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最終更新:2022年05月26日

今すぐ始めていい?つみたて(積立)NISAを始めるべきタイミングは?

今すぐ始めていい?つみたて(積立)NISAを始めるべきタイミングは?
鈴木 靖子 ファイナンシャルプランナー、FPライター

この記事は6分で読めます

つみたて(積立)NISAを始めたいものの、「いつ始めたらいいの?」「始めるのに絶好のタイミングはいつ?」という疑問を持っている人もいるでしょう。

そこで今回は、つみたてNISAを始めるべきタイミングについて解説します。タイミングを迷ってなかなか始められない人はぜひ参考にしてみてくださいね。

結論(この記事のポイント)
  • つみたて(積立)NISAは早く始めたほうがよい
  • 積立期間が長いほど「複利の効果」で大きな利益が得やすい
  • つみたて(積立)NISAは損をしにくい仕組みになっているので、初心者でも安心
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つみたてNISAっていつ始めたらいいの?

つみたて(積立)NISAを始めたいのであれば、今すぐ始めることをおすすめします。なぜなら、つみたてNISAのように決まった額を一定の頻度で長期間積み立てる「積立投資」は、早く始めたほうが「複利の効果」が増すので、大きな利益を狙いやすくなるためです。

複利の効果とは?

複利の効果とは、資産運用で得た利益を再び運用にまわすことで、利益が利益を生む効果のことです。たとえば100万円を利回り3%で運用した場合の利益の増え方は以下の通りです。

■複利効果の例
運用期間 元本+運用益 うち運用益
5年 115万9,274円 15万9,274円
10年 134万3,916円 34万3,916円
20年 180万6,111円 80万6,111円
  • このシミュレーションは概算値であり、実際の投資結果とは異なります。

運用期間が長くなればなるほど、雪だるま式に運用益がふくらんでいくことが分かりますね。利回り3%は資産運用においてそれほど高くない安定的な利回りですが、それでもシミュレーションでは20年間の運用で倍近く資産を増やせる結果となりました。

つみたて(積立)NISAは、積立投資の利益が最長20年間非課税になる制度です。通常、運用で得た利益には約20%の税金がかかりますが、つみたてNISAではこの税金がいっさいかかりません。税金分を引かれることなく元本に加えられるので、通常の投資よりも「複利の効果」の恩恵を目減りさせることなく受けられるのです。

また、つみたてNISAで投資できるのは安定性が高くコストも安い投資信託とETF(上場投資信託)に限定されているため、初心者でも利用しやすいメリットもあります。
金融機関によっては1回あたり100円からと少額から積み立てられるので、まとまった資金がない人も安心です。

このようにつみたてNISAは長期の積立投資にメリットのある制度です。長期の資産運用を目的としているのであれば、一時的な株価の値動きや経済状況にとらわれず、早めにつみたてNISAを始めることを検討しましょう。

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つみたて(積立)NISAには専用の口座が必要

つみたて(積立)NISAを始めるには、証券会社や銀行などの金融機関で専用の口座を開設する必要があります。つみたてNISAの口座は原則「1人1口座」しか開設できません。金融機関によって取り扱っている商品数や最低積立額、サービス内容が異なるので、よく比較して自分に合った金融機関を選びましょう。

つみたてNISAの金融機関でおすすめなのは、取り扱っている商品数が豊富なネット証券です。多くの選択肢のなかから自分に合った商品を選べるのは、金融機関選びにおいてとても大切です。

また、多くのネット証券では投資をしながらポイントも貯められますし、特定のポイントを投資にまわせるところもあります。もともとお得なつみたてNISAですが、ポイントサービスでさらにお得に利用できるのです。

口座開設の手続きを面倒に感じる人もいるかもしれませんが、ネット証券ならスマホから手軽に口座開設できるので便利ですよ。主要なネット証券の特徴を下記にまとめたので、金融機関選びの参考にしてみてくださいね。

■主なネット証券
金融機関名 商品数 特徴
SBI証券 約180本
  • 業界最大手のネット証券!商品数、サービスともに充実
  • 月間保有残高に応じて0.02~0.25%のTポイントなどが貯まる
楽天証券 約180本
  • 取扱商品本数ナンバーワン!楽天ポイントが貯まってお得
  • 月末時点残高が初めて基準に達した場合10~500ポイント貯まる
松井証券 約170本
  • 投資初心者にやさしいサービスが充実!安心して投資を始められる
  • 信託報酬の一部(最大0.85%)をキャッシュバック
auカブコム証券 約160本
  • 自分に合った投資信託を選べるツールが便利
  • 月間保有残高に応じてPontaポイントが貯まる
マネックス
証券
約150本
  • 投資ツールが充実!初心者が長期投資を始めやすい
  • 月間保有残高に応じて最大0.08%のマネックスポイントが貯まる

つみたて(積立)NISAは初期設定さえすれば、基本「ほったらかし」でOK

つみたて(積立)NISAの口座開設後は、積み立てる商品と金額、積み立てる頻度、支払い方法を決めてしまえば、あとは自動で一定額を積み立ててくれます。基本的に「ほったらかし」でOKです。

つみたてNISAの対象商品は資産運用のプロが運用してくれる投資信託・ETFなので、株式投資のように頻繁に値動きをチェックする必要もありません。投資の知識があまりない初心者や、忙しくてあまり時間がとれない人には大きなメリットでしょう。

ドルコスト平均法とは?損をしにくくなるってどんな仕組み?

つみたて(積立)NISAは「ドルコスト平均法」という投資手法で積み立てます。この投資手法には大きな損をしにくくなるというメリットがあります。

投資信託や株式などの金融商品は日々、価格が変動しています。ドルコスト平均法とは決まった金額を定期的に積み立てることで、購入価格を平均化する仕組みです。

積み立てる金額が一定だと、積み立てている商品が値下がりしたときは多く買い、値上がりしたときは少なく買うことができます。これにより、長期間積み立てることで、値動きがあっても損をしにくくなる効果が期待できるのです。

ドルコスト平均法のイメージ図

このようにドルコスト平均法は、大きな利益を得るより、「大きな損をしたくない」人に向いている投資手法です。値動きのリスクを抑えられるため、ひんぱんに値動きをチェックしたり商品を見直したりする必要がありません。投資で損をするのが不安な初心者でも始めやすいでしょう。

積立頻度は基本「月に一度」!場合によっては選べる場合も

つみたて(積立)NISAの積立頻度の選択肢は金融機関によって異なりますが、「月に1回」が基本です。年間40万円まで積み立てできるので、月1回の積み立てであれば月額3万3333円が上限となります。

金融機関によっては「週に1回」「毎日(毎営業日)」など、さらに細かく積立頻度を設定できるところもあります。より高い分散投資の効果を得たい人は週1回や毎日のように細かく積み立てるのも一案です。

ただし、月1回の頻度でも十分に分散投資の効果が期待できるので、無理に細かい頻度で積み立てる必要はないでしょう。リスクを抑えたいのであれば、細かい頻度で積み立てる以上に、長期間、複数の商品(投資対象)に積み立てるのが効果的です。

つみたて(積立)NISAではクレカ決済ができる金融機関もある

つみたて(積立)NISAの支払い方法は、銀行引き落としが基本です。ただし、一部の金融機関ではクレジットカードで積み立てられるところもあります。

クレジットカードで積み立てるメリットは、積み立てながらクレジットカードのポイントも貯まることです。積み立てによってポイントがもらえる金融機関なら、金融機関側とクレカ側で「ポイントの2重取り」もできます。このようにクレジットカード決済に対応している金融機関を選ぶのもおすすめです。

なお、つみたてNISAのクレジットカード決済は、対象のクレジットカードが限定されているのが一般的です。クレジットカード決済できる主要な金融機関とポイントサービスを下記にまとめたので、参考にしてみてください。お手持ちのクレジットカードや普段貯めているポイントサービスが対象の金融機関なら、お得さがアップするでしょう。

■クレジットカード決済ができる主なネット証券
金融機関名 金融機関側
貯まる
ポイント
対象の
クレジット
カード
クレジットカードで貯まる
ポイント
SBI証券 Tポイント
dポイント
Ponta
ポイント
三井
住友カード
Vポイント
楽天証券 楽天ポイント 楽天カード 楽天ポイント
auカブコム証券 Ponta
ポイント
auPAYカード Ponta
ポイント
マネックス証券 マネックス
ポイント
マネックス
カード
マネックス
ポイント

→金融機関側、クレジットカード側で貯まるポイントが同じだとお得さを実感しやすい!

つみたて(積立)NISAに関するよくある質問

つみたてNISAって1月に始めた方がいいんですか?

つみたて(積立)NISAを始めた年の非課税枠をフルに活用したいなら1月から始めるのは一案です。

つみたてNISAは年の途中から始めることもできますが、ひと月あたりの上限額が3万3333円(年間非課税枠40万円÷12ヵ月)に定められている金融機関が一般的です。そのような場合、年の途中から始めるとその年の非課税枠40万円を使いきれません。

ただし、必ずしも1月に始めないと非課税枠を使いきれないわけではありません。SBI証券や楽天証券のように、金融機関によっては、特定の月に積立額を増額できるところもあります。年の途中から始めるのであれば、増額できる金融機関を選ぶのもよいでしょう。

金融機関によって増額できる条件が異なるため、比較検討することをおすすめします。もちろん増額できるかどうかだけでなく、取り扱っている商品数やポイントサービスなどを含めて総合的に比較することが大切です。

つみたてNISAはいつ買うのがいいでしょうか?

つみたて(積立)NISAを買う日(積立日)は自由に選べる金融機関が大半です。過去の株価の値動きから「積立日は月初を避けるべき」、5や0のつくキリのいい日は注文が殺到して株価が上がりやすいので「キリの悪い日を選ぶべき」という意見もあります。

しかし、今後の株価や債券の値動きはプロでも見極めるのが難しいもの。つみたてNISAは長期の積立投資によって値動きリスクが抑えられるため、積立日にこだわらなくてもよいでしょう。

それより、残高不足にならないよう積立日を決めることのほうが大切です。残高不足で引き落とされなかった場合、その月の積み立てはできなくなるのが一般的。せっかくの非課税枠を使いきれないデメリットもあります。

会社員なら、給料日直後に積立日を設定するのは一案です。給料日前に積立日を設定していると、うっかり残高不足に陥る可能性があるためです。

ただしつみたてNISAをクレジットカード決済で積み立てる場合、積立日が決まっている場合があります。積立日を選びたいならこのような点にも注意しましょう。

NISAっていつまでに始めればいいですか?

現行のNISAの投資可能期間は2023年までです。2024年以降は通称「新NISA」と呼ばれる新たな制度に変わります。現行のNISAとつみたてNISAを合体させた2階建て構造となり、非課税枠も見直されます。

現行のNISAで投資できる株式や投資信託の大部分は新NISAの対象なので、2024年以降も引き続き非課税で投資できるチャンスはあるでしょう。ただし、投資期間が短くなるとその分値動きリスクも高くなるため、早めに始めることをおすすめします。

つみたてNISAっていつまでに始めればいいですか?

つみたて(積立)NISAの投資可能期間は2042年までです。当初は2037年までの制度でしたが、法改正により5年間延長されました。

2022年に始めれば21年間、毎年40万円まで投資信託を購入できます。2024年に始めると19年間と投資信託を購入できる期間が減っていきます。非課税枠をフル活用しつつ、積立投資のメリットを得たいなら早く始めるとよいでしょう。

つみたて(積立)NISAは早く始めるほどメリット大

つみたて(積立)NISAは早く始めるほどメリットのある制度です。積立期間が長いほど「複利の効果」が大きくなり、より多くの利益を得やすくなります。

もちろん価格が安いときに始めればその分値上がりによる利益が期待できますが、いつが買い時か見極めるのはプロの投資家でも難しいものです。つみたてNISAは決まった金額を定期的に長期間積み立てることで購入価格が平均化されるため、一時的な値動きにとらわれる必要はありません。

つみたてNISAは、ネット証券なら1回あたり最低100円からと少額から始められるところも多いです。まとまった資金を準備する必要はありません。思い立ったが吉日、つみたてNISAを始めるタイミングで迷っている人は早めに始めましょう。

どこで
口座開設したらよいの?

いざ、つみたてNISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。

  • 多くの人に選ばれている証券会社

    SBI証券

    • SBIグループ全体の口座数は720万を突破!
    • 三井住友カードを使うとVポイントのお得な「二重取り」が可能
    • 100円から積立できる!頻度を毎月/毎週/毎日から自由に選べる
  • 初心者に優しい証券会社

    松井証券

    • 三ツ星評価のサポートで安心!
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