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SBIラップは、SBI証券が提供している全自動の資産運用サービスです。この記事では「SBIラップが気になっているけれど、実際良いのか悪いのか、始める前に知りたい」という方に向けて、口コミの評価や評判を紹介します。
また、新たに登場した「匠の運用」コースを含めたサービスの特徴、向いている人、始め方、他社との比較などもわかりやすく画像付きで解説します。
目次
SBIラップについてはSNSを中心にさまざまな意見があります。まずは良い口コミの内容を見ていきましょう。
SBIラップの大きな特徴は最初の設定さえしておけば、後は全自動で投資できる点です。
投資判断はすべてAI(人工知能)にお任せできるので、自分で投資先の銘柄を見極めたり、相場の動きを見て買付のタイミングを見計らったりする必要がありません。投資知識に自信がない人や、多忙で時間を割けない人でも利用しやすいでしょう。
「大事なお金をAIに任せて大丈夫なの?」と不安になるかもしれません。確かにお任せしたからといって、確実にお金が増えるわけではありません。しかしAIには人間と違い、「膨大なデータを分析した上で、感情や思い込みに左右されない判断ができる」という長所があります。
SBI証券が公表しているバックテスト(仮に過去の相場で投資を行っていた場合どうなるかを試す実験)の結果を見ると、以下のとおり過去10年間のパフォーマンスは+200%となっています。
SBIラップでは「AI投資コース」と「匠の運用コース」のどちらかを選択して投資を始めます。他社の類似サービスと違い、資産配分(何にどれくらい投資するか)やリスク許容度(資産額の変動にどれくらいまで耐えられるか)ごとにコースが細かく分かれるスタイルではないので、選びやすいでしょう。
AI投資コース | 匠の運用コース | |
---|---|---|
運用判断 | AI予測 | 投資のプロの 運用戦略 (AIも活用) |
投資対象 | インデックスファンド (米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、米国ハイイールド債券、新興国債券、米国不動産、金 ) |
アクティブファンド (国内株式、世界株式(グロース、バリュー)、国内債券、外国債券(総合型、国債型、米国ハイ・イールド)、グローバルREIT、J-REIT ) |
最低 投資額 |
1万円~ (積立可能額:1,000円~) |
|
手数料※ | ・投資一任手数料:0.660% ・投資対象ファンドの実質信託報酬(平均値):0.292%程度 ・投資対象ファンドの信託財産留保額:なし |
・投資一任手数料:0.770% ・投資対象ファンドの実質信託報酬(平均値):0.691%程度 ・投資対象ファンドの信託財産留保額:信託財産の最大0.3% |
運用体制 | 投資運用業:FOLIO | 投資運用業:FOLIO 投資助言業:野村アセットマネジメント |
AI投資コースは「AI」が投資を行いますが、匠の運用コースでは「人間(投資のプロ:野村アセットマネジメント)」の助言を踏まえて投資判断を行う点が特徴です。AI投資コースは「ロボアドバイザー」、匠の運用コースは「ファンドラップ」に近いサービスと言えます。
なるべくコストを抑えたいならAI投資コース、より積極的に高いリターンを目指していきたいなら匠の運用コースがおすすめです。
「SBIラップは、他社のファンドラップに比べて手数料が安い」という声もあります。SBIラップでかかる手数料には投資一任手数料、信託報酬、信託財産留保額の3種類があります。
投資一任手数料は、ロボアドバイザーやファンドラップなど「おまかせ投資」ができるサービスに特有のものです。信託報酬と信託財産留保額は、投資信託を運用する際にかかる費用。「おまかせ投資」ができるサービスを使わずに、自分で運用する場合にも発生するものです。
SBIラップの手数料の詳細はこちらにて後述します。まずは他社のファンドラップの投資一任手数料と比較してみましょう。
商品名 | SBIラップ 詳細はこちら |
野村 ファンドラップ |
ダイワ ファンドラップ |
ファースト ステップ |
---|---|---|---|---|
証券会社 | SBI証券 | 野村證券 | 大和証券 | みずほ証券 |
投資一任 手数料※ |
AI投資コース: 年0.66% 匠の運用コース: 年0.77% |
固定報酬制: 最大年0.418% 実績報酬併用制:最大年0.209% +運用益の積上額の11.0% (別途、最大年1.320%のファンドラップ報酬も発生) |
年0.55%~1.76% | 最大年1.43% |
SBIラップはコストが安く済むロボアドバイザーを使用しています。そのため上表のとおり、対面でアドバイザーが付く大手証券会社のファンドラップと比べて手数料率が低めになっています。
SBIラップと似たロボアドバイザーサービスは他社にもあります。概要は以下のとおりです。
サービス名 | SBIラップ 詳細は こちら |
楽ラップ 詳細は こちら |
WealthNavi 詳細は こちら |
ROBOPRO | SUSTEN |
---|---|---|---|---|---|
運営会社 | SBI証券 | 楽天証券 | ウェルスナビ | FOLIO | sustenキャピタル ・マネジメント |
コース数 | 2つ | 9つ | 5つ | 1つ | 9つ |
投資対象 | 投資信託 (AI投資コースの例:米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、米国ハイイールド債券、新興国債券、米国不動産、金 ) |
投資信託 (国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REIT) |
ETF (米国株、日欧株、新興国株、米国債券、物価連動債、金、不動産) |
米国の金融商品取引所に上場しているETF (米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、ハイイールド債券、新興国債券、不動産、金) |
自社の投資信託 (先進国株、新興国株、国債、社債、オルタナティブ・リスク・プレミアム) |
最低投資額 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 10万円 | 1万円 |
ポイント付与 | あり | なし | 他社との 提携サービスならあり |
なし | あり |
NISA対応 | × | × | ○ (一般NISA) |
× | ○ (つみたてNISA) |
リバランス 頻度 |
月1回 | 3カ月に一度 | 原則として 半年に一度 |
月1回 | 公式サイトに 記載なし |
投資一任 手数料※1 |
AI投資コース:年0.66% 匠の運用コース:年0.77% |
固定報酬型:最大年0.715% 成功報酬併用型:最大年0.605%+運用益の5.5% |
年1.1% (3,000万円を超える 部分は年0.55%)※2 |
年1.1% (3,000万円を超える 部分は年0.55%) |
利益に対して 1.1/6~1.1/9 (最高益更新時のみ) |
ファンド 費用※1 |
AI投資コース:平均年0.292%程度 匠の運用コース:平均年0.691%程度+信託財産留保額最大0.3% |
最大年0.2702% | 年0.08%~0.13%程度 | 公式サイトに 記載なし |
年0.022%~0.2112% 程度 |
ロボアドバイザーの手数料体系はサービスごとに異なります。ただ、その中でもSBIラップの投資一任手数料(特にAI投資コース)は安めに設定されていると言えます。
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SBIラップなら自動で分散投資を行うことができます。分散投資とは、投資する資産や地域などを1つに絞らず、複数に分けて投資することです。多数の銘柄に分散して投資していれば、たとえ投資先のどれか1つが暴落してしまったときでも、大きなダメージを受けにくくなります。
リスクを抑えるのに有効な分散投資ですが、国や業種などが重ならないように気を付けながら投資先を選んだり、資産配分の比率をコントロールして適宜、調整(リバランス)したりするのを自分で行うのは手間もコストもかかります。
投資先選びのみならず、SBIラップならリバランスも自動です。タイミングや手間など、難しいこと、面倒なことを丸ごとお任せできる点は大きなメリットです。
SBIラップは類似サービスの中では珍しく、利用に応じてポイントが貯まる仕組みがあります。
ポイント | Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイルより選択可 |
---|---|
付与率 | 月間平均保有金額に応じて貯まる 1,000万円未満:年0.1% 1,000万円以上:年0.2% |
SBIラップを10万円分スポット(一括)購入した場合、もらえるポイントは…?
10万円×0.1%÷365日×31日=8ポイント(年間96ポイント※)
これだけ見ると少なく感じるかもしれませんが、ポイント付与があることで、実質的な運用コストが年0.1%~0.2%抑えられると考えれば影響は大きいです。
ファンドラップ(ラップ口座)とは、投資のプロがお任せで運用するサービスのこと。投資家はお金を預けるだけで、あとはプロがさまざまな投資信託などに分散して投資を行います。
対面型の大手証券会社のファンドラップは、最低投資額が300万円、500万円、1,000万円などに設定されていることが多いです。大きな元手資金がないと利用しにくい通常のファンドラップに対し、SBIラップではかなり少額と言える「1万円」から始められます。
投資に回せる資金が少ない人や、まずは気軽に試してみたい人も、1万円ならチャレンジしやすいのではないでしょうか。
SBIラップは2022年3月31日にサービス提供が始まった比較的新しいサービスですが、すでに多くの人に選ばれている実績があります。
SBI証券の発表によれば、SBIラップの2022年度のファンドラップ・ロボアドバイザー契約件数は3万4,914件増加し、業界ナンバーワンの増加件数となりました。また、2023年8月にはサービス開始から1年4カ月で残高500億円を達成したと公表しています。
SBIラップに関する良い評判について見てきました。一方で、SNS上には悪い口コミも書き込まれています。詳しく見ていきましょう。
「SBIラップは投資対象ファンドのコストが高い」という声があります。SBIラップでかかる手数料にはいくつかありますが、中でも前述の「投資一任手数料」ではなく、「信託報酬(ファンドの運営管理にかかる信託報酬)」について指摘されています。
SBIラップでは、基本的に専用の8本の投資信託を通じてETF(上場投資信託)に投資しています。例えばそのうちの1本である「(ラップ専用)SBI・先進国株式」は「バンガード・FTSE・ディベロップド・マーケットETF」を投資対象としています。
SBIラップ経由で運用するのと、自分でETFを購入して運用するのとではどれくらいコストが違うか比較してみましょう。
SBIラップ 詳細はこちら |
SBI証券で自分で運用 | |
---|---|---|
運用 ファンド |
(ラップ専用) SBI・先進国株式 |
バンガード・FTSE・ ディベロップド・ マーケットETF(VEA) |
運用 コスト※ |
信託報酬:年0.2106%程度 | 経費率:年0.05% + 買付手数料:約定代金の0.495% |
ETFを自分で買うと買付手数料がかかりますが、これは買付時に1回限りかかる費用です。買付手数料は証券会社によって差がありますが、上表ではSBI証券を利用した場合のコストを掲載しています。
SBIラップの信託報酬とETFの経費率は、そのファンドを運用している間ずっとかかり続ける費用です。SBIラップでは、上記とは別に投資一任手数料(年0.66%)もかかります。
SBIラップはコストだけ見ると割高に感じるかもしれません。ただ、長期にわたって投資することを考えると、その間に崩れた資産配分を元に戻す調整(リバランス)を何度も行ったり、パフォーマンスを追求するために配分調整するのに行う売買費用も含まれていると捉えれば、一概にコスト高とは言い切れません。
自分で投資する場合でもリバランスや配分調整にはコストがかかる上、このような難しい判断も都度、自分で行う必要があります。SBIラップなら全自動でお任せできるので、投資にかける手間や時間を省くことができます。コストと手間・時間、どちらを重視するかよく考えて選択するとよいでしょう。
SBIラップの投資の仕方は、スポット(一括)購入と自動積立の2種類から選べます。自動積立を選択した場合、一度設定しておけばその後は毎月最終営業日に、設定した金額が自動で振り替えられます。
月1回の積立となりますが、「積立購入日を自由に選択できない」「毎日積み立てる設定はできない」といった点に不満を感じる口コミも見られました。ただこの点は、長期間コツコツと投資を継続していくという投資の基本からすると、気にしなくても問題ない程度のわずかな差とも言えます。
SBIラップでは評価額(現在運用している資産の時価)を随時確認できます。ただ、リアルタイムの数字が反映されているわけではありません。株式やETFなどへの投資でリアルタイム取引に慣れている人からすると、困惑してしまうところかもしれません。
SBIラップは投資信託を投資対象としています。投資信託の基準価額(値段)は1日1回更新のため、SBIラップでもそれに合わせて1日1回15時ごろまでに評価額が反映されます。
また、初めて投資する際にポートフォリオ(保有している金融商品の組み合わせ)がサマリー画面に反映されるまで、数日程度かかるという声もあります。気長に取り組みましょう。
SBIラップには、今のところ専用のアプリがありません。他社のロボアドバイザーでは、専用のアプリでいつでも残高の確認や入金手続きができて便利なところもあります。
対策としては、SBI証券のサイトはスマホでも見られるので、マイページをブックマークしてすぐログインできるようにしておくことが挙げられます。どうしてもアプリでやりたい人は、WealthNaviなど他社の利用を検討してみましょう。
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SBIラップは、2022年3月31日にリリースされたばかりの比較的新しいサービスです。ファンドラップやロボアドバイザーなどを含む投資一任契約の中では後発ですが、だからこそ、すでにあるサービスのいいところを研究して作られています。
SBIラップは、2021年にSBIグループに参画したFOLIO社との連携で生まれました。1万円から気軽に始められるロボアドバイザー投資で、運用方針を「AI投資コース」と「匠の運用コース」の2つから選択できます。2つのコースを併用できるのもSBIラップの大きな特徴です。
SNSなどの口コミでは、投資一任手数料の安さやポイントが貯まるお得さを評価する声が寄せられていました。
SBIラップの運用方針や運用方法は、どちらのコースを選択するかによって大きく異なります。
手数料が安くお得に運用できる「AI投資コース」は、膨大なデータをインプットしたAI(人工知能)に運用を任せるのが特徴です。
SBIラップの公式サイトでは「いつでも守りの態勢が取れるように準備をしつつ、時には攻めの態勢を取りながら、パフォーマンスの最大化を目指します。」と紹介されています(出所:SBIラップ)
AIの最新の予測値に合わせて、月1回大きく投資配分を変更するのも特徴です。また、相場が急変したときも臨時で同様の変更が行われます。
SBIラップは投資対象もコースごとに異なります。
AI投資コース | 匠の運用コース | |
---|---|---|
投資対象 | インデックスファンド (米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、米国ハイイールド債券、新興国債券、米国不動産、金 ) |
アクティブファンド (日本株式、世界株式【グロース、バリュー】、国内債券、外国債券【総合型、国債型、米国ハイ・イールド】、グローバルREIT、J-REIT ) |
AI投資コースの投資対象は、上表のとおり米国株式など8種類のインデックスファンドです。インデックスファンドとは、特定の指数と同じ値動きを目指す投資信託のことです。
一方、匠の運用コースは、特定の指数を上回る値動きを目指すアクティブファンドが投資対象です。アクティブファンドはインデックスファンドよりリスクやコストが高くなりやすい反面、大きなリターンが狙える可能性もあります。
リスクを抑えたいならAI投資コース、ハイリターンを狙いたいなら匠の運用コースが向いているでしょう。両方を併せ持って、どちらの恩恵も受けられるようにすることも可能です。
SBIラップの手数料について整理しておきましょう。どちらのコースを選ぶかによって変わってきます。
AI投資コース | 匠の運用コース | |
---|---|---|
①投資一任手数料 | 年0.66% | 年0.77% |
②実質信託報酬 (平均値)※ |
年0.292%程度 | 年0.691%程度 |
③信託財産留保額 | なし | 信託財産の 最大0.3% |
SBIラップの手数料は一般的なファンドラップと比べると安めです。理由はロボアドバイザー(AI)が運用を行っているからです。
手数料をなるべく抑えたいならAI投資コース、多少手数料が上がってもより高いリターンを狙いたいなら、運用のプロ集団(野村アセットマネジメント)の助言が加わる匠の運用コースを選ぶとよいでしょう。
なお、SBIラップの利用者が直接負担する費用は上表にある3種類だけです。申込手数料や解約手数料はかかりません。
SBIラップの大きなメリットと言えるのが「資産運用の面倒をすべてお任せできる」「少額からファンドラップを始められる」という点です。そこに魅力を感じる人なら、SBIラップが向いているでしょう。
資産運用を本格的に行おうとすると、投資する銘柄を選んだり、購入の手続きをしたり、資産配分のバランスを考えたり調整したり、何かと面倒で難しい作業が必要になります。SBIラップなら、それらを丸ごと全て自動で行ってくれるので、手間や時間をかけずに資産運用を実践できます。
その分、自分で運用するより手数料が高くなりがちですが、面倒な作業を避けるために必要な手数料だと捉えれば、充分支払うに値すると考えられるのではないでしょうか。
投資をプロに丸投げできる「ファンドラップ」は、一般的には最低投資額が「300万円」など大きな金額に設定されていることが多いです。すでに大きな資産を持っている人でないと使いにくいかもしれません。一方、SBIラップは1万円からスタートできます。
商品名 | 証券会社 | 最低投資額 |
---|---|---|
SBIラップ | SBI証券 | 1万円 |
野村ファンド ラップ |
野村證券 | 500万円 |
ダイワファンド ラップ |
大和証券 | 300万円 |
ダイワファンド ラップオンライン |
大和証券 | 1万円 |
楽ラップ | 楽天証券 | 1万円 |
対面型の大手証券会社ではファンドラップの利用が難しい人でも、SBIラップなら気軽に始められるでしょう。
SBIラップのデメリットとして「自分で運用するよりコストがかかる」「NISAが利用できない」といった点が挙げられます。これらが気になる人には、SBIラップは向いていないかもしれません。
SBIラップをはじめラップサービス(投資一任契約)は通常、自分で運用するよりコストが高くなりがちです。
ラップサービスでは、投資する投資信託の信託報酬以外にも「投資一任手数料」がかかります。これは投資にまつわる面倒な作業(銘柄選びやリバランスなど)を自分に代わってやってもらうための手間賃のようなものだと考えましょう。
その手数料が惜しいなら、自分で似たような投資信託を選んで投資するという選択肢もあります。ただし自分でリバランスや売買するにもコストがかかりますし、タイミングなども適宜判断できる人でないと難しく感じるかもしれません。
NISA(少額投資非課税制度)は国が投資を促進するために創立した制度です。NISAを利用して投資を行うと、いくら利益が出ても税金がかからずに済みます。
投資をするならぜひ利用したいお得な制度ですが、残念ながらSBIラップはNISAに対応していません。
NISAを利用したいなら、必ずしもラップサービスにこだわる必要はありません。自分で投資先を見つけて投資する方法もあります。また、どうしてもNISAでロボアドバイザー投資を行いたいなら、NISAに対応しているWealthNaviを選ぶという方法もあります。
WealthNaviの「おまかせNISA」を使えば、必要なお金を入金しておくだけで自動的に約50カ国1万2,000銘柄に分散投資が行われます。銘柄選びや買付手続き、投資配分の調整など面倒なことは全て代わりに行ってくれるので、「NISAはしたいけど、投資に時間をかけたくない」という人には有力な選択肢になるでしょう。
SBIラップや他のロボアドバイザーサービスについて、「実際いくら増えるの?」と思っている人もいるでしょう。代表的な5つのサービスの運用実績を比較してみましょう。
サービス名 | 運営会社 | 運用コース | 運用 実績※ |
---|---|---|---|
SBIラップ | SBI証券 | AI投資コース | 9.96% |
楽ラップ | 楽天証券 | やや積極型 (DCRなし) |
7.58% |
WealthNavi | ウェルスナビ | リスク許容度3 | 13.7% |
ROBOPRO | FOLIO | - | 10.48% |
SUSTEN | sustenキャピタル・マネジメント | - | - |
上表だけ見るとWealthNaviが優れているように見えます。ただし注意点として、ロボアドバイザーやファンドラップはそもそも長期投資を基本としています。しかしどの会社もサービス開始からが日が浅く、長期にわたって運用し続けた実績はまだありません。
そのため上記のような短期の実績だけでは各サービスの良し悪しを判断することはできません。長期運用し続けるメリットは何といっても複利効果です。ラップのお任せ運用の醍醐味はその点にもあるとも言えるでしょう。
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SBIラップの始め方はたった3STEPで簡単です。やり方を編集部が実際に購入した画面で見ていきましょう。
SBIラップを買う資金を入金します。SBI証券のウェブサイトにログイン、「入出金・振替」のタブをクリック。「即時入金/リアルタイム入金」で金融機関を選択します。入金金額と取引パスワードを入力して確認をクリック。入金実行を押して完了です。
入金できたら、メニューから「SBIラップ」をクリック。「申し込み・ログイン」を選択。「AI投資コース」か「匠の運用コース」のどちらかを選択。規約を確認し、同意にチェック、「次に進む」をクリックしましょう。
規約を確認し、同意にチェック、「同意して申込む」をクリックで申込完了です。審査完了には数日かかり、結果はマイページのメッセージボックスに届きます。
申込を営業日の13時までにすれば、翌営業日16時30分頃に契約完了し、購入ができるようになります。
申込結果がSBI証券のウェブサイトのお知らせに届いたら、早速投資できます。スポット購入なら「購入」、積立なら「積立」を選ぶと、注文入力の画面に遷移します。1万円以上、1000円単位で買えます。金額を入力して完了です。実際に編集部が試してみたところ、とても簡単でした。
SBIラップ以外にも、SBI証券ではさまざまな投資が可能です。SBI証券は楽天証券とともに2大ネット証券とも呼ばれており、投資家からの人気が高い証券会社です。
評価 | 2023年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査 「証券業種」第1位 |
---|---|
商品・制度 | 株、投資信託、海外株式、債券、金、FX、CFD、先物・オプション、ロボアド、iDeCo、NISA・つみたてNISAなど |
手数料サービス | 国内株式現物手数料・単元未満株(S株)の買付手数料無料:2023年9月30日~ 米国株式・米国ETF取引手数料:最大2カ月間無料 |
貯まるポイント | Tポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイント、JALのマイルから1つ選択 |
取扱サービスの幅が広く、選択できる商品数も豊富なため、投資初心者からベテラン投資家まで利用しやすいラインアップです。手数料の安さやポイント制度のお得さにも定評があります。
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SBIラップは、投資一任手数料が安い、コース選択がしやすいなど好意的な口コミも多い一方、信託報酬(投資信託の運用コスト)や、専用アプリがないといった点に不満を感じる口コミも見られました。
さまざまな声がありますが、総じてSBIラップは2022年度に業界内で最も契約件数を伸ばしたロボアドバイザーサービスであり、今とても注目を集めていると言えます。
SBIラップではNISAはできません
SBIラップは、AI投資コース・匠の運用コースともにNISAの対象外です。NISAでロボアドバイザーを使いたい場合は、WealthNaviなら可能です。NISAは投資の利益が非課税になる制度ですので、使える状況ならなるべく使うようにするのがおすすめですが、ロボアドバイザーを介さずとも利用可能です。
SBIラップはロボアドバイザーの1種です
SBIラップは、SBI証券が提供するロボアドバイザーサービスです。お金を入金すれば、後はAIが全自動で相場の予測・買付・運用中の配分変更など、さまざまな作業を行ってくれます。ロボアドバイザーは自分で考えなくても簡単に投資を実践できるため、近年注目を集めています。
細かいサービス内容が異なります
SBIラップとWealthNaviは、投資の難しいところや手間のかかるところをすべて丸投げできるロボアドバイザーサービスという点では同じです。しかし、運営している会社や運用方針、投資対象、手数料、NISA対応の可否など細かい点に違いがあります。自分が何を求めているのかを考えて選びましょう。こちらで比較しています。
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SBIラップの評判-口コミ評価はデメリット?WealthNaviとも比較【おすすめ?】
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