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「楽天証券のつみたてNISAでは、何の銘柄を選べばよいの?」
「楽天証券のつみたてNISAが気になるけれど、評判は?」
という方に、楽天証券のつみたてNISAで人気のある銘柄やおすすめ銘柄の選び方のほか、効果的にポイントを貯める方法、実際の利用者からの評判などをご紹介します。
楽天証券のつみたてNISAが気になる方は参考にしてみてください。
目次
楽天証券で取扱うつみたてNISAの対象銘柄は194本です(2023年8月28日時点)。内訳はインデックスファンド126本、アクティブファンド68本、ETFは0本です。
楽天証券のつみたてNISA対象銘柄数は、ネット証券の中でも有数のラインアップを誇ります。その中からいくつかを組み合わせてポートフォリオを組むのもいいですし、初心者の方なら、まずは1本選んで始めてみるというのもおすすめです。
楽天証券つみたてNISA商品のうち、後述する「つみたてNISA商品の選び方」で紹介する条件(分散投資が可能なファンドかつインデックスファンド)に該当する商品を信託報酬の低い順にランキングしました。
順位 | ファンド名 | 信託報酬 | 純資産 総額 前年比 |
---|---|---|---|
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.09889% | 5481.52億 +29.19% |
|
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.09889% | 5198.79億 +42.29% |
|
たわらノーロード 先進国株式 | 0.09889% | 3626.73億 +63.12% |
|
4 | SBI・先進国株式インデックス・ファンド (雪だるま(先進国株式)) |
0.10220% | 180.74億 +49.48% |
5 | My SMT グローバル株式インデックス(ノーロード) | 0.10230% | 50.66億 +426.61% |
6 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド (雪だるま(全世界株式)) |
0.1102% | 1318.13億 +85.65% |
7 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.11330% | 13753.35億 +109.77% |
8 | eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 0.11330% | 84.48億 +44.19% |
9 | たわらノーロード 全世界株式 | 0.11330% | 83.02億 +191.20% |
10 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.11440% | 2161.11億 +35.05% |
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続いて、楽天証券のNISA口座で人気のファンドトップ5をご紹介します。こちらは買付金額を人気のバロメーターとしてランキングしています。
順位 | ファンド名 | 信託報酬 | 純資産 総額 前年比 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% | 25049.14億 +71.75% |
|
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.11330% | 13753.35億 +109.77% |
|
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) | 0.16200% | 10627.37億 +56.48% |
|
4 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT) | 0.19500% | 3349.64億 +62.54% |
5 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.09889% | 5198.79億 +42.29% |
ランキングからFP飯田道子さんがおすすめする1本が「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」です。
おすすめの理由は、業界最低水準の運用コストを目指す銘柄シリーズであること。最近も他社の類似ファンドの動向を鑑み、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは信託報酬が引き下げられました。よりコストが下がったことは投資家に朗報です。
全世界に投資するファンドも人気がありますが、投資先に含まれる新興市場が安定して成長を続けるかの判断は難しいところ。それよりも既に成熟した先進国へ投資することで、確実性を目指した方が良いでしょう。
楽天証券のつみたてNISAで選ぶべき銘柄は、ランキングでも紹介したとおり基本的には先進国株式、全世界株式、全米株式などから1本で十分です。
ただ、「もう少しリスクを下げたい」「もっと積極的に投資したい」などと考える方は、複数の銘柄を組み合わせて持つこともおすすめです。
そこで、「どれだけリスクを受け入れられるか」という考え方別におすすめ銘柄の組み合わせ(ポートフォリオ)例を紹介します。
一般的に、株式と債券は異なる値動きをするといわれており、債券の値動きは株式より緩やかとされます。安定した投資を望む方は、株式だけでなく債券も組み込んだポートフォリオを組んでみましょう。
ただしつみたてNISAでは債券だけに投資する投資信託は取り扱いがないため、債券にも投資したい場合はバランスファンド(複合資産型)を選択しましょう。バランスファンドの中でも特に債券への投資比率が高い、「安定型」「債券重視型」といったタイプが適するでしょう。
なお、バランスファンドは株式や債券といった複数の投資対象に投資するので、他のファンドを組み合わせなくても分散が図れます。そのため1本だけ持つのでも十分です。
《おすすめ組み合わせ例》
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)のみ
債券への投資比率が高いバランスファンドの「DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)」でリスク分散を図りましょう。安定型という名のとおり、国内外の債券に80%超を投資するバランスファンドです。反面、国内外の株式には10%程度しか投資していません。
なお債券にも投資しながらも、もう少し成長性に期待したい場合は、同じ「DCニッセイワールドセレクトファンド」シリーズのほかのバランスファンドを選んでみましょう。
具体的には、「DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)」「DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)」「DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)」の順で、株式への投資比率が30%、50%、70%と上がっていきます。好みに合わせていずれか1本を選択しましょう。
ミドルリスク・ミドルリターン型では、先進国株式で海外株式の成長性を狙いながら、国内株式への投資配分も厚くして分散効果を高めるポートフォリオがおすすめです。
《おすすめ組み合わせ例》
・SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式))
+
・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式))」で海外株式の成長を狙い、「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」で国内株式への分散効果を期待できます。
「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」がベンチマークとする日経平均株価は東証プライム上場企業中心の225社を対象に算出される株価指数。国内株式ですので身近に情報が得やすいというメリットもあります。両者への投資配分は半々程度がよいでしょう。
より積極的なリターンを狙いたい場合は、先進国株式の中でも特に成長著しい米国株式への投資を基本に、新興国株式の成長性にも期待を込めるポートフォリオがおすすめです。
新興国とはBRICS(ブリックス)と呼ばれるブラジル・ロシア・インド・中国など、先進国と比べると現状の経済水準は低いものの、今後の成長性が期待できる国々のこと。つみたてNISAでの取扱数は少ないものの、楽天証券ではラインアップされています。
《おすすめ組み合わせ例》
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
+
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は米国の大企業500社を対象とする株価指数S&P500への連動を目指す、人気の高い銘柄です。同じeMAXIS Slimシリーズの「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」を組み合わせて、より一層の成長に期待しましょう。
なお、両者の投資配分は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を80%程度、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は20%以下に抑えた方が安定するでしょう。
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つみたてNISA(少額投資非課税制度)とは、少額からの長期・積立・分散投資を後押しする、国が定めたお得な制度です。
非課税枠 | 非課税 期間 |
投資方法 | 投資商品 |
---|---|---|---|
40万円 (年間) |
20年間 (最長) |
積立投資 | 投資信託、ETF |
つみたてNISAでは年間上限40万円(月額33,333円)までが非課税で投資でき、最長で20年間、運用で得た利益に税金がかかりません。つまり、最大で800万円分の投資元本を非課税で運用できる点が大きなメリットです。
なお、つみたてNISAは、60歳まで引き出せないiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)とは違っていつでも引き出しが可能な点も魅力です。
NISAには、一般NISAとつみたてNISA、ジュニアNISA(2023年末廃止予定)の3種類があります。このうち、成人が利用できるのは一般NISAとつみたてNISAです。
一般NISAとつみたてNISAの大きな違いは、非課税期間と年間投資上限額です。
つみたてNISA | 一般NISA | |
---|---|---|
利用可能な人 | 日本在住で18歳以上の人(口座開設年の1月1日現在) | |
口座開設可能期間 | ~2023年末(2024年から新制度へ) | ~2023年末(2024年から新制度へ) |
非課税期間 | 20年間 | 5年間 |
年間投資上限額 | 40万円 (20年間で計800万円) |
120万円 (5年間で計600万円) |
税制優遇 | 運用益が非課税 | |
購入できる商品 | 一定条件を満たした投資信託・ETF | 株式、投資信託、ETF、REIT |
投資方法 | 自動積立 | 一括購入(自分で売買)、自動積立 |
資産の引き出し | いつでも可能 | |
注意点 | 一般NISAとの併用は不可 | つみたてNISAとの併用は不可 |
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次の3つに当てはまる方――特に投資や資産形成が初めての方には、一般NISAよりつみたてNISAの方がおすすめです。
つみたてNISAで運用する商品は、金融庁があらかじめ「低コスト」「長期の積立投資向き」というお墨付きを与えた商品の中から選びます。そのため、どんな商品を選べばいいかわからない初心者でも始めやすくなっています。
良いことづくめのように見えるつみたてNISAですが、注意点もあります。
また、つみたてNISAに限りませんが、投資における注意点として、預金と違って元本確保されない(運用成績によってプラスにもマイナスにもなる)ことは心得ておきましょう。
つみたてNISAを始める30代・40代が激増
つみたてNISAは2018年1月から始まった制度ですが、2020年末の時点で約302万口座と利用者数が順調に伸びています。
特に、資産形成層と言われる30代、40代の利用の伸びが目覚ましく、2年間で3倍近くまで増加。
つみたてNISAは少額から投資でき、最長で20年間、運用益が非課税で積み立てられるので老後資金に向けてコツコツ始める人が増えているようです。
つみたてNISA利用者に特に人気の2大ネット証券が、楽天証券とSBI証券です。
「楽天とSBIのどっちにしたらいいの?」と迷う人も多いので、比較表を作ってみました。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
NISA口座数※ | 約409万 | 約316万 |
取扱い商品数 | 194本 | 205本 |
積立日 | 毎日、毎月 | 毎日、毎週、毎月 |
最低積立金額 | 100円 | 100円 |
取引手数料 | 0円 | 0円 |
貯まるポイントなど | 楽天ポイント | Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイルのいずれか |
まず人気のバロメーターとなるのが口座数です。
楽天証券とSBI証券の両社が同時期に発表したNISA口座数(つみたてNISAを含む)を比較すると、楽天証券の方が人気があります。
※楽天証券のNISA口座数は409万口座(うち、つみたてNISA口座が280万口座)を突破し、国内シェアは31.6%。
いまや、NISA口座を持つ3人に1人が楽天証券を利用しています。
(参照:楽天証券Webサイト「2022年12月期決算説明資料」)
楽天証券・SBI証券ともに、つみたてNISA取扱い商品数は業界トップレベルの充実度です。
2023年8月28日時点ではSBI証券の方がわずかに多く、ネット証券ナンバー1です。
楽天証券・SBI証券ともに、積立日(積立頻度)が複数用意されており、月々積み立てていくスタンダードな「毎月積立」のほか、「毎日積立」も選べます。SBI証券ではさらに「毎週積立」も用意されています。
(楽天証券のクレジット決済の場合は毎月積立のみとなりますので注意が必要です。)
楽天証券・SBI証券ともに、最低積立金額は100円です。銀行などの大手金融機関では1000円~、あるいは1万円~というところも多いので、より少額から始められる楽天証券・SBI証券ともに無理なく始めやすいといえます。
楽天証券・SBI証券ともに、つみたてNISAでポイントが貯まります(楽天証券は楽天ポイント、SBI証券はTポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイルのいずれか)。
普段から楽天市場や楽天トラベルなどを利用しているなら、つみたてNISAは楽天証券で始めるのがおすすめです。
楽天証券はお得なキャンペーンが多いことでも人気です。今ならクイズに正解して楽天証券の総合口座開設+初期設定・マイナンバー登録完了でもれなく楽天ポイント2,000ポイントが貰えるキャンペーンを実施中(2023年10月19日まで)。気になる人はぜひチェックしてみてください。
楽天証券では、つみたてNISAで楽天ポイントを貯めることができます。
よりお得にポイントを貯めるにはいくつか設定が必要になるので、「ポイントの貯め方」と「実際にどれくらい楽天ポイントが貯まるのか」について具体的に解説していきます。
つみたてNISAでポイントを貯める方法1つ目は、「楽天カード決済」です。
すでに楽天カードをお持ちの方は、つみたてNISAの積立金額の決済方法を楽天カードに変更してクレジット決済にしましょう。
楽天カードを持っていない方でも口座開設は可能
楽天カードを持っていなくても、つみたてNISAの口座開設自体はもちろん可能です。
ただ、つみたてNISAの決済を楽天カードにするだけで毎月ポイントが貯まるので、楽天証券でつみたてNISAを始めるなら、断然、楽天カードをつくるのがおすすめです。
楽天カードをまだ持っていない方はつみたてNISA口座開設と同時に簡単に申し込みできます。
そんなお得な楽天カードでのつみたてNISAのクレジット決済ですが、利用にあたって注意してほしい点もあります。
楽天カードでのクレジット決済(つみたてNISA)利用時の注意点
楽天カードのクレジット決済によるポイント還元率は以下のようになっています。
手数料※0.4% 未満の銘柄 |
手数料※0.4% 以上の銘柄 |
|
---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 1.0% |
楽天ゴールド カード |
0.75% | 1.0% |
楽天プレミアムカード | 1.0% | 1.0% |
手数料(信託報酬のうち楽天証券が受け取る代行手数料)が0.4%未満の銘柄はポイント還元率が0.5~1.0%(カードランクによる)、手数料0.4%以上は還元率が一律1.0%となります。
楽天証券つみたてNISAでポイントを貯める方法2つ目は、「ハッピープログラム」です。
つみたてNISAで積立金額の引き落とし口座をマネーブリッジ(楽天銀行と楽天証券の口座をつなぐサービス)に設定すると、「ハッピープログラム」というサービスにエントリーでき、さらに楽天ポイントがお得に貯まります。
ハッピープログラムとは、楽天銀行の利用者向けの優遇サービスです。エントリーすると取引に応じて楽天ポイントがもらえるようになります。
サービス | 獲得できる楽天ポイント |
---|---|
楽天証券でのお取引 | 投資信託の残高が初めて基準額を達成すると10~500ポイント |
他行口座からの振込 | 1~3ポイント |
楽天カードの口座振替(自動引落) | 3~9ポイント |
投資信託(つみたてNISA含む)の場合、残高が初めて基準額を達成すると10~500ポイントの楽天ポイントが貯まります。
積立期間が長く、残高が増えるほど、ポイントが貯まる仕組みといえるでしょう。
まだ楽天銀行の口座を持っていない方は、つみたてNISAを始めるときに一緒に開設できるのでぜひ申し込みしましょう。
楽天証券では貯めたポイントでも投資ができます(つみたてNISAでも利用可能)。1ポイント=1円から利用でき、現金と組み合わせることもできるので、ポイントが少ないうちからでもチャレンジできます。
「楽天ポイントコース」とマネーブリッジを設定して、月間合計3万円以上のポイント投資を行うとSPU(スーパーポイントアッププログラム)が適用され、楽天市場のポイントが通常より+0.5倍となるのでさらにお得です。
ポイント投資には、注意してほしい点が1つだけあります。
ポイント投資の注意点
期間限定ポイントはポイント投資には使えない。
期間限定ポイントは有効期限をチェックして楽天市場などのサービスで損なく使い切りましょう!
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楽天証券 でつみたてNISAを始めるのにデメリットはあるのでしょうか。注意点を3つほど確認してみましょう。
楽天証券のつみたてNISAでは、楽天カードでの積立投資と、投資信託の保有残高が10万円など、ある一定に達したタイミングでポイントが貯まりますが、当然ながらそのポイントは楽天ポイントです。
楽天ポイントは楽天市場のほか、街のさまざまなお店などで使える便利なポイントです。しかし、ほかのポイントをメインで貯めている、ポイントがバラバラになるのは嫌という人にはデメリットでしょう。
ETFとは投資信託の一種で、上場しているためリアルタイムでの取引が可能です。
ETFは手数料の低さが魅力ですが、つみたてNISAではそのメリットが活かせないので注意が必要です。たとえば購入時手数料(販売手数料)は、つみたてNISAの投資信託は無料(ノーロード)ですが、ETFについては手数料が1.25%以下となっています。
商品を保有している時に継続してかかる信託報酬も、つみたてNISAで投資できる投資信託とETFにはそこまで大きな差はありません。
また銘柄数についても、つみたてNISAで投資できるETFは7本のみと限られます。200本以上ある投資信託と比べると、選択肢は狭くなります。なお、取扱のある証券会社が大和証券に限られる点にも注意が必要です。
スマホなどから手軽にアプリで取引ができると便利ですが、楽天証券にはつみたてNISA専用のアプリはありません。
しかし、つみたてNISAは長期投資のため、アプリで頻繁に価格をチェックする必要はあまりありません。ほったらかし投資が前提ですので、専用アプリがないことはあまり大きな問題ではないでしょう。
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取扱銘柄の豊富さやポイントサービスが魅力的な楽天証券ですが、実際のところ、利用者からの評判はどうなのでしょうか?ネットリサーチによるアンケート調査の結果をご紹介します。
楽天証券を利用している人のアンケート回答
〇「クレジットカードやポイントから投資ができる」
〇「ポイントが貯まるし、わからないところは丁寧に教えてくれる」
〇「入出金が容易で手数料がかからない。購入したい全ての商品が購入できる」
△「口座連携は良くできていて、お金のやり取りは楽にできる。ただ、サイトのリンクが多くて探したいものが見つからないことがある」
口コミをまとめると、楽天ポイントや楽天カードが投資で利用できる点で評判が良いようです。
楽天証券のつみたてNISAのメリット・デメリット(利用者の口コミ)
●メリット:
①ポイントが貯まる…積立投資の利用で楽天ポイントがお得に貯まる
②ポイント投資ができる…貯まったポイントを使ってさらに投資ができる
③取扱商品数が多い…ネット証券随一の充実の商品ラインアップ
●デメリット:
①サイトがわかりにくい…関連サービスが多いため情報量が多く、サイトの見やすさ、情報の探しやすさについては改善を指摘する声も。
②アプリがない…ispeed(アイスピード)という株・FX運用者向けのアプリはありますが、つみたてNISA専用のアプリはないようです。
楽天証券では、ユーザー数の増加に伴ってサポート体制を強化中とのことで、2021年3月から土日でも専用コールセンターで問い合わせ可能になりました。(平日に加え、土日もコールセンターへの問い合わせが可能なのは主要ネット証券では楽天証券が初)
さらに、24時間対応のAIチャットも開設。時間を気にせず気軽に利用できるため、問い合わせユーザーの約6割が利用しているそうです。
その他にも、楽天証券では投資経験者だけでなく、初心者に向けてもさまざまな勉強会や無料セミナーを実施しています。コロナ禍の現在ではオンラインが主となっていますが、興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか(会員限定のサービスです)。
つみたてNISAで選べる対象商品は、金融庁が指定する「長期・積立・分散投資に適した商品」に限られています。その数は投資信託238本、ETF(上場投資信託)8本の計246本です(2023年7月31日時点)。
つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を後押しする制度なので、対象商品も手数料が低く、初心者でもわかりやすい仕組みの商品が定められています。
例えば投資信託の場合、主に以下の条件を満たすものとなっています。
つみたてNISAで選べる投資信託の特徴
つみたてNISAでは銘柄(ファンド)変更に一定の制限があるので注意が必要です。
つみたてNISA商品選びの注意点
つみたてNISAで商品を入れ替えるには?
基本的につみたてNISAは長期の積立を前提としていますので、頻繁な商品の入れ替えは向きません。スイッチング(保有する商品を売却し、その資金で別の商品を購入して入れ替えること)はできず、新たに購入するには、残っている分の非課税枠を使わないとなりません。
もし途中で銘柄を変更したい場合は、①その年の非課税投資枠分が残っているかを確認し、②今持っている銘柄の積立を止めてから変更する必要があります。
こういった手間を抑えるためには、最初の銘柄選びが重要になってきます。
つみたてNISAの商品を選ぶときは次の4つのポイントを確認してください。
投資信託は、「一つの資産や国だけに集中投資する商品」と「複数の資産や国に分散して投資する商品」があります。
一つの資産や国だけに集中投資する商品は、その国の社会情勢などによって、価格も影響(値下がり等)を受けやすいです。
一方、複数の資産や国に分散して投資する商品は、値下がりリスクを分散し、比較的安定して運用できます。
つみたてNISAは長期的にコツコツ積立を続けていくものなので、変動が大きい商品よりも安定した運用ができる商品(分散して投資する商品)を持つのがおすすめです。
例えば、全世界に投資するファンド(SBI・全世界株式インデックス・ファンド等)を選べば、はじめから地域の分散がされています。
また、株式・債券など複数の資産に1本で投資する「バランス型ファンド(eMAXIS Slim バランス等)」を選べば、自分で資産を組み合わせなくても、資産が分散されているので便利です。
投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドとは、運用の成果がある特定の市場の平均値に連動するように設計された商品のこと。
一方、アクティブファンドは市場の指数以上のパフォーマンスを目指して運用するファンドです。
最近はアクティブファンドよりもインデックスファンドの方が全体的なパフォーマンスが良い傾向にあります。
さらに、一定の指標に連動するため、運用が分かりやすいこともあり、特に初心者にはインデックスファンドがおすすめです。
投資信託の運用や管理には信託報酬という費用がかかります。信託報酬の額はファンドによってさまざまですが、おおむね年率0.1~2.5%くらいです。
信託報酬は、投資信託を持っている期間中ずっとかかってくる費用なので、なるべく低いファンドを選びましょう。信託報酬が低いほど手持ちの資産残高が増え、結果として利益(リターン)を高めることにもつながります。
信託報酬はファンドの説明書である目論見書や商品のWebページから確認できます。
純資産総額とは、簡単に言うと投資信託の大きさ(規模)のこと。その投資信託がどれだけ投資家からの資金を集めたかという人気のバロメーター(目安)になります。
純資産総額は投資信託の目論見書や商品のWebページから確認できます。
純資産総額が大きくなるほどファンドを運営する経費率が下がっていくため、それに伴って信託報酬を引き下げるファンドも見られます。
逆に、純資産総額が少なすぎるとファンドの運用に支障をきたし、満期前に繰り上げ償還されてしまう可能性もあるので注意が必要です。
純資産総額が少なすぎない商品(目安として10億以上といわれています)を選ぶのがおすすめです。
↓つみたてNISAを始める前にチェック
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積立NISAでは何を買えばいいですか?
初心者は全世界に投資するインデックスファンド1本で十分。
初心者の方は、全世界に投資するインデックスファンドから始めてみるのがおすすめです。
具体的な商品名はこちらをご確認ください。
世界中に投資することで、特定地域のマーケットのみに影響されることなく、値下がりリスクを分散でき、安定的な運用が期待できます。
積立NISAは途中で引き出せますか?
いつでも引き出すことができます。
つみたてNISAは非課税期間が最長20年間ですが、いつでも売却して引き出し、受け取ることが可能です。
ただ、引き出す際に全部を引き出してしまうとせっかく積み立てきた複利効果がなくなってしまうので、必要な分だけを引き出して積立は継続した方がいいでしょう。
20年後の非課税期間が終わったときはどうするんですか?
売却する、または課税口座に移して保有し続ける。
非課税期間が終わるときの選択肢は2つ。売却するか、課税口座に移して保有し続けるかです。どちらにするかは、その時点で利益が出ているか否かで判断しましょう。
利益が出ていれば売却して利益を確定します。非課税になるので通常の課税口座でかかる20.315%の税金はかかりません。
一方、損が出ている場合は、課税口座に移して値上がりするのを待つか、売却して損切りするかです。ただし非課税期間が終了した時点での時価で課税口座に払い出され、その後に値上がった分には課税されてしまうので注意が必要です。
このような損を避けるためにも、非課税期間の終了前までにある程度の出口戦略を考えておきましょう。
積立NISAはどれくらい増えますか?
毎月3万3333円を20年間、2%で積み立てると元本プラス180万円。
毎月3万3333円を20年間、想定利回り2%で積み立てると、元本約800万円に対し、積立額は約982万円となり、約180万円増える計算になります。
ただ、つみたてNISAで投資する投資信託は元本確保型商品ではありませんので、あくまでもシミュレーションとなり、どのくらい増えるかを確約することはできません。
しかし、同じ金額を銀行口座に寝かせておいても、現状の金利(0.001%)が続く限り20年後には717円しか増えませんので、寝かせておくか運用するかは検討してみてください。
積立NISAを始めたら確定申告が必要ですか?
確定申告の必要はありません。
つみたてNISAは非課税口座のため、確定申告をする必要はありません。そもそも確定申告とは、所得税にかかる税額を確定して税務署に申告すること。非課税口座で運用するつみたてNISAでは利益に税金が掛かりませんので確定申告の必要はありません。
未成年でもつみたてNISAはできますか?
できません。ジュニアNISAなら可能です。
つみたてNISAは18歳以上(始める年の1月1日時点)が利用できる制度です。18歳未満はジュニアNISAという未成年向けのサービスなら利用できます。
ジュニアNISAは子どもや孫への将来に向けたつみたて制度なので、運用や管理は基本的に親や祖父母が代理で行います。
ただし、ジュニアNISA制度は2023年末で廃止となります。2023年末で新規の買付はできなくなりますが、18歳になるまで非課税で持ち続けることが可能です。併せて18歳まで資金を引き出せなかった制限が解除され利用しやすくなります。そのため廃止前にもかかわらず、ジュニアNISA口座の新規開設数は1年で30万口座増と、それまでの倍増ペースとなっています(2022年3月末時点)。興味のある人は下記の記事も参考にしてください。
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いざ、つみたてNISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
auカブコム証券
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楽天証券つみたてNISA(積立NISA)おすすめ人気銘柄ランキング&選び方も紹介
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