情報は、各国の著作権法、各種条約およびその他の法律で保護されております。
・当サイトへのリンクは原則として自由ですが、掲載情報を営利目的で使用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等)する事は禁止します。