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近年、ポイントを使って投資ができるようになったため、「Vポイント投資」がどのようなものか気になっている人もいるでしょう。この記事では、Vポイント投資のメリットやデメリット、始め方などを解説しますので参考にしてみてください。
目次
投資対象 | SBI証券で取引できる投資信託 |
---|---|
購入方法 | 金額指定買付
(積立買付、口数買付は対象外) |
利用単位 | 1ポイント=1円 |
備考 | 他ポイントとの併用不可 |
Vポイント投資とは、三井住友カードのVポイントを投資信託の購入代金として現金の代わりに使えるサービスです。
1ポイント=1円で利用でき、現金との併用も可能です。また、Vポイントで購入した投資信託の分配金や譲渡益は現金で受け取れるため、すべて現金で投資する場合と変わりません。
投資信託とは、投資家から集めたお金を一つの資金としてまとめ、運用の専門家が投資や運用をしてその成果を投資家へ分配する金融商品のこと。投資信託から得られる利益は次の2つです。
ポイント投資はポイントを使って金融商品を購入し、売却すれば現金を受け取れます。一方、ポイント運用は、ポイントのまま運用を任せるため、証券口座や手数料は不要です。運用状況により増減したり、引き出せたりするのは現金ではなくポイントです。
Vポイント投資はポイント投資で、SBI証券での口座開設が必須です。
ポイント投資 | ポイント運用 | |
---|---|---|
内容 | ポイントを使って投資する | 選んだコースの金融商品の値動きに応じてポイントが増減する |
手数料 | かかることもある
(投資信託の購入時手数料など) |
なし |
分配金・配当金 | あり | なし |
証券口座の開設 | 必要 | 不要 |
受け取り方 | 現金 | ポイント |
Vポイント投資のやり方を見ていきましょう。次の5つのステップに従って解説します。
メールアドレスを登録し、氏名・住所などの情報を入力して口座開設を申し込む
「ネットで口座開設」か「郵送で口座開設」どちらかを選択
提出書類の審査が完了すると、ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードがメールもしくは登録住所宛に簡易書留郵便で送られてくる
WEBサイトからログインし、初期設定の案内画面に従って必要事項を登録すると取引が可能に。
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ログイン後、ホーム画面の「メインポイントを選ぶ」をクリック
SBI証券ポイントサービスの「申し込む」をクリック
「各種規約等を確認する」を開き確認後、Vポイントをメインポイントとして選択
「各種規約等を確認する」を開き確認後、「上記内容を確認し同意いたしました」にチェック、取引パスワードの入力をし「同意する」をクリック
ホーム画面の「投信」「銘柄検索・取扱一覧」を選択すると投資信託パワーサーチが起動。投資の対象や地域、手数料などの条件を入力して銘柄を絞り込みます。
ログイン後、画面から「投資信託トップ」を選択します。注目キーワードやランキングなどから購入したい銘柄を検索します。
目論見書などの確認後、購入金額・利用するポイント数などを入力
Vポイント投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか。5つの主なメリットについて詳しく見ていきましょう。
SBI証券では100円から投資信託を購入できるので、100ポイント以上あれば現金を使わずに投資ができます。
投資をしようと思っていても、値下がりして損失が出ることを恐れたり余裕資金がなかったりするために、なかなか始められない人もいるのではないでしょうか。
ポイント投資なら、自己資金を使うことなく投資を始められます。そのため、仮に買った投資信託が値下がりしても心理的なダメージは少ないでしょう。 自己資金を失うリスクなしで投資に取り組めるので、初心者でもハードルが低く始めやすいでしょう。
Vポイントは他社ポイントへの交換やアプリ経由でネットショッピングにも使えるなど多様な使い方があります。ただし少額だったり端数だったりすると、使うのが面倒だったり忘れてしまうこともあるでしょう。
Vポイントには有効期限があり、カードの種類(プラチナ、プラチナプリファード、ゴールド、それ以外)によって期限までの期間(ポイント獲得月から2年間~4年間)が異なります。
Vポイントは1ポイントから利用できるので使いやすいでしょう。また、Vポイントはクレジットカードの支払額に充当することもできます。
Vポイントで投資信託を購入し、すぐに売却して出金することで、Vポイントを現金化できます。現金化すれば日々の生活費として使ったり、投資信託以外の商品を購入するために使ったりもできます。
ただし、日数が経ってから売却すると、投資信託の基準価額が変わり想定した価格で売れずに損をする可能性はあります。
例えば債券型ファンド(債券を中心に運用される投資信託)のような、株式型(株式を中心に運用される投資信託)ファンドに比べて値動きが小さいファンドを購入すれば、損失の可能性を低く抑えられることが期待されます。
また、売却時に信託報酬※がかかる、価格が変動するなど、完全に無料で現金化できないこともある点には注意しましょう。
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投資の元手となるVポイントは、多様な方法で貯められるのもメリットの1つです。三井住友カード(NL)の利用でのVポイントの還元率は0.5%ですが、以下の方法で還元率をアップさせることができます。
きっかけはポイント投資であっても、実際に投資を始めることで知識や経験が身につくことが期待されます。
自己資金が少額またはゼロで始めたとしても、実際に利益や損失が出るのを目の当たりにするので、投資に対して興味が湧き、リスク分散などの勉強をするモチベーションが高まるでしょう。
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逆にVポイント投資にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。考えられる4つのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
少ない自己資金で投資できるからといって、あくまで普通の投資と同様で損失が出るリスクが減るわけではありません。
ポイントで投資するのは投資信託なので、その時々で価額は変わります。売却時の価額が元本(購入時の支払金額)を下回らない(損をしない)保証はありません。せっかく貯めたポイントが全額なくなってしまう可能性もあります。
こうしたリスクを減らすために、 信託報酬などの手数料や運用実績を考慮して投資先を選びましょう。手数料は運用にかかるコストで、投資対象が同じなら低い方がリターンを得られやすいと考えられます。
運用実績とは、投資信託の成績です。投資対象が同じファンドと比べてリターンは少なくないか、値動きの幅は大きくないか確認してみましょう。
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SBI証券ではさまざまな商品に投資できますが、Vポイント投資の対象となるのは投資信託のみです。
国内株式、外国株式、投資信託、債券、FX(外国為替証拠金取引)、SBIラップ、金・銀・プラチナ・保険など
証券会社によっては、投資信託以外でもポイント投資ができます。例えば、楽天証券でポイント投資できるのは、投資信託、国内株式、米国株式、バイナリーオプション(2通貨の為替レートが一定時間後、指定レートを上回るか下回るか予測する取引)です。
ただし楽天証券で使えるのは楽天ポイントで、Vポイント投資はできません。
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つみたてNISA口座でVポイント投資はできないことに注意しましょう。Vポイント投資の買付方法は金額指定買付のみで、口数指定買付や積立買付はできないからです。買付方法は、購入する際の数量を何で指定するかによって主に以下の3つがあります。
指定する数量 | 買付方法 |
---|---|
金額 | 金額指定買付 |
積立額(毎月) | 積立買付 |
口数 | 口数買付 |
一方、一般NISAでのVポイント投資は可能です。NISA口座で購入すると投資から得られる利益が非課税になるメリットがあります。
一般NISAは、投資信託などを年間120万円までタイミングを問わず購入でき、最長5年間非課税で保有できます。つみたてNISAは、一定の投資信託を積立でのみ購入(年間40万円まで)でき、非課税で保有できる期間は最長20年間です。
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SBI証券ではVポイント以外にも、TポイントやPontaポイントを使ってポイント投資ができます。
3種のポイントをすべて使えたら、さらに有利にポイント投資ができますが、3種のポイントは併用することはできないので注意しましょう。
ただし、VポイントとTポイントは、2024年春に「青と黄色のV ポイント」に統合予定なので、将来両者は合算してVポイント投資に使えるでしょう。
これまでSBI証券でのVポイント投資の詳細を見てきましたが、SBI証券ではVポイント投資以外にも以下の取引での優位性に魅力があります。
詳しく見ていきましょう。
SBI証券の手数料はもともと最安水準ですが2023年9月30日から国内株式(現物・信用)売買手数料が無料化されます(ゼロ革命)。
SBI証券の取引手数料プランは、1取引ごとの金額で手数料が決まるスタンダードプラン、1日の取引額合計で手数料が決まるアクティブプランの2つがあります。
条件(取引報告書などの電子交付への切り替え)を満たせば、どちらの手数料プランでも国内株式の売買手数料が無料になるのでとてもお得です。
IPOとは、未上場の企業が東京証券取引所(東証)等の証券取引所へ新たに株式を上場することをいいます。成長が期待されるIPO銘柄は、大きく値上がりしやすい特徴があるため、上場段階で購入できれば将来的な値上がり益を期待できることがIPO最大のメリットです。
SBI証券でのIPO銘柄の取扱数は117社と証券業界でもダントツです(2022年度:2021年4月~2022年3月)。これは上記期間に上場した会社数の約97.5%を占めていますので、SBI証券ではIPO銘柄へ投資できる機会が圧倒的に多いといえます。
証券会社名 | 銘柄数 |
---|---|
SBI証券 | 117社 |
楽天証券 | 70社 |
マネックス証券 | 51社 |
松井証券 | 50社 |
auカブコム証券 | 39社 |
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証券会社名 | 銘柄数 | 国数 |
---|---|---|
SBI証券 | 6,661 | 9カ国 |
楽天証券 | 5,882 | 6カ国 |
マネックス証券 | 6,536 ※1 | 2カ国 |
松井証券 | 2,531 | 1カ国 |
auカブコム証券 | 1,877 | 1カ国 |
SBI証券では幅広い外国株を取引できます。取引できる国の数は9カ国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)と、他のネット証券と比較すると群を抜いています。
外国株式の取扱銘柄数も業界最多水準です。国内株式よりも多くの成長成果を期待したい人にとっては、自分の好みの外国株式を直接購入できるので有効なサービスといえるでしょう。
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Vポイント投資は、自己資金ゼロでも100ポイントから始められます。これまで損失を恐れて投資に踏み切れなかった人にとっても、ハードルが下がり無理なく投資を始めるきっかけになるでしょう。
投資のリスクを下げるには、長期で定期的に金融商品を購入するのがよいといわれています。早く始めれば、それだけ長期運用ができるチャンスにつながります。Vポイントを活用して少額からでも資産運用をスタートしてみてはいかがでしょうか。
Vポイント投資で利益を得ると課税対象になります
Vポイントを保有しているだけでは、税金はかかりません。しかし、いったんVポイントを利用して投資をすると、通常の投資と同様に投資の利益は現金で受け取るので課税対象になります。
ただし、NISA口座で運用する場合は、投資から得られる利益が非課税になりますので、課税されません。
ログイン後、ホーム画面などから確認できます
ホーム画面→「メインポイントを選ぶ」→「ポイント・外部連携」→「ポイントサービス」でポイント残高を確認できます。
または、「口座管理」→「口座(円貨)」→「サマリー」でポイント数を確認することも可能です。
いざ、投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
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Vポイント投資にはどんなメリットがある?初心者向けにやり方を画像で詳しく解説!
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