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ETFは“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。株式や債券・通貨・コモディティ(商品)などさまざまな指数に連動を目指す投資信託で、個人投資家にも人気が高い金融商品です。
ETF(上場投資信託)は、金融機関によって取扱銘柄数や手数料が異なります。ですから、自分の取引の目的にあった金融機関選びが大切です。
この記事では、 ETFを取引するのにオススメの金融機関を紹介しますね。
目次
ETFを取引する金融機関を選ぶポイントは、以下の4つです。
それぞれ詳しく解説しますね。
ETFには、東京証券取引所に上場している「国内ETF」と、米国や香港、ロンドンなど海外の取引所に上場している「海外ETF」の2種類があります。
国内ETFは、同じ銘柄ならどの証券会社でも同じ価格、同じ信託報酬(保有コスト)で購入できます。そして、東京証券取引所には250銘柄以上のETFが上場しています。
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など国内株式の指数に連動する商品以外にも、外国株式や債券、テーマ別、業種別など、さまざまな指数に投資可能です。
海外ETFとは海外の証券取引所に上場している投資信託で、米国市場がメインになります。海外の株価指数に連動することを目指すETFのほか、レバレッジ型、インバース型、テーマ型など多くの種類があります。
海外ETFは、国内ETFよりも種類が多く、保有コストである信託報酬が安いという特徴があります。ただ、外国証券取引口座を開設する必要があることや、取引できる証券会社が限られている点には注意が必要です。
国内ETF取り扱い銘柄数 | 海外ETF取り扱い | |
---|---|---|
SBI証券 | 281銘柄 | あり (5市場388銘柄) |
楽天証券 | 280銘柄 | あり (4市場420銘柄) |
マネックス証券 | 282銘柄 | あり (4市場391銘柄) |
松井証券 | 280銘柄 | あり (2市場209銘柄) |
DMM 株 | 279銘柄 | あり (3市場245銘柄) |
岡三オンライン | 非公表 | - |
GMOクリック証券 | 243銘柄 | - |
auカブコム証券 | 280銘柄 | - |
SBIネオトレード証券 (旧ライブスター証券) | 非公表 | - |
ETFの売買手数料は証券会社ごとに異なります。手数料の差は約定代金が増えるほど大きくなり、例えば100万円の約定代金だとSBIネオトレード証券で374円、岡三オンラインで660円と、1.5倍以上の差が出るので、できるだけ手数料が安い証券会社を選ぶようにしましょう。おすすめはネット証券です。ネット証券は店舗を持たずにインターネットで取引するのが主流なので、コストを抑えられるからです。
ETFの手数料には、1注文毎に手数料が発生する「1注文ごとのプラン」と1日の約定代金の合計額に対して手数料が発生する「1日定額プラン」の2種類のプランを設けているネット証券が多いので、それぞれを紹介します。
1注文の約定代金 | ||||
---|---|---|---|---|
10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 | |
SBI証券 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
楽天証券 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
マネックス証券 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
松井証券 | - | - | - | - |
DMM 株 | 88円 | 106円 | 198円 | 374円 |
岡三オンライン | 108円 | 220円 | 385円 | 660円 |
GMOクリック証券 | 90円 | 100円 | 260円 | 460円 |
auカブコム証券 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
SBIネオトレード証券 (旧ライブスター証券) | 88円 | 100円 | 198円 | 374円 |
1日の約定代金に対して手数料のかかる1日定額プランが用意されている証券会社もあります。1日に何度も取引する、デイトレーダー向きのプランといえるでしょう。
1日の約定代金の合計額 | ||||
---|---|---|---|---|
10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 | |
SBI証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
楽天証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
マネックス証券 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,100円※25歳以下(未成年含む)は0円 |
DMM 株 | - | - | - | - |
岡三オンライン | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
GMOクリック証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBIネオトレード証券 (旧ライブスター証券) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
国内ETFはすべての証券会社で取引できますが、海外ETFを取引できる証券会社は限られています。海外ETFを取引するのにオススメの証券会社は、以下の4社です。また海外ETFは香港やシンガポール市場でも取引できますが、米国ETFがメインになるので、米国市場での取引について解説します。
米国ETFの手数料(税込) | 参考 | |
---|---|---|
SBI証券 | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) |
米国ETF10銘柄の手数料が無料 |
楽天証券 | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) |
米国ETF15銘柄の手数料が無料 |
マネックス証券 | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) |
米国ETF13銘柄の手数料が無料 |
松井証券 | 約定代金の0.495% (最低手数料0ドル/上限22ドル) |
- |
インターネット取引の手数料が安くて便利でも、システムが安定しているか、安全かどうかという点がより大切です。どのネット証券でも、売買注文を処理するのはコンピューターですが、コンピューターの不具合で注文処理が遅くなったり、受付ができなくなったりというトラブルで損失を被ることも。投資をする際は、そのようなトラブルができるだけ少ない証券会社を選ぶべきです。
障害状況 | |
---|---|
SBI証券 | 2021年、システム障害23回 ※株式の取引に関する障害 |
楽天証券 | 2021年、システム障害20回 ※株式の取引に関する障害 |
マネックス証券 | 非公表 |
松井証券 | 非公表 |
DMM 株 | 非公表 |
岡三オンライン | 非公表 |
GMOクリック証券 | 非公表 |
auカブコム証券 | 非公表 |
SBIネオトレード証券 (旧ライブスター証券) | 2021年、システム障害1回 ※株式の取引に関する障害 |
また、そのようなトラブルを避けるために、複数のネット証券で口座開設することをおすすめします。ネット証券の口座開設や口座管理料(口座の維持・管理の手数料)は無料の会社がほとんどなので、いくつか口座開設した方がいいでしょう。
ネット証券を選ぶときは、サポート体制が充実しているかもチェックするようにしましょう。ETFの詳細を聞きたいときや、いざというときに相談しやすい窓口やコールセンターがあると安心だからです。
主要ネット証券のコールセンターお問い合わせ時間は、以下の通りです。
受付時間 | その他情報 | |
---|---|---|
SBI証券 | 平日8:00~17:00 | ・チャットサポートあり(24時間対応) ・「HDI格付け」2部門で最高評価(2022年) |
楽天証券 | 平日8:30~17:00 | ・チャットサポートあり(24時間対応) ・「HDI格付け」2部門で最高評価(2022年) |
マネックス証券 | 平日8:00~17:00 | ・チャットサポートあり(24時間対応) ・「HDI格付け」1部門で最高評価(2022年) |
松井証券 | 平日8:30~17:00 | ・チャットサポートあり(24時間対応) ・「HDI格付け」2部門で最高評価(2022年) |
DMM 株 | 月曜7:00~土曜6:50 (米国夏時間は~土曜5:50) |
・LINEでの問合せも可能 |
岡三オンライン | 平日8:00~17:00 | ・チャットサポートあり(24時間対応) |
GMOクリック証券 | 平日8:00~18:00 | ・「HDI格付け」1部門で最高評価(2022年) |
auカブコム証券 | 平日8:00~16:00 | ・チャットサポートあり(24時間対応) |
SBIネオトレード証券 (旧ライブスター証券) | 平日8:00~17:00 | - |
SBI証券では、1注文の約定代金が100万円以下なら無料など業界最安値水準の手数料体系。さらに国内ETF115銘柄と、米国ETF10銘柄の手数料が無料なので、コストを抑えたい投資家に最適です。
また、「HYPER SBI」など高機能の発注ツールも魅力です。
合わせてこちらもチェック!
楽天証券には、「手数料0円ETF」があります。国内ETFが対象で、日本株式を投資対象とするETFを始め、新興市場や米国など、グローバルな株式や債券を対象とするETFを取引できます。
対象銘柄は175銘柄で、楽天投信投資顧問やブラックロックなどの国内ETFを購入できるのです。対象銘柄は、こちらのサイトで確認できます。
また、海外ETFも扱っており、米国ETF15銘柄の手数料が無料というのも大きな魅力です。
合わせてこちらもチェック!
マネックス証券では「米国ETF買い放題プログラム」により、米国ETF13銘柄の買付手数料が無料です。対象銘柄の詳細は、こちらのサイトで確認できます。
ETFを購入する際に一番困るのは、金融機関の中からどこを選べばよいか迷ってしまう事ではないでしょうか。 そこで、マネーはじめてナビ編集部注目の金融機関をご紹介します。
楽天証券
松井証券
SBI証券
DMM株
マネックス証券
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ETF購入におすすめの金融機関10選を徹底比較してトップ3を紹介!
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最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
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