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最終更新:2019年11月26日

20年で利益300万円超!積立投資とは?メリット・デメリットは?

20年で利益300万円超!積立投資とは?メリット・デメリットは?
飯村 久美 ファイナンシャルプランナー

この記事は6分で読めます

前回の記事では、積立のメリット・デメリットを解説しました。今回は『積立投資(つみたてとうし)』について、メリットやおすすめ商品、続けるコツを解説します!

結論(この記事のポイント)
  • 積立投資は少額から投資ができ、ほったらかしでOK。手間いらず
  • 投資のタイミングを分散させることで、値上がり時も値下がり時もメリットが得られる
  • 積立投資をする上で大切なのは、「継続」と「分散投資」
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積立投資とは?どれだけ資産が増えるのか成功事例を見てみた

積立投資とは、毎月決められた日に同じ金額を同じ元本が変動する金融商品に継続的に投資していくことをいいます。証券会社や銀行に投資用の口座を開設して始められます。

積立投資を続けたことで成功した実例を1つ、ご紹介しましょう。

渡辺由美さん(42歳・仮名)は大学卒業後に入社するとともに、「投資信託」という元本が変動する金融商品で毎月3万円ずつ積立投資を始めました。

20年後に1000万円を超える大きな資産を築くことに成功

当時、実家暮らしだった由美さん。積み立てている毎月の3万円はないものとして生活したそうです。入社後6年後に結婚をしましたが、その後も会社勤めを続けながら3万円の積立投資を続けていきました。

そして20年後。口座の残高を見てみると1100万円に増えていたのです!由美さんの積立総額は720万円(=毎月3万円×12カ月×20年)なのに対し、儲けた利益は380万円。1000万円を超える大きな資産を築くことに成功したのです

積立投資の3つのメリットとは?

20年で1000万円もの資産を作れる力がある積立投資にはどんなメリットがあるのか?これから一緒に見ていくことにしましょう。

メリット①まとまったお金は必要なし!

積立投資のメリット①少額からできる!

投資というと、数十万円、数百万円といったある程度まとまったお金が必要になるんじゃないか?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。一部のネット証券などではワンコイン100円からと超少額で始められるんです。基本的には1000円、5000円からで始められる金融機関が一般的です。これなら気軽に始められますね。

メリット②知らないうちにお金が積み上がっていく。ほったらかしでOK

積立投資のメリット②ほったらかしでOK!

一度、積立投資の設定をしたら、あとはほったらかしておいてもOK。毎月決められた額が自ずと積み上がっていくので、手間いらず。これならズボラな人でも必ずお金が貯まっていきますね。

メリット③「ドルコスト平均法」という大きな“贈り物”がもらえる

積立投資のメリット③ドルコスト平均法のメリットが得られる!

投資をするとき、商品を買う時間のタイミングを分けて、定期的に同じ額を買っていく方法を「ドルコスト平均法」といいます。ちなみにドルという名前がついているので外貨をイメージするかもしれませんが、アメリカで生まれたのでこのような名前になっています。

ドルコスト平均法には、

1
価格が低いときには、より多くの量を買うことができる
2
価格が高いときには、買える量が少なくなって、高値でたくさん買ってしまうというリスクを減らすことができる
3
その結果、買った価格の平均を下げる効果が得られる

という3つのメリットがあります。詳しくは下の表で解説しましょう。

例えば、トレーディングカードに積立投資をするとします。トレーディングカードはその時々の需要と供給で値段が変化します。毎月1万円を投資した場合を表の例で見ていきましょう。

トレーディングカードを毎月1万円ずつ購入したら…

1月に価格が1000円のとき、1万円を投資すると、買える枚数は10枚です。2月は400円になったので、買える枚数は増えて25枚になりました。3月は500円になったので買える枚数は20枚になります。4月には250円まで下がりました。このときに買える枚数は40枚です。価格が3月のときの半値になったので、2倍の枚数を買うことができますね。そして5月に500円まで戻り、そのときに買える枚数は20枚になりました。

ここまで投資して保有している個数の合計は115枚になりました。投資した金額は合計5万円なので、1枚当たりのトレーディングカードの購入価格は約435円(≒50,000円÷115枚)となります。これは時価が約435円になっても、損失が出ない計算になります。これがドルコスト平均法の魅力です。

積立投資の3つのデメリットとは?

そんなメリットがたくさんある積立投資ですが、デメリットもありますので、チェックしておきましょう。

デメリット①運用次第で積立額を下回る「元本割れ」が起きることも

積立投資の場合、元本割れしない定期預金と比べて、運用次第では元本を割れる可能性もあります。

デメリット②買ったとき・積立中に手数料がかかる

運用にはどうしてもコストが発生します。そのため、投資商品を買う側としても、買ったときや積立を行っている間に手数料がかかります(買ったときに手数料がかからない投資商品もあります)。

デメリット③儲けた利益の約20%は税金としてとられる

積立投資をして儲けた利益に約20%の税金が差し引かれます。これは預金も同様で、利息に約20%の税金が引かれています。

積立投資ができるおすすめの商品は?

投資信託(証券会社・銀行で取り扱い)

積立投資に最も向いていておすすめなのが投資信託です。運用のプロ(「ファンドマネジャー」と呼びます)があなたの代わりに投資・運用をしてくれます。買ったり売ったりと面倒な投資・運用の作業をプロに全部お任せできますから、とても便利な商品といえます。

るいとう(株式累積投資)(一部の証券会社で取り扱い)

株にも積立投資ができる「るいとう(株式累積投資)」というサービスがあります。まとまった大金を必要とせずに、お気に入りの企業の株を直接、積立購入できちゃいます。

<注目>積立投資で儲けた利益が非課税になる制度があるよ!

積立投資をするなら、絶対に活用したいのが、イデコ(iDeCo)と、つみたて(積立)NISA(ニーサ)です。

イデコ(iDeCo)(証券会社・銀行で取り扱い)

「イデコ」とは、個人型確定拠出年金といって、公的年金に上乗せする年金(老後資金)を貯めるための非課税制度のこと。掛け金の全額が、「所得控除」といって税金を計算する所得から差し引くことができるので、節税効果は抜群です。

↓「イデコ」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

合わせてこちらもチェック!

つみたて(積立)NISA(証券会社・銀行で取り扱い)

「つみたてNISA」とは、国が認めた金融商品(投資信託)で積み立てて得られた利益が非課税になる制度のこと。年間40万円までの投資額が20年間、投資額の非課税枠として定められています。長期の積立投資に向いており、初心者も始めやすいのが魅力です。

↓「つみたてNISA」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

合わせてこちらもチェック!

失敗しない!積立投資の2つの鉄則

途中で止めない!

積立投資で大切なことは、積立を途中で止めないで継続させることです。積立投資は少しずつ増えていくため、投資した額が大きくなるまでに時間がかかります。積立投資を止めると、せっかくのドルコスト平均法のメリットも受けられません。また、継続的に長い期間にわたって投資をすることで複利の効果が働いて、利益が大きくなっていくことが期待できます。無理のない金額で積立額を設定し、継続していきましょう。

分散投資を心がけて!

投資の格言に「卵は1つのカゴに盛るな」というものがあります。

卵を1つのカゴに入れて運んだ場合、もしカゴを落としてしまったら全ての卵が割れてしまいます。しかし、あらかじめ複数のカゴに分けて運べば、そのうち1つのカゴを落としても、ほかのカゴに入れられた卵は守ることができます。

投資は不確実なものです。この先、どの国・地域の資産が儲かるかは誰にもわかりません。そこで資産を分散させておくことで、リスクを減らすことができます

金融庁が公表している「つみたてNISA早わかりガイドブック」のデータを見てみましょう。もし過去20年間、国内・先進国・新興国の株・債券に6分の1ずつ分散投資した場合、79.9%(年平均4.0%)も増やせることができています

この結果はあくまで過去の実績になりますが、長期間、積み立てて分散投資をすることで資産が増える期待が高まるのです。

積立投資の鉄則は、途中で止めないことと分散投資をすること

このご時世、給料もなかなか上がらないし、銀行預金にお金を預けておいてもほとんど増えません。であれば、積立投資をしてお金に働いてもらい、お金を育て増やしていきましょう。

なお、積立投資を行う場合、さらにおトクが得られる「イデコ」や「つみたてNISA」といった非課税制度の活用もお忘れなく!

「投資はお金をたくさん持っている人が株を売買するもの」だと思っていた方も多いかもしれません。

たしかに昔はそうでしたが、今は投資の初心者でも投資信託で小さなお金からカンタンに始められます。「将来のお金をこれから作っていきたい!」と思っている人にとって投資信託はとても便利なツールなんです。この機会に是非、積立投資を始めましょう。

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