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「株式投資に挑戦してみたいけどパソコンを持っていない」「そもそもパソコンでの作業が面倒」と感じている人も多いのではないでしょうか。最近では、投資に必要な口座開設や入出金、取引などをスマホだけで完結できる「スマホ証券」と呼ばれる証券会社も増えています。
スマホ証券は簡単かつ手軽に投資を始められることから、初めて投資を行う人にもおすすめです。そこで今回は、スマホ証券のメリットやデメリットについて解説するとともに、おすすめのスマホ証券会社5選をご紹介します。
目次
スマホ証券とは、口座開設や入出金、取引がスマホで完結できる証券会社のことです。似たようなものにネット証券がありますが、スマホ証券は全ての手続きがスマホで完結する点がネット証券と大きく異なります。
スマホ証券はスマホを利用して手軽に口座を開設できるほか、取引も簡単に行える便利さから、投資初心者にぜひ活用してもらいたい証券会社です。
ネット証券でもスマホを利用して取引ができるところはありますが、パソコンでできることをスマホ上でも可能としている印象です。ネット証券のメインはパソコンでの取引で、スマホで取引できるのはあくまでオプションと捉えた方が分かりやすいかもしれません。
その点、スマホ証券はスマホでの取引が主体です。全ての手続きをスマホで行うことに特化しているため、アプリでの操作が簡単で使いやすいことが特徴です。
パソコンよりもスマホの操作に慣れている人や投資初心者にとっては、スマホ証券を利用する方がストレスなく投資を始められることでしょう。
スマホ証券のメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
スマホ証券では、口座の開設や入出金、さらに株の取引など全ての作業をスマホアプリで完結することができます。面倒な郵送などの手続きはほとんどの場合、不要です。
さらに、初心者にやさしいサービスを用意しているスマホ証券も見られます。例えば、STREAM(ストリーム)ではアプリ上でユーザー同士が情報交換できるので、一つのアプリで投資や疑問の解決、意見交換をまとめて行えます。
通常、株式の取引単位は100株と決められているため、少なくとも数万円程度の購入資金が必要です。大手家電量販店であるヤマダ電機の株式を購入したい場合、1株472円(2022年12月7日時点)なので、最低でも4万7200円(100株分)がかかります。
しかし、スマホ証券の多くは100株未満(1株単位)でも購入できる「単元未満株」の取引に対応しています。ヤマダ電機のように有名な企業でも、1株単位であれば数百円程度と少額から投資を始めることができるため、スマホ証券は「大きな金額を投資に使うのは不安…」という初心者に向いています。
スマホ証券に限らず、例えばSBI証券では取引をすることでTポイントが貯まるなど、多くのネット証券で独自のポイントプログラムを用意しています。
貯まったポイントは株式の購入に利用できる場合が多いです。スマホ証券は上述した通り少額から投資ができるため、貯まったポイントをすぐに使える点も魅力です。
スマホ証券には上のメリットがある反面、デメリットも存在します。
スマホ証券で利用できるサービスは限られています。一般的なネット証券で利用できる「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」のような節税効果がある投資制度を利用できないケースがあることや、購入できる株式銘柄も限定されている点に注意しておきましょう。
利用できるサービスの内容は証券会社ごとに異なります。スマホ証券を選ぶ際には、自分がやりたい投資サービスがあるかどうかを事前に必ず確認することが大切です。
株式を購入する際、取引手数料がかかります。単元未満株(1株単位)を購入できる点がスマホ証券のメリットですが、単元株(100株単位)に比べて手数料(コスト)が割高になってしまいます。
ただし、スマホ証券で単元未満株を始めれば、このコストは比較的低く抑えることができます。200円分の株を取引する場合、auカブコム証券(ネット証券)の手数料は最低55円かかるのに対し、LINE証券(スマホ証券)では最低1円と、ネット証券よりも手数料を低く設定していますので、単元未満株を始めるならスマホ証券がおすすめです。
ここからは、スマホで投資を始めるのにおすすめの証券会社を紹介します。紹介するにあたり、以下の5つポイントで各証券会社を比較しています。これらの比較ポイントが重要な理由や、詳しい内容についてはこちらで解説しています。
上記5つのポイントで、スマホで投資ができる主要な証券会社を比較してみましょう。
比較ポイント | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | |
---|---|---|---|---|---|---|
金融機関名 | 単元 未満株 の購入 |
アプリの 便利さ |
最低 投資額 |
単元未満株 取扱銘柄数 |
売買 手数料 |
ポイント サービス |
日興 フロッギー (スマホ証券) |
〇 | 〇 | 100円~ | 約3900銘柄 | 0~1.0% | dポイント |
SBIネオ モバイル証券 (スマホ証券) |
〇 | 〇 | 約500円~ (1株単位) |
約3900銘柄 | 月額 220円~ |
Tポイント |
PayPay証券 (スマホ証券) |
〇 | 〇 | 1000円~ | 約170銘柄 | 0.5~1.0% | - |
簡単に比較してみると、最低投資額は日興フロッギーが100円~と最も低くなっています。ポイントサービスも各社で対象のポイントが異なっていますね。それぞれの特徴や魅力を詳しく見ていきましょう。
日興フロッギーはSMBC日興証券が提供しているサービスです。さまざまな無料記事を読みながら株式を購入できるので、初心者でも理解を深めたうえで投資先を選ぶことができます。
最低投資額は株価に関わらず「100円~」と定められており、購入手数料は100万円まで無料です。さらに、NISAを利用できる点が高評価。NISAは投資で得た利益に税金がかからないのでぜひ活用していたい投資制度です。
日興フロッギーではさまざまな場面でdポイントを貯めることができます。キンカブの売買で約定金額500円ごとに1ポイントが貯まるほか、[dポイント]のアイコンが付いた記事を読むことでもdポイントがどんどん貯まります。普段からdポイントを活用している人、お得に株式投資を始めたい人におすすめの証券会社です。
SBIネオモバイル証券の一番の強みは手数料が安いこと!ひと月の取引合計金額が50万円以内なら、月額220円の手数料で取引ができます。この手数料は毎月もらえるネオモバ限定Tポイント(200ポイント=200円分)でほぼ相殺できますので、実質20円の手数料で取引ができることになります。
Tポイントは1ポイント=1円で株式の購入に利用できます。SBIネオモバイル証券では1株単位と数百円から株式を購入できるため、もらった限定Tポイントをすぐに投資に使えます。ポイントの使い勝手がいいうえに、少額の投資であれば手数料がほぼかからない点は魅力ですよね。
PayPay証券では、1000円から株式投資が可能です。投資対象銘柄はPayPay証券が独自に厳選した任天堂やKDDIといった有名銘柄に限定されているので、銘柄選びで迷うことはないでしょう。
さらに、アプリをダウンロードすると投資に関する知識や情報を得られるのでサポート体制も充実しています。
スマホ証券の多くは単元未満株(1株単位)の取引に対応しています。数百円といった少額から株式投資を始めることができますから、投資初心者にやさしいサービスです。
なかにはポイントを使って投資のデモ体験ができる証券会社もありますので、実際に始める前に利用してみてもいいかもしれません。ただ、実際に投資を始める時のアプリの使い勝手の良さは証券会社によって異なります。
LINE証券のように馴染みのあるアプリ(LINE)から口座開設や投資が行えるものもあれば、専用のアプリが必要なケースもありますので、今回の比較では、「単元未満株が購入できるか」そして「アプリの便利さ」をポイントに挙げました。
単元未満株に対応している点がスマホ証券の特徴ですが、最低投資額は各証券会社によって異なります。1株単位から購入できる証券会社もあれば、「100円」「1000円」と金額単位で最低投資額を設定している証券会社もあります。
投資初心者であれば、できるだけ最低投資額を低く設定している証券会社で口座を開設し、投資を始めるといいでしょう。
どの企業の株式を購入できるのかは証券会社によって異なります。いくら100円や1株単位といった少額から株式投資ができても、取扱銘柄数が少なくてはメリットを感じづらいでしょう。
今後、株式投資をずっと行っていきたいと考えているなら、できるだけ取扱銘柄を豊富に取りそろえている証券会社で口座を開設しておいた方が便利です。
通常、株式を売買する際には手数料が発生します。この手数料の金額は証券会社によって異なります。
手数料を安く設定している証券会社で投資を始めた方が、手数料が高い証券会社よりも利益が発生した時に手元に残るお金が増えます。売買手数料が安い証券会社を選びましょう。
ちなみに、単元株(100株単位)の取引手数料は一注文ごとに発生するプランと、一日の取引合計額に応じて決まるプランの2種類を用意している証券会社もあります。自分の投資スタイルに合ったプランを選びましょう。
詳しくはこちらもチェック!
証券会社によっては、投資金額に対してポイントが貯まったり、貯まったポイントを使って投資を行える場合があります。
どんなポイントが貯まるか・使えるかは証券会社ごとに異なります。できるだけ自分の生活スタイルに合った証券会社を選ぶとポイントの使い勝手がよく、お得さを実感しやすいでしょう。
ちなみに、LINE証券のように「ポイントの利用はできても貯めることができない」ケースもあります。各社のポイントサービスの詳細は必ず確認しておきましょう。
スマホ証券は、スマホで簡単に口座が開設でき、入出金や取引など投資手順の全てをスマホ上で完結できるため、手軽に投資を始めたい人に向いています。
アプリ上で情報収集ができるため、隙間時間に投資の勉強をすることもできます。少額投資にも対応していますから、投資初心者におすすめの証券会社です。
なお、証券会社を選ぶ際は各社の特徴と、自分が利用したいサービスや投資スタイルが合っているかどうかも確認しながら決めましょう。また、手数料やポイントプログラムなどのサービス面のチェックも忘れないようにしてくださいね。
SBI証券や楽天証券はスマホで投資できないのでしょうか?
SBI証券、楽天証券ともにスマホから口座開設でき、投資を行うことが可能です。
専用のアプリのダウンロードが必要になる場合もあるので、各社の公式ページをよく確認してから口座開設を行うと良いでしょう。
PayPay証券とLINE証券、どちらがいいですか?
米国株に投資したいならPayPay証券の方が使い勝手がいいでしょう。
逆につみたてNISAなどの非課税制度を利用したいならLINE証券を選ぶことをおすすめします。スマホ証券ごとに取扱銘柄数や提供しているサービスが異なりますので、自分がどのような投資を行いたいか、考えたうえで利用する証券会社を決めましょう。
スマホ証券でつみたてNISAやNISAに対応しているところはありますか?
主要なスマホ証券では、日興フロッギーがNISAに対応しており、つみたてNISAはLINE証券のみが対応しています。
NISAとつみたてNISAはそれぞれに特徴がありますので、よく理解したうえで利用する制度を決めることをおすすめします。
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