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つみたてNISAを始めるには、まず「総合取引口座(証券総合口座)」と「NISA口座(つみたてNISA口座)」の両方を開設します。2つの口座が必要なのは楽天証券だけでなく、どの金融機関でも同じです。
この記事では初心者でもスムーズにつみたてNISAが始められる、「楽天証券でのつみたてNISAの始め方と銘柄の買い方」を手順ごとに画像付きでやさしく紹介します。
あわせて、楽天証券のつみたてNISAのお得な買い方「楽天カード決済」「楽天キャッシュ決済」での積立設定の手順もわかりやすく解説しますので、参考にしてみてくださいね。
目次
口座開設の仕方は分かりやすい動画でも解説しています。
楽天証券のつみたてNISAの始め方手順は次の5ステップで、難しくありません。
楽天証券のつみたてNISAの口座開設ができたら、銘柄の買い方は次の5ステップで簡単です。
早速、設定していきましょう。
楽天証券でつみたてNISAを始める流れは、口座開設→入金→銘柄選択となります。
その際、最も手軽でスピーディなやり方が「スマホで本人確認して口座開設する」方法です。口座開設に必要なものを事前に用意しておくと、より簡単です。
楽天証券の総合口座&つみたてNISA口座を開設するには、楽天証券Webサイトから「NISA口座開設はこちら(無料)」をタップ。あとは5つのステップに沿って進みましょう。
口座開設の申込は最短5分で可能です。
①「楽天会員の方」「楽天会員ではない方」
どちらかを選択。楽天会員だと住所登録などが省けて便利です。
②メールアドレス欄に入力、「同意の上、送信する」
タップすると登録したアドレスにメールが届きます。メール記載のURLをクリックして、本人確認書類の撮影に進みましょう。
本人確認書類の撮影
「運転免許証」か「個人番号カード(マイナンバーカード)」のどちらかを選択します。この記事では運転免許証のケースを説明します。
運転免許証と顔写真を撮影しますが、スマホで自動なので簡単です。
画面の案内に沿って、以下の6項目を入力します。
①氏名、住所などの登録
氏名など一部は既に自動入力されています。
②納税方法の選択
「確定申告が不要」を選択。つみたてNISAは非課税で投資できる制度なので、税金の申告をする「確定申告」は不要です。
③「NISA口座」の選択
最初から「つみたてNISA口座を開設」が選ばれているので、そのまま選択します。
④「楽天銀行口座の申込」を選択
楽天銀行の口座を持っていない方は申込をおすすめします。楽天銀行には次のようなメリットがあるので、今後の楽天証券での取引に便利な上にお得です。
⑤楽天カードの案内
楽天カードを持っていない方は「受け取る」にチェックしましょう。このあとこちらで詳しく紹介しますが、楽天カードや楽天カードでチャージした楽天キャッシュでつみたてNISAの決済をすると楽天ポイントがお得に貯まります。
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⑥iDeCo、楽天FX口座、信用取引口座の選択
いずれも「申込まない」にチェック。興味のある人はあとからでも申し込めるので、今回は「申込まない」を選択して先に進みましょう。
規定等を確認し、「同意して申込みを完了する」を押して完了です!
楽天証券での審査を経て、数日後にメールでログインIDが届きます。楽天証券サイトへログインして初期設定を行いましょう。
楽天証券から口座開設完了のメールが届いたら、初期設定と入金を行います。初期設定は5分程度で可能です。メールに記されたログインIDで、記載のURLから楽天証券サイトにログインしてください。
ログイン後、暗証番号の登録、勤務先情報の入力、マイナンバー登録(通知カードでも可能)を行えば初期設定は完了です。これで楽天証券で取引ができるようになります!
続いて、つみたてNISAの投資信託(銘柄)の購入資金を入金しましょう。楽天証券には主に以下の入金方法があります。
対応銀行 | 手数料 | 入金の反映 | 利用方法 | |
---|---|---|---|---|
マネーブリッジ 自動入出金 (スイープ) |
楽天銀行 | 無料 | 即時 | 楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」に申込、「自動入出金」を設定し利用可能 |
リアルタイム 入金 |
楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行、セブン銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行、広島銀行 | 無料 | 即時 | 楽天証券ウェブサイトから各銀行のインターネットバンキングを呼び出して利用可能 |
通常振込入金 | ほぼすべての金融機関 | 有料 (金融機関ごとの所定の手数料) |
毎営業日 9~15時 |
専用口座に振込みで 利用可能 |
この中で最もおすすめの入金方法が楽天銀行との連携「マネーブリッジ」を利用した自動入出金(スイープ)です。
自動入出金(スイープ)とは、楽天銀行と楽天証券間の資金移動サービスのこと。銀行口座と証券口座の間を自動で資金が移動するため、入出金の操作が必要ありません。
入出金はリアルタイムで反映され、利用手数料も無料。自動入出金(スイープ)の利用には、楽天銀行口座と楽天証券口座をつなぐマネーブリッジの申込が必要です。
【スマホからのマネーブリッジの設定方法】
楽天銀行アプリにログイン→「ためる・ふやす」→「マネーブリッジ(楽天証券連携)」→「設定する」→「取引暗証番号」を入力→「設定変更」で完了
【スマホからの自動入出金(スイープ)の設定】
楽天銀行アプリにログイン→「ためる・ふやす」→「マネーブリッジ(楽天証券連携)」→「自動入出金(スイープ)設定」で完了
なおマネーブリッジなら、楽天銀行の普通預金金利が最大年0.1%に優遇になるのも大きなメリットです。
これで楽天証券のつみたてNISAが買えるようになりました!続いてこちらから「楽天証券つみたてNISAおすすめ銘柄(ファンド)トップ5」に進んで、銘柄選びを始めましょう。
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楽天証券のつみたてNISAでは、楽天カード(クレジット)や、楽天キャッシュ決済(楽天カードからのチャージ)をすると楽天ポイントが貯まってお得です。スマホサイトからの「楽天証券つみたてNISAの買い方」をお伝えします。
楽天証券でつみたてNISAの投資信託(ファンド)を買うやり方は以下の流れです。
メニューから「NISAつみたてNISA」を選択、次の画面で左上の「探す」を選択。
こちらで紹介したファンドなど、既に買いたいファンドが決まっている方は、「個別銘柄から選ぶ」の下の検索窓に銘柄名を入力します。
決まっていない方は、「診断で自分にぴったりのファンドを探す」「おすすめから選ぶ」「自分で一から選ぶ」のいずれかを選択しましょう。
①「診断で自分にぴったりのファンドを探す」は、質問に答えると楽天証券のロボアドバイザー「らくらく投資」が自身に合ったファンドを5つからすすめてくれます。何に投資するファンドか、手数料(信託報酬)はいくらかなど、目論見書(投資信託の説明書)を見て確認しましょう。
目論見書は、「購入する投資信託」の下矢印をタップ→資産内訳の円グラフの下→「ファンド詳細」→基本情報などのタグをスクロールして右に進むと確認できます。
②「おすすめから選ぶ」は、3つの投資スタイル別(堅実派、積極派、おまかせ派)におすすめファンドを推奨してくれます(おまかせ派はらくらく投資)。こちらも同じくファンドの中身や手数料(信託報酬)は必ず目論見書で確認してください。
ここからは、③「自分で一から選ぶ」を選択した際の買い方を紹介します。
楽天証券のつみたてNISAで買える全商品がリストアップされるので、右の虫眼鏡マーク「条件変更」をタップし、「ポイント還元率」「インデックス区分」「資産タイプ」「楽天ファンドスコア」などから探してみましょう。
具体的な例として、こちらで紹介したおすすめ銘柄「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」を買うやり方(積立設定)を紹介します。
虫眼鏡マーク「条件変更」をタップ、キーワード欄に「雪だるま」と入力、「結果をみる」をタップ。3つのファンドが表示されるので、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」をクリック。
「積立注文」をタップ。「積立注文カート」に遷移するので、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」をクリック。銘柄の基本情報、チャート(パフォーマンス)、運用実績や手数料などを確認して「積立注文」→「一括積立注文」→引落方法を選ぶ画面に進みます。
引き落とし方法は次から選択できます。
楽天キャッシュ(電子マネー)は楽天カードからのチャージ額に対して一律0.5%の楽天ポイントが還元されます。
楽天カードクレジット決済は決済額に対して楽天ポイントが還元されます。還元率はカードランク、銘柄により0.5%~1.0%です。
続けて「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」を毎月積み立てる設定法を進めていきましょう。
ポイントが貯まる「楽天キャッシュ(電子マネー)」もしくは「楽天カードクレジット決済」を選択、「積立指定日をお選びください」のプルダウンから好きな日を選びます。
ポイント利用は「楽天ポイントコース」がよいでしょう。「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」の2種類がありますが、楽天ポイントコースなら楽天市場でのポイント還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となるので、さらにポイントが貯まりやすくなりますよ。
毎月の積立金額を設定。分配金コースは「受取型」を選択。「再投資型」も選べるので迷いますが、もともとつみたてNISAの対象ファンドは分配金が出ないものが多いですので、心配しなくてもよいでしょう。
分配金の出るファンドで「再投資型」にすると、積立額を上限いっぱいに設定している場合、再投資された分配金の額によっては非課税限度額を超えてしまうケースがあります。楽天証券の場合、超えた分は課税口座での買い付けになるので、「受取型」を選択しましょう。
次に進むと、ケースによっては増額設定の提案があります(年途中からの積立で今年分のNISA枠が余っている場合など)。増額設定はその年限りの設定で、増額分は証券口座からの引落しになります。増額設定については、詳しくは下記の記事でも紹介しています。
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目論見書、保管書類、約款等を確認して同意します。目論見書は投資信託(ファンド)の取扱説明書。投資信託の値段である基準価額や投資対象、運用実績、手数料などをチェックしましょう。
注文内容を確認し、取引暗証番号を入力、「注文する」を押して完了です。
これまで紹介した楽天カード決済や楽天キャッシュ決済(楽天カードチャージ)で楽天ポイントを貯めるには、楽天銀行との連携が必要です。
具体的には、楽天銀行口座と楽天証券口座を連携し(マネーブリッジ)、ハッピープログラムへエントリーすることで楽天ポイントが貯まります。
対象商品 | ポイント |
---|---|
投資信託 | 基準の残高を達成ごとに10~500ポイント |
国内株式 (現物買・現物売) |
手数料100円ごとに1ポイント |
外国株式 (現物買、現物売) |
下記のとおりに設定すれば、投資信託の積立以外にもお得にポイントが貯められますよ。
つみたてNISAを始めようと思っても、初心者は特にどんな銘柄(ファンド)を選べばいいかわからず困ってしまうかもしれません。つみたてNISAの銘柄の選び方に迷ったら、次の3つのポイントを満たすものを探してみましょう。
①の投資する資産は「株式」、投資するエリアは「全世界」もしくは「先進国」がおすすめです。今後の成長によるリターンも期待できますし、投資先がさまざまな国に分散されているので、どこか1カ国の景気が悪くなっても大暴落を避けやすいでしょう。
②の投資信託の投資方針には「インデックス」と「アクティブ」の2種類があります。日経平均など、投資信託ごとに目標とする決まった指標と同じ値動きを目指すのがインデックス。それを上回る値動きを目指すのがアクティブです。
アクティブの方が好成績を目指していて魅力的に感じるかもしれませんが、その分リスクや手数料が高くなりがちなので、初心者にはインデックスがおすすめです。
③の信託報酬とは、投資信託にかかる管理費用(手数料)の代表です。信託報酬は投資信託ごとに違うので、同じエリアの同じ資産に同じ方針で投資するファンドをいくつか比較して、できるだけ低コストで済むファンドを探してみましょう。
純資産総額とは投資信託の規模のことです。人気があってたくさん購入されている投資信託や値上がりしている投資信託は純資産総額が大きくなります。
ここからは下記の記事で詳しく解説している「楽天証券つみたてNISAおすすめ銘柄ランキング」から、これら3つのポイントを満たした銘柄トップ5を紹介します。
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eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | |
---|---|
管理費用 | 0.09889% (うち信託報酬:0.09889%) |
純資産総額 | 5,217.5億円 |
5年積立収益率 | 57.06% |
最もおすすめなのが「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」です。なぜなら楽天証券で選択できるつみたてNISA銘柄のうち、先述の3つのポイントのうちで最も信託報酬が低いからです。
「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は先進国の株式に投資しますが、そのうち米国が約72.5%を占めています(2023年3月末時点)。
5年積立収益率も申し分のない実績を挙げています。
「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は「とにかく低コストで、リスクを抑えつつ、リターンも狙いたい」、そんな盛りだくさんな要望を持つ方にも便利な投資信託と言えるでしょう。
SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式) |
|
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管理費用 | 0.1017% (うち信託報酬:0.0682%) |
純資産総額 | 183.1億円 |
5年積立収益率 | 51.22% |
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」もおすすめです。
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」はマザーファンドと呼ばれる投資信託に投資していて、そのマザーファンドは「米国65%、それ以外の先進国35%」となるようそれぞれETF(上場投資信託)に投資しています。
一般的に、すでに発展している「先進国」の株式は、これから発展する可能性がある「新興国」の株式に比べて低リスク&低リターンとされています。
しかし先進国にはアメリカのアマゾン、マイクロソフト、アップルのように世界の市場をけん引するような大企業も多数あり、まだ成長する可能性は充分あります。
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」は「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」と同じく先進国の株式に投資しますが、投資先に日本を含む点が異なります。日本株式の成長にも期待しつつリスクを抑えリターンを狙いたい方におすすめの投資信託の1つでしょう。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式) |
|
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管理費用 | 0.1102% (うち信託報酬:0.0682%) |
純資産総額 | 1,364.1億円 |
5年積立収益率 | 49.20% |
「楽天証券つみたてNISAおすすめ銘柄ランキング」3位は「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」です。
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」同様、マザーファンドを通してETFに投資することで、世界各国の企業の株式を投資対象としています。
こちらの「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」は新興国への投資も加わり、「米国60%、それ以外の先進国30%、新興国10%」という比率が基本です。
投資するエリアがより広範囲になるため、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」に比べて分散効果が高まります。投資エリアをバラバラにしておくことで、どこかの経済が悪化してもほかでカバーできるようになり、全体のリスクを抑えられるとされています。
「しっかり分散させてリスクを抑えたい」「新興国の成長にも期待したい」と考えるなら、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド 雪だるま(全世界株式)」がおすすめです。なお、純資産総額は「SBI・先進国株式インデックス・ファンド 雪だるま(先進国株式)」よりもこちらの方が大きいです。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | |
---|---|
管理費用 | 0.05775% (うち信託報酬:0.05775%) |
純資産総額 | 14,957.8億円 |
3年積立収益率 | 26.12% |
低コストで人気の「eMAXIS Slim」シリーズから「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」がランクインしました。
こちらもマザーファンドへの投資を通じて、全世界の株式を投資対象としています。直近の構成比率は以下のようになっています。
多くの投資家が参考にする「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」という指数との連動を目指していることもあり、純資産総額は今回ランクインした5つのファンドの中でダントツのトップです。
全世界株式に投資する投資信託の中でも、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は「定番の指標」かつ「定番のシリーズ」なので、奇をてらって失敗したくない方や安心感を求めたい方にもおすすめです。
「eMAXIS Slim全世界株式」には、日本を含め先進国にも新興国にも投資する「オール・カントリー」のほか、「除く日本」「3地域均等型」などもあります。名前が似ていますが投資内容が違うので間違えないよう注意しましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | |
---|---|
管理費用 | 0.05775% (うち信託報酬:0.05775%) |
純資産総額 | 3,100.0億円 |
5年積立収益率 | 51.77% |
「eMAXIS Slim全世界株式」シリーズのうち「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」です。日本を除く先進国に約90%(うち米国約65%)、残りを新興国に投資します。(2023年3月末時点)
このようにほかの全世界株式を投資対象とする投資信託とはやや異なる投資先が特徴です。ほかの全世界株式ファンドと比べると、新興国の比率がやや高く、米国の比率が低めです。
「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」は、日本株式は既にポートフォリオにあるという人や、新興国にも投資をしたいけれどリスクが高いのは避けたいといった方に合うでしょう。
ここであらためて楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットについて確認しておきましょう。業界屈指の人気を誇るだけあって、さまざまな特長がありますよ。
楽天証券口座開設 | |
---|---|
本数 | 203本 |
最低積立金額 | 100円 |
積立頻度 | 毎月or毎日 |
ポイントサービス |
|
楽天証券では、投資信託の積立の引き落とし先を「楽天カード」もしくは「楽天キャッシュ(楽天カードチャージ)」にすれば楽天ポイントが貯まってお得です。
楽天カードは楽天系列のクレジットカード、楽天キャッシュは同系列のオンライン電子マネーです。楽天キャッシュは、楽天カードからチャージするとチャージ額に応じてポイントが貯まります。ポイント還元率は以下のとおりです。
【楽天証券つみたてNISAのポイント還元率】
2024年から始まる新NISA(新しいNISA)の「つみたて投資枠」年間120万円(月額10万円)の全額をキャッシュレスで積み立てながら、フルにポイントを受け取ることも可能になります。
楽天証券には、つみたてNISAの積立(購入)でポイントが貯まるだけでなく、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる仕組みもあります。
【残高達成でもポイントが付く】
上表のとおり、積立が進んで残高が増えていくほど受け取れるポイントが多くなっていきます。
この制度で貯まるポイントは、楽天銀行の「ハッピープログラム」にエントリーしている場合は「楽天ポイント」、それ以外の場合は「資産形成ポイント(楽天証券ポイント)」になります。
楽天ポイントと楽天証券ポイント、どちらももらえるポイント数は同じです。使い道が幅広いのが楽天ポイント、上限なしで投資信託の購入に使えたりJALのJMBマイルに交換したりできるのが楽天証券ポイントです。
自分にとって使いやすい方のポイントを貯めるのがよいですが、迷ったら楽天ポイントにしておくのが無難です。
ハッピープログラムは、楽天銀行の普通預金口座の金利が最大0.1%にアップする、ATM手数料の無料回数が増える、株式の購入などでも楽天ポイントが貯まるようになるなどの特典があります。
楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携させるなど最初にひと手間かかりますが、楽天銀行と楽天証券の両方がよりお得に使えるようになりますよ。
楽天ポイントはさまざまな利用方法があるので、たくさん貯まっても持て余さずに済みます。
例えば、もらった楽天ポイントをつみたてNISAの購入資金として再度投資に充てることができます。もちろん楽天市場での買物や楽天モバイルの利用料金支払いなど、楽天グループのサービス全般でも使えます。
それ以外にも、楽天と提携しているネットショップや、ファミリーマートやマクドナルドなど街中のお店でも利用できますよ。
楽天証券のメリットはポイントだけではありません。つみたてNISAで選べる投資信託(ファンド)の取扱数が多いのも特長です。取扱数が多いと選択肢が広がり、自分の希望に合った投資信託を選べるでしょう。
つみたてNISAで選べる投資信託の数は、金融機関ごとに違います。金融庁がつみたてNISAの対象としている投資信託のうち、楽天証券では8割以上にあたる203本を取り扱っています(2023年10月時点)。
これは業界トップクラスの多さです。他社では例えば野村證券、三井住友銀行など少数だけのところもあります。
楽天証券 | 203本 |
---|---|
SBI証券 | 210本 |
大和証券 | 26本 |
野村證券 | 19本 |
三井住友銀行 | 4本 |
つみたてNISAでは、毎回いくらずつ積み立てていくかを自分で決めて設定します。最低いくらから積み立てられるのか(積立金額の下限)は、金融機関ごとに違います。
楽天証券では、最低100円から1円単位で設定可能です。他社では「1000円から」「5000円から」「1万円から」といったところもあります。
楽天証券 | 100円 |
---|---|
SBI証券 | 100円 |
野村證券 | 1,000円 |
ゆうちょ銀行 | 1,000円 |
中央労働金庫(中央ろうきん) | 5,000円 |
スルガ銀行 | 1万円 |
毎月1万円を投資に回すのが不安な方も、100円からなら気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。
1円単位で設定できるのもメリットで、月3万3333円ずつにすればつみたてNISAの上限40万円のうち39万9996円まで使えます。
つみたてNISAでは、毎月1回ずつ積み立てていくのが一般的です。ただ、金融機関によっては「毎週1回」「毎日」など、積み立てる頻度を自由に設定できるところもあります。楽天証券では「毎月」のほか「毎日」も選択可能です。
投資では、購入するタイミングをずらす「時間分散」をすることで、リスクを抑えやすくなると言われています。「毎月」よりも「毎日」の方が時間分散効果が高くなります。
わずかな差なので投資結果に大きく影響する可能性は低めですが、よりよいと思われる選択肢から自由に選べるのはメリットです。
ただし、「毎日」だと特定のタイミングにだけ積立額を多くする「ボーナス設定」が使えません。また、楽天カードや楽天キャッシュでの積立の場合は「毎月」しか選べないので要注意です。
つみたてNISAを始めるときに、「年の途中から始めると、年間の非課税投資枠を使い切れないのでは?」と気になる人もいるでしょう。
楽天証券なら心配は無用です。増額設定を使えば、毎月の積立額にプラスしてさらに金額を増やして積み立てることができます。
例えば7月から始めた場合、毎月積立の上限額33,333円に、同額の33,333円を増額設定することで年間40万円の非課税投資枠をほぼ使い切ることができます(33,333円×12=399,996円)。
注意点は、増額した分は楽天証券口座(預かり金)からの引き落としになること。増額設定は設定した年に限り有効で、次年度からは解除されます。
一方で、楽天証券のつみたてNISAにはデメリットもあります。
つみたてNISAではETF(上場投資信託)も7本、投資対象として選べます。ETFはリアルタイムで取引可能、信託報酬(手数料)が安いなどのメリットがあります。
ただし、つみたてNISAでは頻繁に売買を繰り返す必要はないのでリアルタイム取引の必要はありません。つみたてNISAの投資信託はもともとが信託報酬(手数料)の低いファンドがそろっているので、手数料の面でもそこまでETFに優位性があるとも言えません。
つみたてNISAでETFを取り扱っているのは現状、大和証券のみに限られます(2023年10月時点)。
楽天証券のつみたてNISAは、投資信託の保有で貯まるポイント還元(一定額に達したとき)と、クレカ積立で貯まるポイント還元の2つがあります。ただし、実はポイント還元率は何度か変更になっています。
このようにポイント還元率などは適宜、変更になる可能性があることにはあらかじめ注意が必要です。
ポイント還元率以外にも、商品本数や積立頻度(どんなタイミングで積み立てられるか)など、他の証券会社と比較して選ぶことも大切です。
つみたて NISA 取扱本数 |
最低 積立金額 |
積立頻度 | クレカ積立 | クレカ積立 ポイント 還元率 |
|
---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 203本 | 100円~ | 毎月 / 毎日 | 楽天カード | 0.5%~1.0% (カードランク、銘柄による) 楽天カードチャージの楽天キャッシュ決済は 一律0.5% |
SBI証券 | 210本 | 100円~ | 毎月 / 毎週 / 毎日 | 三井住友カード | 0.5%~5.0% |
松井証券 | 212本 | 100円~ | 毎月 / 毎日 | ー | ー |
auカブコム 証券 |
206本 | 100円~ | 毎月 | auPAYカード | 1.0% |
マネックス 証券 |
199本 | 100円~ | 毎月 | マネックスカード | 1.1% |
楽天証券のつみたてNISAは、「ポイントが貯まる」、「多数の投資信託から選べる」などのメリットがあり魅力的です。
始め方や買い方も難しくないので、この記事で紹介した手順で進んでいけば、初心者でも簡単に始められるでしょう。
つみたてNISAはできるだけ長く続けるのがポイントです。楽天証券なら月100円からでもOKですので、気になる投資信託を選んで、早速始めてみてはいかがでしょうか。
楽天証券のつみたてNISAの売れ筋ランキングを知りたい
楽天証券のつみたてNISAはアプリでできる?
楽天証券のアプリではつみたてNISAはできません。
楽天証券には「iSPEED」というアプリがありますが、株式やFXなどの取引がメインで、つみたてNISAの積立設定や購入はできません。ただし、資産状況の確認や積立設定画面への移動はアプリ「iSPEED」からも可能です。つみたてNISAはスマホ専用サイトからも操作できますよ。
いざ、つみたてNISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
auカブコム証券
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楽天証券つみたてNISAの買い方&始め方|口座開設の手順とやり方をやさしく解説【スマホ設定も紹介】
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