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最終更新:2021年07月13日

資産運用の疑問が全てわかる!『マンガと図解 はじめての資産運用』/初心者向けおすすめ本

資産運用の疑問が全てわかる!『マンガと図解 はじめての資産運用』/初心者向けおすすめ本
高山 一恵 ファイナンシャルプランナー

この記事は4分で読めます

ひと昔前は「お金持ちにしか関係のないもの」と思われていた資産運用ですが、少額から使える税制優遇制度、つみたてNISAのスタートもあいまって、今や20代、30代でも投資をしている人が増えてきました。とはいえ、始めたいけれどなんだか難しそう、何から調べていいかも分からないという人もまだまだ多いのでは?
さまざまなメディアで活躍するFP、頼藤太希氏と高山一恵氏による『お金がどんどん増える! あなたにぴったりの投資法が見つかる! マンガと図解 はじめての資産運用』は、まさにそうした方に向けて書いた本だということで、著者の高山一恵氏自ら、書籍に込めた想いや見どころを紹介します。

「減らさず増やす」コツは機関投資家に学べ!

コロナ禍以降、将来の不安からか、マネー相談に訪れる人が増えています。相談の中で目立つのが「少しでもお金を増やしたい」という投資の相談で、圧倒的に多いのが「つみたてNISA」や「iDeCo」に関するもの。多くの人は、一攫千金狙いのハイリスク・ハイリターンな投資ではなく、「大きくお金を減らすことなく着実に増やしたい」という希望を叶えるための投資方法を知りたいと思っているようです。

大きく減らすことなく着実にお金を増やすには、「コア・サテライト戦略」を実践することです。そして、このコア・サテライト戦略を実践する際お手本にしたいのが、保険会社や銀行など、多くの人からお金を預かり運用している機関投資家の考え方です。

例えば、生命保険会社は、多くの人が支払う莫大な保険料を預かります。その保険料の大半は将来の保険金などの支払いを確実に果たすための資金となるので、減らさずにコツコツと安定的にお金を増やしていく必要があります。

国内の生命保険会社では、総資産の7〜9割は日本国債を中心とした円建て債券などで安定運用・長期運用を行い、残りの1〜3割で株式、外国債券(主に米国債)、ハイイールド債券、不動産などといったリスクの高い資産で利益を狙った運用を行っています。

これが「コア・サテライト戦略」という考え方で、資産形成のコアとなる部分は安定成長・長期運用で行い、サテライト部分で積極的に利益を狙った運用を行うというものです。

コア・サテライト戦略は個人の資産運用でも有効です。自己資産のうち、コア部分を7〜9割、サテライトは、残りの1〜3割で運用します。

「コア」資産運用で活躍するiDeCo・NISAも分かりやすく解説

個人の場合、コア資産の例は現預金、投資信託(インデックス型・バランス型)、個人向け国債、社債、純金などがあります。投資信託は、何に投資しているのかの中身でリスクが変わってきますので、コア資産では国内・先進国に投資するのが良いでしょう。iDeCo(個人型確定拠出年金)、企業型DC(企業型確定拠出年金)、つみたてNISAなどの制度を活用すると、さらに効率よくお金を増やすことができます。

一方、サテライト資産の代表的な例は、FX、株式投資、仮想通貨(暗号資産)、投資信託(アクティブ型)などです。新興国に投資するインデックス型投資信託も、サテライト資産と考えても良いと思います。

資産運用で成功するかどうかの9割は資産配分にかかっているといわれています。本書では、コア・サテライト戦略のほか、資産運用の基本的な考え方、コア資産の中核となる「iDeCo」や「つみたてNISA」についても分かりやすく解説しています。

コア・サテライト戦略のほか、資産運用の基本的な考え方、コア資産の中核となる「iDeCo」や「つみたてNISA」についても分かりやすく解説

「分かる」だけじゃない、「実践できる」情報が満載

また、本書では、網羅的な解説に終始せず、実際に資産運用を始められるよう「実践できる」ことにもこだわりました。

というのも、資産運用の基本の考え方を身につけても

  • 投資する資産はどう選べばいいの?
  • 自分に合った金融機関はどこなの?
  • どの金融商品をどれくらいの割合で買ったらいいの?
  • いつ買って、いつ売ればいいの?
  • ポートフォリオのつくり方はどうしたらいいの?

などの疑問が解消されなければ、資産運用をスタートすることはなかなかできません。

そこで本書では、金融機関選びや投資資産ごとの特徴、株式投資や投資信託の銘柄選び、今、話題の「FIRE」で注目されている米国株、ポートフォリオの組み方、リスク管理方法、投資ルールのポイントなどについても分かりやすく解説しています。

結局、基本の考え方だけが書いてあっても、いざ実行しようと思った時に、何をすればいいのかが分からなければ、絵に描いた餅で終わってしまいます。

今まで多くのお客さまのマネー相談にのらせていただきましたが、成功する人と失敗する人の違いは「行動するか・実践するか」が大きく影響しています。ぜひ、読者の皆さまにはアクションを起こしていただきたいと思います。

運用後の疑問もきっちりフォロー

とはいえ、アクションを起こしたらそれで終わりかというと、そうではありません。実際に資産運用を始めたものの、

  • 長期積立投資のやめどき、売りどきはどうしたらいいの?
  • 投資で利益が出た場合、どうやって税金を納めるの?
  • つみたてNISAの非課税期間が終了したらどうしたらいいの?
  • 転職、退職した時、加入していたiDeCoってどうなるの?

など、運用スタート後にもさまざまな疑問がでてくることでしょう。

本書では、多くの人が運用スタート後に抱く主な疑問についても分かりやすく解説しています。

1人でも多くの方が、本書をきっかけに正しい資産運用の方法を知り、人生を謳歌できることを心より祈っています。

正しい資産運用の方法を知り、人生を謳歌のイメージ

単なる解説にとどまらず、「で、実際どうすればいいの?」「始めたあとのことも知っておきたい!」という声に応える『マンガと図解 はじめての資産運用』は、まさに初心者向けにおすすめの一冊。では、実際どんな内容が掲載されているのでしょうか。書籍の中身を特別にチラ見せします! 以下のリンクをクリックしてご覧ください。

記事の一部を特別にチラ見せ!

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