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株式投資を始めてみたい初心者の方には、「まとまった資金が必要なの?」「知識がないまま始めて失敗したら…?」との不安から実行に踏み切れない人もいるのではないでしょうか。
そんな不安を感じている人には少額投資がおすすめです。この記事では少額から始められる株式投資の具体的な方法や、少額投資を始めるのにぴったりな証券会社の選び方について紹介します。
目次
少額投資とは文字通り、少ない資金で投資をすること。主な少額投資には次の方法があります。
「投資資金がたくさん必要かな?」と思われる株式投資や投資信託などでも、このように少額からの投資が可能です。
たとえば投資信託なら100円、1000円単位から積立できたり、ポイントを使って投資ができたりもします。
そんな少額投資にはメリットもデメリットもあります。
一番のメリットは、手持ち資金が少なくても始められること。たとえば投資信託の積立はSBI証券、楽天証券などのネット証券なら100円から可能。積立頻度も毎日、毎月など選べます。投資信託の積立なら、利益が非課税になるつみたてNISAの制度を利用するのがおすすめです。
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また、少額投資ならリスクが抑えられるのもメリット。同じ銘柄に投資するにも、100万円の投資と100円の投資では、損した場合の金額のスケールが違います。失敗が怖くて始められない初心者の方も、少額からなら始められそうですよね。
少額から始めることで、だんだん投資に慣れてくることもメリットです。はじめの一歩は少ない手持ちから始める少額投資がおすすめです。
反面、デメリットもあります。最たるデメリットはリターンが少ないことでしょう。投資資金が少額=元手が少ないため、リターンも相応です。たとえば年利1%で100万円を運用した場合、運用益は1万円ですが、100円の運用なら運用益はたった1円です。
また、少額投資は購入資金が少ないため、選べる商品やサービスが少ないこともデメリット。ある程度の資金がないと購入できない銘柄やファンドもあるため、目当てのものが少額では買えないケースもあり得ます。
そんなデメリットもありますが、少額投資はリスクを抑えながら始められるため、初心者が投資に慣れるにはうってつけの方法。
無理なく少ない資金で始められる少額投資は、継続が期待できます。やり方次第でコツコツ資産形成できる有力な手段としてもおすすめです。
続けてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
株の場合、少額投資の方法には次の3つ、①個別株式の少額投資、②ミニ株・単元未満株、③積立投資(投資信託)があります。それぞれの特徴を簡単にまとめると表のとおりです。
方法 | 必要 資金 |
投資対象 | 投資期間 | おすすめ 証券会社 |
---|---|---|---|---|
①個別株式の 少額投資 |
数百円~ | 現物株 | 短期~中期 | SBI証券 |
②ミニ株・ 単元未満株 |
数百円~ | ミニ株・ 単元未満株 |
短期~中期 | マネックス証券 |
③積立投資 (株式投資信託) |
100円~ | 投資信託 | 長期 | 楽天証券 |
続けて詳しく解説していきます。またそれぞれの投資方法ごとにネット証券10社を比較しておすすめも紹介しますので参考にしてみてください。
個別株式の少額投資とは、株価が低い銘柄を購入して直接投資することです。
株は決められた単位(単元株といいます)で購入することになっています。
単元株は本来、企業が一定のルールで自由に決められますが、現状、国内株式については100株に統一されています。そのため通常は100株単位で購入することになります。
例えば、ある企業の株価が1株1000円だった場合、購入するには100株単位で取引しなければならず、1000円×100株=10万円の資金が必要です。
株価は企業によって大きく異なります。例えばソニーグループだと122万円(2023年9月22日時点)と高額ですが、三菱UFJファイナンシャルグループのように13万3100円(同)で購入できるものもあります。
株はまとまった資金がないと購入できないイメージがありますが、少額からの投資も可能な銘柄も多数あります。
個別株式の少額投資には、このようなメリット、デメリットがあります。そのため株式の知識をある程度持っており、「今は株価が低いけれど、今後の値上がりが期待できる」というように購入銘柄を自分で見つけられる人におすすめの投資方法です。
少額からの投資方法として、続いて挙げられるのがミニ株・単元未満株への投資です。
ミニ株とは、通常の株式投資の10分の1の株数で購入することができる取引のこと(株式ミニ投資といわれることも)。単元株(100株)の10分の1(10株)で購入できるため、少額での投資が可能です。
単元未満株とは100株よりも少ない株数のことで、1株単位で投資を行うことができます。
ミニ株 | 単元未満株 | |
---|---|---|
取引可能銘柄 | 証券会社が指定する銘柄に限る | ほぼ全ての上場銘柄 |
取引単位 | 単元株の10分の1 | 1株単位 |
取引の タイミング |
1回/日 | 1~3回/日 |
株式の名義 | 証券会社 | 自分 |
メリット | デメリット |
---|---|
・少額で投資できる ・配当金を受け取ることができる ・株主優待を受けられる銘柄もある |
・ミニ株や単元未満株の取引を扱う証券会社の口座開設が必要 ・注文方法や取引のタイミングに制限がある ・単元株未満のため、議決権の行使ができない ・手数料に気をつける必要がある |
少額で投資できる点がミニ株・単元未満株の大きなメリット。
少額投資だからこそ、損失を少なくすることにもつながります。なかには配当金や株主優待を受けられる銘柄もありますので、チェックしてみましょう。
ただし、ミニ株や単元未満株の取引が可能な証券会社での口座開設が必要となる点や、取扱のある証券会社が少ない点がデメリットです。
さらに、注文方法や取引のタイミングが通常の株式取引とは異なる点にも注意が必要。取引手数料は証券会社によって異なり、あまりに少額の取引だと手数料の方が多くなる証券会社も。ミニ株や単元未満株の取引を行う際には、証券会社の手数料を必ず確認しておきましょう。
少額で投資できるため、まとまった資金がなくても株価の高い企業の株式を買うことができますし、複数の企業の株に分散投資もできます。そのような取引を考えている人に向いている投資方法です。
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上記で紹介したミニ株や単元未満株への投資以外にも、少額からの投資方法として投資信託があります。なかでも代表的なものが、一定額で定期的に投資信託を購入する積立投資です。
投資信託とは、投資家である出資者から集めた資金を運用会社がさまざまな投資対象に投資して運用を行い、得た利益をその投資信託商品を購入した投資家に還元する仕組み。
運用会社では運用の専門家(ファンドマネジャー)が国内外の株式や債券、不動産などに投資して運用を行ってくれるため、投資初心者でもプロに任せることができる点が特徴です。
投資信託はまとめて購入できるほか、毎月一定額での購入もできます。毎月一定額で購入することを積立投資といい、一番損をしない買い方といわれています。
運用には、「長期」で「積立」ながら「分散」して行う3大原則があり、積立投資はそのすべてをカバーしている点で初心者にもおすすめです。
投資信託の値段を基準価額といいます。株価や基準価額のように、毎日価格が変動する商品は一括購入するよりも購入時期を分けた方が、最終的な購入単価を引き下げられる効果があります。価格が高い時は少なく、安い時は多く購入できるためで、これが積立投資のメリットです。
上図のように、毎月1万円ずつ同じ投資信託を購入したとしましょう。最終的に1年間で12万円で2万7123口購入できたことになります。
そして、1月時点では10円だった基準価額が12月には5円まで下がったことで、12月時点の保有資産額は2万7123口×5円=13万5615円になりました。12万円の投資額に対して1万5615円の利益が出たことになります。
もし、1月の時点で12万円で一括購入していた場合はどうでしょうか。その際の保有口数は1万2000口。12月まで保有していたら1万2000口×5円=6万円となり、6万円の損失となっていたことに。毎月の積立投資と比べると7万円以上の差となります。
積立投資は長期視点での運用を考える人に向く投資方法。短期間で利益を得たい人には向かない点がデメリットです。
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ここまで、少額投資の3つのおすすめ方法をお伝えしました。それぞれの方法について証券会社ごとの特徴を比較したのが下表です。
①個別株式の少額投資 | ②ミニ株・単元未満株 | ③積立投資(投資信託) | おすすめ度 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
取扱 | 売買手数料 (定額プラン)※1 |
取扱・名称 | 手数料 | 投信 取扱銘柄数 |
つみたて NISA 対応 |
||
SBI証券 | 〇 | 0円(100万円まで)※2 | S株 | 買付:0円 売却:約定代金×税込0.55%(9/30注文分~0円) |
2642本 | 〇 | ★★★ ①個別株式の少額投資に特におすすめ |
マネックス証券 | 〇 | 税込550円(100万円以下) | ワン株 | 買付:0円 売却:約定代金×税込0.55% 最低手数料:税込52円 |
1452本 | 〇 | ★★★ ②ミニ株・単元未満株に特におすすめ |
楽天証券 | 〇 | 0円(100万円まで)※3 | かぶミニ | 買付:0円 売却:11円/回(10/2約定分~0円) ※手数料のほかスプレッド0.22% |
2602本 | 〇 | ★★ ③積立投資(投資信託)に特におすすめ |
auカブコム 証券 |
〇 | 0円(100万円以下) | プチ株 | 買付・売却:約定代金×税込0.55% 最低手数料:税込52円 |
1662本 | 〇 | ★ ①個別株式の少額投資~③積立投資(投資信託)に程よくおすすめ |
松井証券 | 〇 | 0円(50万円まで) | × | - | 1720本 | 〇 | - |
SBI ネオトレード証券 |
〇 | 0円(100万円以下) | × | - | 14本 | 〇 | - |
GMOクリック証券 | 〇 | 0円(100万円まで) | × | - | 133本 | × | - |
DMM株 (DMM.com証券) |
〇 | 定額プランなし、1約定当たり 税込55円(5万円以下) 税込88円(10万円以下) 税込106円(20万円以下) 税込198円(50万円以下) 税込374円(100万円以下) |
× | - | × | × | - |
その結果をまとめた、少額投資の方法別におすすめの証券会社は次の3社となります。
選び方とあわせて、それぞれ続けて見ていきましょう。
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株取引を始めるには証券口座の開設が必要です。個別株式の少額投資に向いている証券会社を選ぶポイントは2点あります。
上記の2点から証券会社を比較したのが下記のまとめ表です。
1 少額個別株の 銘柄数の豊富さ (取扱証券取引所) |
2 株式売買手数料 | ||
---|---|---|---|
課税口座 (1日定額プラン) |
NISA口座 | ||
SBI証券 | 東証・名証・福証・札証 | 0円(100万円まで)※1 | 0円 |
auカブコム証券 | 東証・名証・福証・札証 | 0円(100万円以下) | 0円 |
楽天証券 | 東証・名証 | 0円(100万円まで)※2 | 0円 |
松井証券 | 東証・名証・福証・札証 | 0円(50万円まで) | 0円 |
マネックス証券 | 東証・名証・福証・札証 | 税込550円(100万円以下) ※1約定当たりは税込99円(5万円超10万円以下) |
0円 |
SBI ネオトレード証券 |
東証 | 0円(100万円以下) | 定額プラン0円(50万円以下)~ 1約定ごと税込50円(5万円以下)~ |
GMOクリック証券 | 東証 | 0円(100万円まで) | 0円 |
DMM株 (DMM.com証券) |
東証・名証・福証・札証 | 定額プランなし、 1約定当たり 税込55円(5万円以下)~ |
0円 |
少額個別株は、証券会社によっては東証上場銘柄だけでなく、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所など、より幅広い上場銘柄を取り扱っています。
取扱銘柄が多いほど、少額投資が可能な銘柄も増えます。複数社の株を購入することで分散投資にもつながります。そのため、できるだけ取扱銘柄数の多い証券会社を選ぶようにしましょう。
個別株の売買には売買手数料がかかります。手数料については一回の約定(取引)ごとにかかるものや、一日定額制など証券会社によって複数のプランがあります。
また、個別株投資を課税口座(一般口座・特定口座)で行うか、NISA口座で行うかによっても手数料プランは異なります。それぞれの口座の特徴は次のようになります。
主な特徴・違い | |
---|---|
一般口座 | 利益に対して20%が課税 (確定申告が必要) |
特定口座 (源泉あり・なし) |
利益に対して20%が課税 (・源泉ありの場合・・・課税分が取引時に徴収されるため確定申告は不要 ・源泉なしの場合・・・金融機関が計算した課税金額について自分で確定申告を行う必要がある) |
NISA口座 | 利益に対して非課税 (ただし年間の非課税投資上限額が決まっている) |
NISAとは、通常であれば投資で得た利益にかかる20%の税金が、課税されることなく非課税で運用できる制度です。
NISAには一般NISAとつみたてNISAがあり、それぞれ年間に投資できる上限額や非課税で運用できる期間が異なります。現在のNISAの制度は次のようになっています。
一般NISA | つみたてNISA (積立nisa) |
|
---|---|---|
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 |
非課税保有期間 | 5年 | 20年 |
投資対象商品 | 上場株式、ETFなど | 金融庁が認めた 投資信託 |
現行の制度は2023年までとなっており、2024年からは新しいNISA制度が始まります。
個別株の少額投資は、課税口座かNISA口座かどちらで行うかも考えておきましょう。
なお、NISA口座であれば売買手数料が無料の証券会社もあります。表を参考に確認してみてください。
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上表から証券会社の選び方のポイントを満たし、かつ内容も有利なのが、SBI証券、auカブコム証券 、岡三オンラインの3社。中でも、国内株式個人取引シェアナンバー1のSBI証券が初心者にはおすすめです。
SBI証券が株式の少額投資を行いたい初心者におすすめの理由は3つあります。
なおTポイント以外にVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイルも貯められます(いずれか1種)。ただし、dポイント、JALのマイルは投資信託の購入には利用できないので要注意です。
ほかにもSBI証券では取引をサポートするさまざまなツールがあり、無料で利用できます。取引ツールはパソコン向け、スマホ向け両方ありますが、スマホツールが充実している点も魅力です。
パソコンで使える 取引ツール |
・HYPER SBI ・HYPER SBI 2(国内株式版) ・My資産 |
---|---|
スマホで使える 取引ツール |
・SBI証券 株 アプリ ・国内株式向けスマートフォンサイト ・かんたん積立 アプリ ・投資信託向けスマートフォンサイト ・SBI証券 米国株 アプリ ・HYPER FXアプリ ・HYPER 先物・オプションアプリ ・取引所CFD アプリ -くりっく株365 ・iDeCo向けスマートフォンサイト ・My資産 |
リアルタイム株価やチャートなどマーケット情報も無料で利用できますので、取引の心強い味方となってくれるでしょう。
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ミニ株・単元未満株で少額投資を始める方法も、証券会社に証券口座を開設することが始めの一歩。ミニ株・単元未満株での少額投資に向いている証券会社を選ぶポイントは次の3つです。
この3つのポイントで証券会社を比較しました(下表)。ミニ株・単元未満株は限られた証券会社でしか取扱がない点に注意しましょう。
最近話題のスマホ証券でも取り扱っているところもあるので、各証券会社を比較して選ぶのがおすすめです。
名称 | 取扱銘柄数 | 手数料 | NISA口座 対応 |
|
---|---|---|---|---|
マネックス証券 | ワン株 | 買付・売却:東証、名証 売却のみ:福証(Q-Board除く)・札証(アンビシャス除く) |
買付:0円 売却:約定代金×税込0.55% 最低手数料:税込52円 |
〇 |
SBI証券 | S株 | 買付・売却:東証 売却のみ:名証・福証(Q-Board含む)・札証(アンビシャス含む) |
買付:0円 売却:約定代金×税込0.55%(9/30注文分~0円) |
〇 |
auカブコム証券 | プチ株 | 買付・売却:東証、名証 売却のみ:福証(Q-Board含む)・札証(アンビシャス含む) |
買付・売却:約定代金×税込0.55% 最低手数料:税込52円 |
〇 |
楽天証券 | かぶミニ | 買付・売却:東証 (リアルタイム取引:約100銘柄、寄付取引:約500銘柄) |
買付:0円 売却:11円/回(10/2約定分~0円) ※手数料のほかスプレッド0.22% |
〇 |
SBI ネオモバイル証券 |
S株 | 買付・売却:東証 売却のみ:名証・福証(Q-Board含む)・札証(アンビシャス含む) |
月額税込220円(50万円以下) | × |
日興フロッギー | キンカブ | 約3900銘柄 | 買付:0円(100万円以下) 売却:0.5%(スプレッド) |
〇 |
PayPay証券 | ※金額指定可(1000円~) | 160銘柄 | 買付・売却:基準価格×0.5~1.0%(スプレッド) ※時間帯によって異なる |
× |
ミニ株・単元未満株での少額投資に向いている証券会社の選び方を初心者にも分かりやすく解説していきます。
ミニ株や単元未満株の取引が可能な証券会社は限られています。そこで、比較的取り扱いの多いスマホ証券も視野に入れて選ぶことをおすすめします。
スマホ証券とはスマートフォンでの取引に特化した証券会社のこと。SBIネオモバイル証券、PayPay証券などがあります。
ミニ株や単元未満株の取引が可能な証券会社でも、選べる銘柄は各社で異なります。なるべく多くの銘柄を取り扱う証券会社を探すと投資の幅が広がるでしょう。
上表で取扱証券取引所が多いほど銘柄数も多い傾向にありますので、単に銘柄数を見るだけでなく、どれだけ多くの証券取引所の銘柄を取り扱っているかで選ぶことが大切です。
東証はもちろん、名証や福証、札証などの銘柄も取り扱っているマネックス証券やSBI証券などの証券会社を選ぶ方が有利です。
ミニ株や単元未満株の取引にあたって、売買手数料は重要なポイントです。
売買手数料とは、購入時や売却時にかかる手数料のこと。マネックス証券のように、購入時は0円、売却時は約定代金の0.55%と定めているところもあれば、SBIネオモバイル証券のように月額固定というところもあります。
なお、手数料のところにスプレッドとある証券会社では、手数料のほかにスプレッドというコストがかかります。
たとえば楽天証券のかぶミニの場合、東証参考価格に0.22%のスプレッドを加減算した価格で約定されます。売りの時には0.22%分が引かれ、買いの時には0.22%分が足されるという形です。
自分がどんな投資スタイルで取引したいかをもとに各証券会社の手数料を比較し、できるだけ安いところで始めることをおすすめします。
NISA口座では、通常であれば投資で得た利益に20課税される税金がかかりません。そのため、NISA口座でミニ株や単元未満株の取引を行う方がお得です。
しかし、NISA口座の取扱がない証券会社や、NISA口座の取扱があってもミニ株や単元未満株は取引対象外の証券会社もありますので注意が必要です。
ミニ株・単元未満株投資に向く証券会社の選び方の3つのポイントにおいて、最も有利なのが上表のとおりマネックス証券です。
マネックス証券は次の3点からミニ株・単元未満株投資を行いたい初心者におすすめです。
マネックス証券では、ワン株というサービスで単元未満株投資が行えます。ワン株でも通常株と同様、東証上場銘柄や名証上場銘柄を購入できます。買付の手数料が無料である点も魅力でしょう。
さらに保有株数に応じた配当金や株主優待を受けられるほか、株数が単元株数に達すれば単元化することもできます。NISA口座でも購入できますので、非課税で運用したい人にもおすすめです。
マネックス証券では取引手数料にも充てられるマネックスポイントプログラムがあるほか、ferci(フェルシー)というSNS型の投資アプリが用意されています。
投資SNSと1株から投資できる機能が一つになったこのアプリでは、投資家に質問してアドバイスを受けるなど、勉強しながら少額投資ができます。
マネックス証券なら、ポイントプログラムやアプリも有効活用できそうですね。
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投資信託の購入にも証券会社での口座開設が必要です。特にネット証券の中には100円からでも積立投信が可能なところもあるので、手軽に少額投資が叶います。積立投信での少額投資に向く証券会社を選ぶポイントは4つあります。
この4つのポイントで証券会社を比較したのが下記のまとめ表です。
投信取扱 銘柄数 |
積立頻度 | 最低積立 金額 |
投信保有で ポイント還元 |
つみたて NISA対応 |
つみたて NISA 取扱銘柄数 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 2602本 | 毎日、毎月 | 100円~ | 楽天ポイント | 〇 | 195本 |
SBI証券 | 2642本 | 毎日、毎週、毎月、複数日、隔月※ | 100円~ | Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル | 〇 | 208本 |
松井証券 | 1720本 | 毎日、毎週、毎月※2 | 100円~ | 松井証券ポイント、現金還元 | 〇 | 198本 |
auカブコム証券 | 1662本 | 毎月 | 100円~ | Pontaポイント | 〇 | 205本 |
マネックス証券 | 1452本 | 毎日、毎月 | 100円~ | マネックスポイント | 〇 | 180本 |
SBI ネオトレード証券 |
14本 | 毎月 | 100円~ | - | 〇 | 1本 |
GMOクリック証券 | 133本 | 毎月 | 100円~ | - | × | - |
DMM.com証券 | × | - | - | - | × | - |
続けて、積立投信に適した証券会社の選び方を初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
投資信託の取扱銘柄数は証券会社ごとに異なります。できるだけ商品数が多い証券会社を選ぶことで投資の選択肢が広がることを覚えておきましょう。
例えば楽天証券では2600本以上の投資信託を取り扱っています。つみたてNISAにも対応しており、非課税で積立投資を行えることからもおすすめです。
積立投資の最低積立金額や積立頻度は証券会社ごとに異なります。毎月1回の積み立てのみのところもあれば、毎日積立が可能なところもあります。
また、最低積立金額は多くの証券会社が100円から可能ですが、なかには1000円からという証券会社も。自分が希望する頻度や金額で継続して積立られる証券会社を選びましょう。
楽天証券なら、100円から毎日積立投資を行うことができることからもおすすめです。
証券会社によっては、投資信託の保有でポイントが貯まるサービスがあるところもあります。同じ金額を積み立てるなら、ポイントを貯められる方がお得ですよね。
楽天証券では、投資信託の保有残高が初めて10万円を達成した時などのタイミングに応じて楽天ポイントが付与されます。貯まったポイントは楽天市場でのショッピングなどにも利用できますよ。
積立投資で少額投資を行うなら、つみたてNISAの利用もおすすめです。
つみたてNISAとは、毎月一定の額で積立投資を行う方法で、年間40万円まで非課税で運用できます。非課税で運用できる点は一般NISAと同じですが、年間非課税枠や保有期間、投資対象商品が異なります。つみたてNISAと一般NISA の違いは次のとおりです。
一般NISA | つみたてNISA (積立nisa) |
|
---|---|---|
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 |
非課税保有期間 | 5年 | 20年 |
投資対象商品 | 上場株式、ETFなど | 金融庁が認めた 投資信託 |
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上記のまとめ表から、証券会社の選び方の4つのポイントを満たすおすすめ証券会社が楽天証券です。
楽天証券が積立投信を行いたい初心者におすすめな理由は以下のとおりです。
楽天証券の取扱銘柄数は2600本超とトップクラスを誇っています。また買付の手数料が無料な点も魅力ですよね。
積立投信は100円から始められ、毎日購入することもできます。100円ならお小遣い感覚で楽しめるのではないでしょうか。さらに、楽天カードや楽天銀行の口座を持っているならクレジットカード決済や口座引落も利用できます。楽天銀行の金利優遇サービスのマネーブリッジと連携すれば年利0.1%の優遇も受けられますよ。
楽天グループならではのサービスが充実している点も高評価です。取引残高の達成でポイントが付与され、楽天市場などでの買物に使えますし、その買物で楽天カードを使えばまたポイントが貯まります。普段から楽天のサービスをよく利用する人なら、楽天証券を選ぶメリットは大きいでしょう。
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少額投資とは何?
少ない資金で始められる投資のこと。
投資を始めるにはまとまった資金が必要だと思いがちですが、少額の資金で始めることもできます。少額投資の方法には、株価の低い企業の個別株投資、ミニ株や単元未満株、株式投資信託があります。ミニ株や単元未満株についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
少額投資のメリットは?
初心者でも始めやすく、商品価格が下がっても損失を少なくできる点です。
初心者でいきなり多額の資金で投資を行うと、場合によっては多額の損失を被る可能性も。そうなると投資をやめてしまうことにもつながりかねません。
そんな失敗を防ぐためにも、少額投資は初心者が徐々に慣れながら投資を始めるのに非常に向いている投資方法です。話題のスマホ証券でも気軽に少額投資が始められます。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
少額投資は意味ない?
少ない資金で投資先を分散でき、損失も少なくできるので意味があります。
投資には、「長期」「積立」「分散」という3大原則があります。少額投資なら初心者もこの原則に基づいた投資ができ、損失をできるだけ抑えられる点は非常に意味があるといえるでしょう。
投資にかかる手数料も比較して、なるべく低いところで始めましょう。手数料が気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
株の初心者に少額投資はおすすめ?
運用に慣れるためにも初心者には少額投資がおすすめ。
少額投資から始めることで、運用におけるリスクコントロールの知識を身につけられます。投資には慣れも大切。少額投資は運用に慣れるための一番おすすめの投資方法です。詳しくはこちらで紹介しています。
少額投資なら1万円以下で始めることもできますし、投資金額が小さければ受ける損失も少なくなります。まずは少額投資から始めて運用に慣れましょう。
投資を行うには証券会社での口座開設が必要ですが、最近ではネット証券を始め、少額投資を行える証券会社も増えています。サービス内容や特徴はそれぞれ異なりますので、自分がどのような投資を行いたいかを考えて口座開設する証券会社を選ぶことが大切です。
いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
楽天証券
松井証券
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株を始めるなら少額投資がおすすめ!少額から投資信託を始める方法も
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