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女性が自分らしく生きるために、身に付けておくと心強い基本的な金融リテラシーについて書かれた、日本総研の小島明子氏らによる書籍『「わたし」のための金融リテラシー』。
この中から、つみたてNISAやiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)といった非課税制度を利用した投資をする際活用されている金融商品、「投資信託」に関する豆知識を記したコラムを抜粋して紹介します。
最近では、購入手数料が無料の投資信託(ノーロード投資信託)もありますが、一般的に、投資家は投資信託を購入すると、販売会社(証券会社や銀行等)に「購入手数料」(購入金額の約1~3%)を支払います。
加えて、証券会社等の口座をみているだけではわかりませんが、運用期間中は信託財産から運用にかかる費用として信託報酬、監査報酬、売買委託手数料などが差し引かれています。
前述したETFに人気がある理由の1つは、販売会社への手数料や運用にかかる費用等が安いことがあげられます。
投資信託の募集・販売の際には、目論見書が渡されますので、どのような費用がかかるのかを確認されることが大切です。
また、一般社団法人投資信託協会によれば、投資信託の興味・関心・購入のきっかけをもった人の半数以上が「金融機関の人に勧められて」(52.5%)と回答しています。多くの人は、投資信託を主体的に選んでいないことが想像できます。
商品の数が多いと、自分で選択をすることは時間もかかり、むずかしいかもしれません。
加えて、営業担当者から直接勧められると、その場で買いたくなる気持ちもわきますが、勧められたタイミングが、購入に良いタイミングかという点で、冷静な判断が必要です。
最近は、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用することで、投資になじみのなかった方でも、投資信託を購入するきっかけは増えています。投資信託は株式投資に比べて少額で複数の投資対象に投資が可能なことや、専門家に任せることで、専門知識や時間がなくても、運用ができるためです。
一方で、元本が確保されていないうえに、株式投資に比べると、投資対象を分散しているため、リスクが少ない分、リターンも獲得しづらいという特徴があります。
しかし、外貨預金と同様に、遠い海外の国にも少額で投資ができるというのは魅力の1つです。
将来は、グローバル人材になりたい、と心のどこかに思っていたら、少額(リスクが許容できる範囲内の金額)で、グローバル投資家になってみるのも第一歩になるのではないかと思います。
いかがでしたか? 株式投資よりも手軽に、少額で「グローバル投資家」になれる投資信託は、損をするのが怖いと思っている方の「はじめの一歩」にちょうどいいツールなのかもしれませんね。今回の本は、こうした金融リテラシーを身に付けたいと感じているあなたにおすすめの一冊です。
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【本の中身を特別にチラ見せ】「『わたし』のための金融リテラシー」/初心者向けおすすめ本
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