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ほったらかし投資は、数十年の長期間にわたって、積立で少しずつ「投資信託」を買う投資法です。私が推奨する「ほったらかし投資」は、忙しくてもズボラでも続けられる投資でありながら、実は「長期」「積立」「分散」投資という、投資の王道をしっかりと押さえた本格的なやり方です。
「投資法」などというとちょっと難しそうですが、そんなことはありません。
①ルールを知る
②商品を選ぶ
③金融機関を選んで購入手続き(購入頻度・購入金額)をする
という3ステップで、誰でも簡単にスタートできます。しかも、毎月いくら、どの商品を買うかといった簡単な初期設定をしておけば、あとは基本的にほったらかしでOK。
ほったらかし投資には10のメリットがあります。詳しくは私が監修したムック「月5000円からはじめる 最新!ほったらかし投資」(宝島社)で解説していますが、ここではそんな中から、メリットを5つだけご紹介しますね。
人間の経済活動が続く限り、世界はだんだん豊かになると私は思います。言い換えれば、そんな世界に投資をすれば、日本経済や世界経済の成長と連動しながらお金を増やせるだろう、というわけです。
右肩上がりに経済が成長するのであれば、例えば10年後に受け取るお金を増やすには、来年始めるよりも、今始めるほうが投資年数が長いためお金を多く増やすことができます。ほったらかし投資は、時間を味方につけることが成功のポイントだからです。
時間を味方につけると、複利の力を利用できます。複利は、利益が発生したお金を追加投資することで、その追加投資したお金がさらに利益を生むという考え方です。つまり、長く続けるほど追加投資できるお金は増えることになります。
ほったらかし投資では、投資信託の値下がりリスクを抑えつつ、複利の力を活用します。今回はやや積極的に、年4~8%の利益を狙う方法を考えました。
複利には、とてもパワーがあります。ですから、その力はできるだけ早く、長く受け取るべきです。
毎日働いている方、家事・育児に追われる方など、忙しい方はたくさんいることでしょう。投資情報を収集したり、「もっと安く買えるかもしれない」「もっと高く売れるかもしれない」と投資でタイミングを計っている間にどんどん時間は過ぎていきます。ほったらかし投資なら、いつ買っても大きな差はなく、投資がスタートしたら、あとは淡々と購入していくだけ。
ほったらかし投資なら、一度設定をすればそうした感情を挟まずに淡々と続けられます。
投資信託のように、上下に値動きのあるものを一定額ずつ買うようにすると、その投資信託が安いときにはたくさん買い、高いときには少ししか買わなくなります。つまり、平均の購入金額が少しずつ下がっていくことになります。
平均購入価格が下がっていけば、少しでも値上がりしたときに利益を出しやすくなります。
ほったらかし投資と相性のいい制度に、「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA(積立NISA・少額投資非課税制度)」があります。
普通、投資の利益には約20%の税金がかかります。しかし、これらの制度で投資信託を買うと、利益に税金がかからなくなります。さらに、iDeCoでは、掛け金の全額が所得控除になるので、所得税・住民税を安くすることができます。
「月5000円からはじめる 最新!ほったらかし投資」では、約6000本ある投資信託の中から厳選した投資信託18本や、ポートフォリオ例も紹介しています。
「自分流ほったらかし投資」ができるようになる一冊に仕上がっていますので、ぜひチェックしてみてください。
ほったらかし投資で大切なのは、時間を味方につけること。今からスタートしてお金を育てていけば、やがて大きな実りがあるでしょう。
実際のところ、「月5000円からはじめる 最新!ほったらかし投資」にはどんな内容が掲載されているのか。「ほったらかし投資」が気になる方に朗報です。本誌の中身を特別にチラ見せします! 以下のリンクをクリックしてご覧ください。
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