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SBI証券で米国株投資を始めようと思ってはいるものの、買い方などの手順が分からず二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、SBI証券で米国株を購入する具体的な手順や注意点などを初心者にも分かりやすく画像で解説します。米国株投資は思っているよりも簡単にできますよ。
目次
SBI証券での米国株(外国株)の買い方は3STEPです。
SBI証券で株式を売買するには証券総合口座の開設が必要です。さらに米国株の取引を行うには外国株式取引口座も開設しましょう。
証券総合口座の開設には個人情報の入力や本人確認書類の提出などが必須。証券口座が開設できれば、外国株式取引口座は最短で申込後1分で開設できます。
すでにSBI証券の総合口座を持っていれば、外国株式取引口座の開設手順は簡単です。
SBI証券のサイトにログイン→「取引と口座開設」→「外国株式・信用(米国株式)」→「開設」をクリック。
「外国株式取引口座および米国株式信用取引口座」と「外国株式取引口座」の選択肢から、「外国株式取引口座」を選択、下段の「同意して次へ」をクリック。
複数の書面を確認し、「同意/承諾する」をクリック、外国株式取引口座の申込みが完了。
なお「外国株式取引口座および米国株式信用取引口座」は、米国株式でレバレッジをかけた信用取引を行いたい場合に選択します。ただし初心者は通常の米国株投資に慣れてからで十分。信用取引口座は後からでも開設できます。
SBI証券の総合口座開設は、1.口座開設申込→2.本人確認書類の提出→3.完了通知の受取→4.初期設定の順です。
下記の公式サイトから口座開設を申し込みます。
メールアドレスを登録すると送られる認証コードから入力画面にアクセス。氏名や住所などを入力、規約を確認。「ネットで口座開設」を選べば取引まで最短翌営業日で可能です。次の「本人確認書類の提出」(マイナンバー確認書類+本人確認書類)以降もネットで完結できるのでおすすめです。
提出後に審査が行われ、「口座開設完了通知」がメールか郵送で届きます。届いたユーザーネームとログインパスワードでログイン、初期設定を行えば準備完了です。
総合口座が開設できれば、米国(外国株)口座開設の方法は「SBI証券の総合口座をすでに持っている場合」と同様です。なお、総合口座の開設の詳しいやり方は下記の記事でも紹介しています。
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米国株を購入するには証券口座に資金を入金します。入金先は外国株式口座ではなく、証券総合口座です。外国株の購入には次の2つの決済方法があります。
円貨決済の場合、国内株の取引と同じように、証券総合口座へ入金すればすぐに買付余力に反映されます。SBI証券への入金方法は以下のとおりです。
このうち銀行振込のみ手数料が発生します。そのため、手数料のかからない即時入金などの入金方法がおすすめです。
なお「SBIハイブリッド預金」(預り金自動スィープサービス)も便利です。住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金残高をSBI証券の株式等の買付代金に充当できるサービスです。株式等の受渡代金は自動的に証券総合口座とSBIハイブリッド預金の間で行われ、口座間で資金移動の必要がありません。住信SBIネット銀行の円普通預金に入金後、SBIハイブリッド預金に振替(自動振替も可能)することで利用できます。
外貨決済はドルなどの外貨を口座に用意して、外貨で株式を購入します。入金した円をSBI証券内で外貨に両替する必要があります。両替の手順は次のとおりです。
投資資金を円で入金(方法は円貨決済と同様)
口座にログイン、「外貨建商品取引」から「為替取引」
米ドルなど両替したい外貨を選択し「注文入力画面へ」
外貨の買付額と取引パスワードを入力し「注文確認画面へ」
内容を確認、「注文発注」ボタンを押して終了
なお、2の「為替取引」はスマホアプリからはできないため、PC(パソコン)から行いましょう。
SBI証券ではWebブラウザ(PC)とスマホアプリの両方で米国株が買えます。それぞれの買い方を解説します。
WEBブラウザで外国株式を購入する際の手順は下記のとおりです。
国内株式の取引と似た手順です。米国株でも預り区分(特定、一般、NISA)の選択があるため、特定口座・NISA口座で取引する際は選択を忘れないようにしましょう。
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SBI証券にはアメリカ株取引専用のスマホアプリ「SBI証券 米国株アプリ」があります。米国株アプリでの米国株の買い方手順は次のとおりです。
以上のようにアプリからでも簡単にできます。
SBI証券の米国株(外国株)のおすすめの買い方は住信SBIネット銀行を利用する方法です。口座連携を行うと、安い手数料で両替した外貨をSBI証券の外国株投資に利用できるのでお得です。3STEPで解説します。
大手ネット証券の両替手数料は1ドルあたり約25銭ですが、住信SBIネット銀行では低コストで両替可能です。
指定した頻度・金額で外貨を自動的に買い付ける「外貨積立」の利用で、1ドルあたり3銭で両替が可能です。
上記の流れで行うと、指定した買付頻度に応じて買付日の午前4時に代表普通預金から自動振替し、午前8時30分の購入レートで約定します(Web画面への反映は午前8時30分以降)。
SBI証券には「米ドル定期自動入金サービス」があります。住信SBIネット銀行の外貨普通預金口座にある米ドルを1日あたり指定した金額で自動かつ振込手数料無料でSBI証券に入金するサービスです。
上限が毎月任意の5日間と決まっていますが、振込手数料が無料のため、コストをかけずに外貨の移動ができます。
以上でサービス開始となります。振込手数料は無料ですが、このサービスを米国株投資に利用する際は金額と時間の余裕を持って行うことをおすすめします。
SBI証券が提供する「米国株式・ETF定期買付サービス」を利用すれば、米国株式の定期的な買付が可能です。
定期買付なら株式の購入タイミングに頭を悩ませなくて済む上、時間分散によるリスク分散や、買い忘れ防止などのメリットもあります。
買付日は「日付指定コース」「曜日指定コース」(いずれも複数指定可)から選択ができます。買付金額は年2回のボーナス月設定も可能なため、買付タイミングも金額も自由度高く定期買付できます。
「設定」をクリックすれば完了です。
SBI証券で米国株(外国株)を売りたい場合、WEBブラウザとスマホアプリのどちらでも可能です。
WEBブラウザでの米国株の売却手順は次のとおりです。
以上で発注完了です。
スマホアプリ「SBI証券 米国株アプリ」での米国株の売り方は下記のとおりです。
以上で発注完了です。
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米国株投資にSBI証券を選ぶメリットはどんな点にあるのでしょうか。以下の3点に絞って他社と比較してみましょう。
証券会社名 | 銘柄数 |
---|---|
SBI証券 | 約5,600 |
楽天証券 | 4,833 |
松井証券 | 2,872 |
マネックス証券 | 4,545 |
auカブコム証券 | 1,877 |
SBI証券はネット証券最多の5,000銘柄以上の米国株の取引が可能です。NY証券取引所やNASDAQに上場する銘柄の大半の銘柄が取引できます。自分の希望する銘柄に出会える可能性が高いです。
外国株式リクエストフォームから取り扱って欲しい銘柄の希望も出せます。よって取扱のない銘柄でも、リクエストを出せば将来的に投資できるようになる可能性もあります。
株式の取引手数料は投資パフォーマンスに直接影響するため、手数料の低い証券会を選ぶことが投資パフォーマンスの向上に直結します。SBI証券の米国株の取引手数料はネット業界最安水準であり、コストを抑えて米国株投資が可能です。
金融機関名 | 取引手数料 | 為替手数料 (1ドルあたり) |
---|---|---|
SBI証券 | 約定代金×0.495% (最低0米ドル~上限22米ドル) | 0.25円 |
楽天証券 | 0.25円 | |
マネックス 証券 |
買付時 0円 売却時 0.25円 |
|
auカブコム 証券 |
0.20円 | |
松井証券 | 0.25円 |
国内のネット証券各社は米国株の取扱に力を入れており、手数料は横一線です。中でもSBI証券は口座開設から最大2カ月の手数料無料キャンペーンを実施しています。ただし同様のキャンペーンを楽天証券も行なっており、マネックス証券では最大3万円まで手数料の米ドルのキャッシュバックを行っています(期間は20日間)。米国株取引ではネット証券各社のキャンペーン情報にも注意しましょう。
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貸株サービスとは、株式を証券会社に貸し出すことで、貸し出した株式に応じて貸株金利を受け取ることができるサービスです。国内株式では、多くのネット証券が貸株サービスを提供しています。SBI証券はネット証券で唯一、米国株でも貸株サービスを提供しており2,000銘柄以上が対象です。
貸株サービスは、貸株中でも配当金を得ることができます。よって米国株でも貸株サービスを活用すれば、配当金に加えて貸株金利が得られます。貸株中であっても通常どおり株式の売却はできるため、売却タイミングを逃すこともありません。
SBI証券で米国株を買うには注意点もあります。代表的な3点解説します。
米国株式は現地時間の9時30分~16時の間で取引されています。よって、時差がある日本では夜間のみ(23時30分~翌6時)の取引となるため、日中の取引ができません。
少しでも長い時間、取引したいなら22時~翌10時まで取引可能なマネックス証券の利用がおすすめです。ただし、時間外取引(6時〜10時と22時〜23時30分)は出来高が少なくなるため、希望価格で取引できない可能性もあります。
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SBI証券の米国株の注文方法は、次の3種類に限定されています。
マネックス証券は上記3つの注文方法に加えて、OCO注文(2種類の注文を同時に出し、どちらかの注文が約定の場合、未約定の注文が自動的にキャンセルされる注文)やトレーリングストップ(市場価格の変動に応じて逆指値注文の水準を自動的に保有するポジションに有利な方向へ移動させる注文)も可能です。
ただし、通常の取引ならSBI証券の3つの注文方法があれば十分でしょう。
SBI証券にはポイント投資サービスがあり、Tポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイント、JALのマイルの5種類から選べます。ただしポイント投資で米国株の購入はできません。
そのため個別の米国株を組み入れた投資信託を購入することで、ポイントでの米国株投資をある程度カバーできます。
どうしてもポイントで個別の米国株投資をしたいなら、楽天ポイントでポイント投資ができる楽天証券の利用がおすすめです。楽天証券は楽天ポイントで通常の米国株投資に加え、米国株の積立投資もできます。
なお、SBI証券のポイント投資はこれまで投資信託に限られていましたが、2023年8月26日から国内株でTポイントとPontaポイントを活用した投資サービスがスタートしました。
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SBI証券では米国株を含めて9カ国の外国株を取引できます。トップクラスの取引国数ですが、注意点もあります。以下の2点をチェックしておきましょう。
SBI証券では国内株と外国株では売買ルールが異なります。外国株では米国以外の株式も取り扱っており、それぞれルールが異なります。SBI証券の外国株の取引ルールは次のとおりです。
銘柄数 | 取引時間 (日本時間) |
手数料※ | 決済方法 | NISA口座 | |
---|---|---|---|---|---|
米国株 | 5,600~ | 標準時間:23時30分~翌6時 サマータイム:22時30分~翌5時 |
0.495% 上限22米ドル |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
中国株 | 1,300~ | プレ・オープニングセッション:10時~10時30分 前場:10時30分~13時 後場:14時~17時 クロージングオークションセッション:17時~17時10分 |
0.286% 最低手数料:51.7香港ドル 上限手数料:517香港ドル |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
韓国株 | 60~ | 9時~15時30分 | 0.99% 最低手数料:9,900韓国ウォン |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
ロシア株 | 29 | 16時~翌0時59分59秒 | 1.32% 最低手数料:550ロシアルーブル |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
ベトナム株 | 290~ | 前場 11時~13時30分 後場 15時~16時45分 |
2.2% 最低手数料:1,320,000ベトナムドン |
外貨決済 | 対応 |
インドネシア株 | 70~ | プレオープニングセッション:10時45分~10時55分(月曜~金曜) 前場:11時~14時(月曜~木曜)、11時~13時30分(金曜) 後場:15時30分~17時50分(月曜~木曜)、16時~17時50分(金曜) |
1.1% 最低手数料:261,800インドネシアルピア |
外貨決済 | 対応 |
シンガポール株 | 30~ | プレオープニングセッション①:9時30分~10時 前場:10時~13時 プレオープニングセッション②:13時~14時 後場:14時~18時(月曜~金曜、祝日除く) |
1.1% 最低手数料:30.8シンガポールドル |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
タイ株 | 70~ | プレオープニングセッション①:11時30分~12時 前場:12時~14時30分 プレオープニングセッション②:16時~16時30分 後場:16時30分~18時30分(月曜~金曜、祝日除く) |
1.1% 最低手数料:837.1タイバーツ |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
マレーシア株 | 40~ | プレオープニングセッション①:9時30分~10時 前場:10時~13時30分 プレオープニングセッション②:15時~15時30分 後場:15時30分~17時45分 |
1.1% 最低手数料:83.6マレーシアリンギット |
円貨決済 外貨決済 |
対応 |
SBI証券ならベトナム、インドネシア、シンガポールなどの新興国株にも投資可能です。経済成長が期待できる新興国の企業は高い成長および株高が期待できます。
ただし新興国株は、株式市場への参加者が先進国に比べて少ないこともあり、株価変動は上下ともに大きくなる傾向があります。またクーデターなどの発生による政治および経済活動の停滞など、カントリーリスクも否定できません。日本から得られる現地情報には限りもあり、国内銘柄に比べて危険の察知も難しいといえるでしょう。
高成長が期待できる新興国の企業への株式投資は株高への期待感があります。反面、新興国株はハイリスク・ハイリターンという点に注意が必要です。
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SBI証券は、米国株を始めとする多彩な外国株の取引が可能です。米国株投資に興味がありつつも、手続きを始めとしたハードルの高さなどが気になっているなら、スマホでもPCでも国内株のように簡単に投資できるSBI証券の利用がおすすめです。
米国株と同じ手続きで購入可能
ETF(上場投資信託)は証券取引所に上場している投資信託です。通常の投資信託に比べて手数料などの運用コストが低く抑えられている銘柄がほとんどです。SBI証券では米国など海外ETFの購入も可能です。米国株式の購入と同様のやり方で簡単にETFが購入できます。
手数料を考えるなら外貨決済がおすすめ
外貨決済をするには、事前に外貨(米国株の場合は米ドル)を用意する必要があります。SBI証券は住信SBIネット銀行を活用すれば、外貨の両替手数料を他のネット証券に比べて安く抑えることが可能です。
一方で住信SBIネット銀行の口座開設、事前の両替など一定の手間もかかります。多少コストはかかってもスピーディに米国株を買いたいなら円貨決済を利用しましょう。
経済成長による株価上昇への期待感や多彩な銘柄
少子高齢化で低成長が続く日本に比べ、米国は今後も高い経済成長が見込まれます。よって米国企業は日本企業に比べ、高い成長そして株価上昇が期待できます。米国の証券市場には株価上昇が期待できる銘柄のみならず、高配当銘柄も多く、魅力は多彩です。米国株は1株から買えるので、数万円からの少額資金で投資できる点もメリットです。
いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
楽天証券
松井証券
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SBI証券米国株の買い方を画像でわかりやすく解説
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最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
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