つみたてNISA(積立NISA)を始める際に、同じ投資対象の中でどの投資信託が最も利回りが高いか判断がつきにくいこともあるでしょう。
この記事では、つみたてNISAで選べる投資信託の中で、4種類の投資対象ごとにランキングを紹介します。3年積立利回りおよび手数料(信託報酬)を基準に各トップ5を選びました。それらの銘柄が購入できるおすすめ金融機関も紹介しますので参考にしてみてください。
目次
つみたてNISA(ニーサ、積立NISA)の概要とメリット・デメリットを紹介します。デメリットを理解した上で、メリットを最大限に活かす資産運用を検討してみましょう。
少額からの長期・積立・分散投資を支援するために、2018年1月から開始された非課税制度。非課税枠は年間40万円まで、最長20年間利用できますので最大で800万円まで非課税投資ができます。
制度対象者 | 日本在住の20歳以上の人 |
---|---|
投資対象商品 | 金融庁が定めた要件を満たす投資信託(ETF含む) |
口座開設可能数 | 1人1口座、つみたてNISAと一般NISAは一方を選択利用 |
非課税対象 | 投資から得られる分配金や譲渡益 |
非課税投資枠 | 毎年40万円 |
非課税投資期間 | 最長20年間 |
投資可能期間 | 2042年まで |
途中引出し | 可能 |
商品の移行 (ロールオーバー) |
不可能 |
投資信託(投信)の値段は変動します。買った時より高い値段で売れば、差額が譲渡益(売却益)になります。また、保有している投信に運用利益が出れば分配金を受け取れます。つみたてNISAでは、最長20年間譲渡益や分配金などの利益が非課税(通常税率:20.315%)に。
投資商品は、金融庁が定めた基準により長期・積立・分散投資に向く投信(ファンド)に限定。初心者でも取引を始めやすい仕組みです。
運用利益が出ても保有期間中の手数料が高いと、リターンは少なくなります。また長期運用では、運用利益の分配金を頻繁に受け取らず、再投資すると効率的。積立投資は定期的に一定額を投資するので、結果的にファンドの平均買付価格を低く抑える効果も期待できます。
一般・特定口座では、運用の利益と損失を相殺して、差額利益のみに課税されます(損益通算)。相殺してもなお控除しきれない損失は、翌年以降3年間の繰越(繰越控除)ができます。NISA口座ではいずれもできません。
つみたてNISAは値動きのある投資信託に投資をするので、元本(投資の元手)は確保されません。運用期間中は元本割れリスクがあります。
つみたてNISAの投資商品は、少額からの長期・積立・分散投資に適すと金融庁が定めた投資信託(含むETF)が対象。
利益の分配金を頻繁に受け取らず、資産の効率的な運用を目指す投信を定期的に一定額買付けることで、平均単価を低く抑える効果も狙えます。つみたてNISAの投信の選び方を解説します。
手順 | 内容 |
---|---|
①投資対象を決める | 投資商品(リスク許容度) |
投資地域 | |
運用方針 | |
本数は複数か単数か | |
②リターンとコストで比較する | リターン |
信託報酬 |
株式型と、債券などを含むバランス型(複合資産)の投資信託があり、それぞれ国内、海外(先進国・新興国)、国内外へ投資できます。
投資対象地 | |||
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国内 | 国内外 | 海外 (先進国・新興国) |
|
株式型 | 41本 | 13本 | 47本 |
バランス型 (複合資産型) |
5本 | 86本 | 2本 |
出典:金融庁「つみたてNISA対象商品の概要について」(2021年10月25日時点)
積極的に投資したい人は株式型、リスクを分散させたい人はバランス型。株式は価格変動幅や価格下落リスクが大きい一方、債券は価格変動幅が比較的小さめ。リスクの異なる商品を組み合わせるとリスク分散できます。
国内は日本円運用で為替リスクがなく、先進国・新興国(エマージング)は外貨運用で為替リスクがあります。価格変動リスクは、一般に先進国より新興国の方が大きいです。
積極派は新興国・先進国を含めた運用を、堅実派は為替リスクがない国内のみで運用を。
株価指数等の動きを上回る投資成果を目標とするアクティブファンドと、市場平均と連動した運用を目指すインデックスファンドがあります。
投資対象の組み合わせ方や組入れ比率を自由に決められ、途中変更も簡単。しかし、その比率などの維持も自己管理になります。
インデックスファンドはコストが比較的安く、アクセスが難しい国や地域へも投資し易い利点があります。
投資には価格変動リスクがあり、リターンは一定でなく必ず得られる保証もありません。できるだけ多くのリターンを得るためには、手数料などのコストが安いことも重要。
また、同じ投資対象であれば、リターンの大きい方が運用効率がよいといえます。たとえば日本株に連動するインデックス・ファンドなど、同じ投資対象でリターンを比較してみるとわかりやすいでしょう。
つみたてNISA対象投信の特徴(手数料)
つみたてNISA専門サイト「つみたてNISAナビ」より、以下4つの投資対象別に3年積立利回りランキングを紹介します(コストは信託報酬を記載)。
3年積立利回りランキング 投資対象
投資対象ごとに最もおすすめの銘柄と購入できる金融機関(口座開設先)を掲載。金融機関ごとに購入できる銘柄が異なるので要チェックです。
ファンド名 | 信託報酬(%) | 3年積立 利回り(%) |
---|---|---|
iFree 日経225インデックス | 0.154 | 25.00 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.154 | 24.89 |
ダイワ上場投信-日経225 | 0.176 | 24.87 |
Smart-i 日経225インデックス | 0.187 | 24.87 |
eMAXIS Slim国内株式(日経平均) | 0.154 | 24.85 |
出所:「つみたてNISAナビ」より編集部作成(2021年12月時点)
国内株式インデックスへ投資したファンドの3年積立利回りトップ5。いずれも日経225(日本株式市場の動きを把握する代表的指標)に連動した投資成果を目指します。中でも信託報酬の最低値と3年積立利回りの最高値を合わせ持つiFree 日経225インデックスがおすすめです。
毎月5000円を積み立てて3年で+4万5003円になり、投資元本18万円に対して25%増加。
商品 | 運用会社 | 3年積立 利回り |
信託報酬 |
---|---|---|---|
iFree 日経225インデックス | 大和アセットマネジメント | 25.00% | 0.154% |
出典:つみたてNISAナビ「過去の実績」(2021年12月時点)
おすすめ理由…3年積立利回り、信託報酬ともに国内株式インデックス部門で1位
商品の特徴…国内株式投資で日経平均株価(日経225)※の動きに連動する投資成果をめざします。iFreeは豊富な商品ラインアップと低水準の運用管理費用が特徴のシンプルなインデックスファンドシリーズ(iFree年金バランスを除く)です。
ファンド名 | 信託報酬(%) | 3年積立 利回り(%) |
---|---|---|
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968 | 56.54 |
iFree S&P500インデックス | 0.2475 | 56.23 |
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(上場S&P500米国株) | 0.1650* | 56.19 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 0.1320 | 54.94 |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.1023 | 49.72 |
出所:「つみたてNISAナビ」より編集部作成(2021年12月時点)、*は目論見書より記載
外国株式(先進国)インデックスへ投資したファンドの3年積立利回りトップ5。先進国株式市場の代表格は米国です。3年積立利回りが最高値で信託報酬も低水準のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめです。
毎月5,000円を積み立てて3年で+10万1773円になり、投資元本18万円に対して56.54%増加。
商品 | 運用会社 | 3年積立 利回り |
信託報酬 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | 56.54% | 0.0968% |
出典:つみたてNISAナビ「過去の実績」(2021年12月時点)
おすすめ理由…先進国(米国)株式部門で3年積立利回りは最高値、信託報酬も低く、総合的に優位
商品の特徴…「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が指標とするS&P500は米国大型株の株価指数で、市場時価総額の約80%を網羅し、500銘柄で構成されます。世界経済をけん引する米国株式の代表的な指数に連動する運用成果を目指すファンドです。
本銘柄はSBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などで購入可能です。
ファンド名 | 信託報酬(%) | 3年積立 利回り(%) |
---|---|---|
iFree 新興国株式インデックス | 0.3740 | 21.12 |
eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 0.1870 | 19.91 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド | 0.2079 | 19.64 |
つみたて新興国株式 | 0.3740 | 19.54 |
SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) | 0.1760* | 19.45 |
出所:「つみたてNISAナビ」より編集部作成(2021年12月時点)、*は目論見書より記載
新興国株式インデックスへ投資したファンドの3年積立利回りトップ5。いずれも新興国株式市場の値動きに連動する投資成果を目指すファンドです。3年積立利回りは上位4ファンドより若干低いですが、信託報酬が他より安いのが魅力のSBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))がおすすめ。
毎月5,000円を積み立てて3年で+3万5001円になり、投資元本18万円に対して19.45%増加。
商品 | 運用会社 | 3年積立 利回り |
信託報酬 |
---|---|---|---|
SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) | SBIアセットマネジメント | 19.45% | 0.176%* |
出典:つみたてNISAナビ「過去の実績」(2021年12月時点)、*は目論見書より記載
おすすめ理由…新興国株式部門で、信託報酬※1が他より低いため。信託報酬が低いと結果的に手元に残る資産は多くなると期待されます。
商品の特徴…新興国株式市場の動きを捉えるためFTSE エマージング・インデックス(円換算ベース)※に連動する投資成果を目標に運用。モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社から運用の投資助言を受けます。
本銘柄はSBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などで購入可能です。
ファンド名 | 信託報酬(%) | 3年積立 利回り(%) |
---|---|---|
フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2060(将来設計(ベーシック)) | 0.2926 | 40.99 |
フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)2050(将来設計(ベーシック)) | 0.2926 | 36.16 |
Smart-i 8資産バランス成長型 | 0.2200 | 29.88 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) | 0.218* | 29.56 |
eMAXISマイマネージャー1990s | 0.5500 | 29.23 |
出所:「つみたてNISAナビ」より編集部作成(2021年12月時点)*は目論見書より記載
複合資産(バランス)インデックスへ投資したファンドの3年積立リターントップ5。国内外の株式や債券などのインデックス・ファンドを組み合わせ、1本で世界中の資産に投資でき、組み合わせの種類は多数あります。3年積立利回りは上位3社優位ですが、信託報酬の低さで楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型))がおすすめ。
毎月5,000円を積み立てて3年で+5万3202円になり、投資元本18万円に対して29.56%増加。
商品 | 運用会社 | 3年積立 利回り |
信託報酬 |
---|---|---|---|
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) | 楽天投信投資顧問 | 29.56% | 0.218%* |
出典:つみたてNISAナビ「過去の実績」(2021年12月時点)、*は目論見書より記載
おすすめ理由…信託報酬の低さがバランス・インデックス部門で秀逸。上位2本はターゲットイヤー型※であり、購入者が年齢により限定されますが、楽天の本銘柄は万人向け。
商品の特徴…日本を含む全世界株式と投資適格債券に分散投資。株式はFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス※1に、債券はブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックス※2に連動する投資成果を目指し運用。資産配分は株式70%・債券30%。
SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などで購入可能です。
前述した投資対象別おすすめ銘柄を購入できる金融機関(口座開設先)は次のとおりです。
投資対象 | おすすめ銘柄名 | 取扱金融機関 |
---|---|---|
国内株式インデックス | iFree 日経225インデックス | SBI証券、auカブコム証券 |
外国株式インデックス | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
新興国インデックス | SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
複合資産(バランス)インデックス | 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
次章を参考にご自身の希望に沿う金融機関でつみたてNISA口座を開設してみてはいかがでしょうか。
下記5つのネット証券がおすすめ金融機関(口座開設先)です。ネット証券は実店舗の経費がかからず、その分顧客の手数料を割安にできます。
商品本数 | 最低 積立金額 |
積立頻度 |
---|---|---|
176本 | 100円~ | 毎日、 毎週、毎月 |
購入可能なおすすめ銘柄 【国内株式インデックス】iFree 日経225インデックス 【外国株式インデックス】eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 【新興国インデックス】SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) 【複合資産(バランス)インデックス】楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) |
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特徴
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SBI証券はHDI-Japan(ヘルプデスク協会)の2020年度「問い合わせ窓口格付け」及び「WEBサポート格付け」で最高評価の三つ星を獲得。初心者にも安心なサポート体制。取扱商品も豊富でほとんどの人気投信が購入できます。
投信購入は三井住友カードで決済(毎月1回、5万円まで)も可能。当カード決済は0.5%のVポイント付与で、つみたてNISA年間最大40万円の決済では年間2000円相当のVポイントが付きます(付与率はカードの種類による)。
SBI証券の総合口座と住信SBIネット銀行口座を連携すれば、SBIハイブリット預金が利用でき、年利率は0.01%(円普通預金0.001%の場合の10倍)に。投信の積立資金は振替手数料無料で自動振替できます。
商品本数 | 最低 積立金額 |
積立頻度 |
---|---|---|
179本 | 100円~ | 毎日、毎月 |
購入可能なおすすめ銘柄 【外国株式インデックス】eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 【新興国インデックス】SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) 【複合資産(バランス)インデックス】楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) |
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特徴
|
投信積立は毎月5万円まで楽天クレジットカードで決済でき、楽天ポイントが付与されます。もちろんつみたてNISAも対象となっています(つみたてNISAの月間上限額は3万3333円)。
別途設定をすれば、貯まった楽天ポイントを毎月の積立にも利用でき、効率よく資産運用が可能。初心者でもポイント投資なら、新たな資金を用意せずに気軽に始められるでしょう。
また、つみたてNISA口座開設者のうち楽天証券の利用者シェアは33.2%(21年3月末)で、つみたてNISAを行っている3人に1人が選んでいる金融機関。つみたてNISA利用希望者の人気がうかがえます。
商品本数 | 最低 積立金額 |
積立頻度 |
---|---|---|
172本 | 100円~ | 毎月 |
購入可能なおすすめ銘柄 【外国株式インデックス】eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 【新興国インデックス】SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) 【複合資産(バランス)インデックス】楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) |
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特徴
|
HDI-Japan(ヘルプデスク協会)が主催の2020年度「問合せ窓口格付け(証券業界)」で最高評価の三つ星を10年連続で獲得。リモートサポートは、オペレーターがインターネットを通じて顧客の閲覧画面を共有し、操作方法などを説明するサービス。初心者でも安心して投資が始められます。
取扱商品も豊富ですので、ほとんどの人気投信を購入することができます。
投資信託の投資提案、購入、運用のメンテナンスまでの機能を備えたスマートフォン向け投信アプリも。ロボアドバイザーが最適な資産の組み合わせを提案、いつでもグラフで資産状況を確認できます。口座保有者は利用料が無料。
商品本数 | 最低 積立金額 |
積立頻度 |
---|---|---|
163本 | 100円~ | 毎月 |
購入可能なおすすめ銘柄 【国内株式インデックス】iFree 日経225インデックス 【外国株式インデックス】eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 【新興国インデックス】SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) 【複合資産(バランス)インデックス】楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型)) |
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特徴
|
Pontaポイントで1ポイントから1円単位で投信が購入できます。毎月100円から積立できるので、ポイント投資のみ行う人もいるでしょう。
投信の月間平均保有残高(以下「残高」)に応じて、毎月Pontaポイントが貯まります。加算対象残高は銘柄により2万4000円~24万円以上。加算率は銘柄や残高により年率0.005%~0.24%。
NISA口座以外の一般・特定口座等で株式取引をするなら注文ごとのワンショット手数料や、1日の約定合計額にかかる1日定額手数料から最大5%のNISA割引も。
商品本数 | 最低 積立金額 |
積立頻度 |
---|---|---|
152本 | 100円~ | 毎日、毎月 |
購入可能なおすすめ銘柄 【外国株式インデックス】eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 【新興国インデックス】SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) 【複合資産(バランス)インデックス】楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天・バンガード・ファンド(バランス株式重視型) |
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特徴
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投信積立は毎日100円から可能ですが、毎月1回の積立なら指定金融機関から指定金額をマネックス証券総合口座へ無料で自動入金できます。つみたて定期自動入金と合わせれば積立金額を自動的に入金可能。
国内株式型投信の保有で、月間平均保有残高に応じてマネックスポイントを付与。付与率は銘柄により年率0.03%~0.08%(一部銘柄は対象外)。蓄積ポイントはAmazonギフト券やdポイントなどに交換可能。
MONEX VISION(マネックス ビジョン)は最新の金融工学理論を駆使した資産設計サポートで、保有資産の分析、将来のリターン予測、追加購入提案、生涯収支試算などから資産寿命を可視化、長期運用を目指せます。
つみたてNISAの運用で将来儲かる保証は?元本割れのリスクはある?
投資なので将来儲かる保証はなく、元本割れリスクはあります。
しかし、つみたてNISAは長期・積立・分散投資を行うので短期で同じ銘柄を一度に購入する場合に比べてリスクを分散できます。一定期間に一定金額を投資することで、価格が高いときには少量、安い時には多量の投信を買い付けます。結果的に平均購入単価を安くすることが期待できます(ドルコスト平均法)。運用が長期になるほどその効果が大きくなる可能性はあります。
つみたてNISAを始めるか自身で決定できません。つみたてNISAの目的は?
投資の目的は教育資金、住宅ローン完済資金、老後資金などご自身で自由に決定できます。
つみたてNISAは、国が定めた非課税制度で少額からの長期・積立・分散投資を支援するもの。リスクを分散しながら投資の利益は非課税(通常税率20.315%)で資産形成ができます。現在の金利水準は低く、預金だけでは将来の物価上昇率を補えないこともあり得ます。つみたてNISAで少しずつ長期の資産形成を始めてはいかがでしょうか。
つみたてNISAで買う投資信託に迷ったら、まずリスク許容度に応じて株式のみ・債券も含める、国内のみ・国内外・海外のみなどの投資対象を選びます。その後、同じ投資対象のファンドでも差がある利回りとコストを比較。コストが安いことは利回りを高めることにつながる点も意識して選ぶとよいでしょう。記事で紹介した各投資対象のおすすめ銘柄や金融機関も参考にしてください。
いざ、つみたてNISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
auカブコム証券
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つみたてNISA(積立NISA)利回りランキングトップ5!【3年積立利回り】
2023年05月17日
2023年05月31日
2023年04月18日
2023年03月17日
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