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最終更新:2022年12月06日

ETFに楽天証券がおすすめな理由・ポイント・おすすめ銘柄を徹底解説

ETFに楽天証券がおすすめな理由・ポイント・おすすめ銘柄を徹底解説
山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種

この記事は8分で読めます

ETF(上場投資信託)を取引するのにおすすめなのが楽天証券です。手数料が安く、取扱銘柄も多いからです。この記事では、楽天証券でETFを取引するときのポイントと取引できる商品について解説します。

目次を開く
楽天証券のサービス内容
取扱銘柄数 手数料
国内ETF数 海外ETF数 都度コース 定額コース
280銘柄 420銘柄 55円~
1,070円
0円~
  • 参照:楽天証券公式サイト、2022年12月6日現在

ポイント①近年急激に口座数を増やし、ネット証券では第2位

2020年の新規口座獲得数は主要ネット証券で最多

楽天証券の口座数は700万口座を超え、ネット証券では第2位の口座数となっています。

楽天証券は1999年にサービスを開始してから、楽天ポイント(旧楽天スーパーポイント)を使って日本株式や投資信託の購入ができる等、楽天グループの一員として楽天経済圏の強みを活かしたサービスがあります。

徐々に口座数を拡大させ、2018年から新規口座開設数が急拡大し、2021年12月期の新規口座数は約207万口座に達しました(楽天証券調べ)。

そして、楽天証券で口座開設した約7割が30代以下の若年層と、投資家の裾野が広がっています。

楽天証券の口座数は700万口座。30代以下の若年層が約7割を占める

取引ツール・投資コンテンツが豊富

楽天証券では取引ツールが充実しており、投資初心者だけでなくベテラン投資家までのさまざまな取引に対応しています。

  • PC用「マーケットスピード」「マーケットスピードⅡ」、SP用「iSPEED」

特にスマホ用のツール「iSPEED」は累計500万以上のダウンロードを記録したツールで、株式取引だけでなく先物・オプションやFXにも対応しており、スマホ1つで場所を選ばずにいつでもどこでも快適にトレードすることが可能です。

また楽天証券では投資に関わるコンテンツや情報が豊富で無料投資セミナーの開催や「楽天証券 YouTube」等の動画によるセミナーや最新のマーケット情報を配信しており、さまざまな情報を手に入れられます。

ポイント②ETF取扱銘柄が豊富

国内280銘柄・海外420銘柄の取り扱い

楽天証券は取扱い銘柄が豊富で、国内ETF280銘柄に加え海外ETFも420銘柄も取り扱っています。

  • 海外の取引所に上場している投資信託。
海外ETF取扱本数
対象 取扱本数
米国ETF・ETN 379本
中国ETF 24本
シンガポール 17本
  • 参照:楽天証券公式サイト、2022年12月6日現在

テーマや地域ごとにETFを選べる

地域とテーマ

  • グローバル・地域
  • アメリカ
  • 新興国
  • 中国
  • グローバル・セクター
  • 債券
  • 不動産
  • コモディティ(商品)

国内だけでなく、海外の株価指数やコモディティ、不動産などを取引できるので、収益チャンスが増えます

ポイント③手数料が国内最低水準

楽天証券は国内ETF銘柄と海外ETF銘柄を取り扱っており、どちらも手数料は低く、国内の「超割コース」は至っては国内最低水準の手数料となっています。

国内ETFの手数料と種類

国内ETFの手数料体系は、国内株取引手数料と同じです。国内株取引手数料には、「超割コース」と「いちにち定額コース」の2種類があります。

超割コース

超割コースは業界最低水準の手数料で1回の取引金額で手数料が決まり、手数料の1%分がポイントバックされるという特典もあります。取引回数が少ない方向けのコースです。

取引金額 手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで 535円(税込)
150万円まで 640円(税込)
3,000万円まで 1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)

いちにち定額コース

いちにち定額コースは、現物取引と信用取引を合わせた1日の合計取引金額で取引手数料が決まります。1日の取引金額合計が100万円までの取引手数料が無料なので、少額で何度も取引する方にとってうれしいコースです。

1日の取引金額合計 手数料
50万円まで 0円
100万円まで
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)を追加。

手数料0円となるETF

楽天証券には、現物取引・信用取引の売買手数料が、すべて無料になる「手数料0円ETF」があります。

対象となる銘柄は楽天投信投資顧問やブラックロックが運用するETF175銘柄の日本株を対象にしたETFだけでなく、米国や新興国などグローバルな債券や株式を対象にしたETFなど、商品ラインナップが豊富で期間限定のキャンペーンではないので、売買手数料はいつでもかかりません。また、キャッシュバックでもないので、税金の心配をせずに取引できます。

海外ETFの手数料と種類

海外ETFは、1回の取引金額で手数料が決まります。

米国ETF
手数料 約定代金の0.495%(税込)
最低手数料 0円
上限手数料 22米ドル(税込)
中国ETF
手数料 約定代金の0.275%(税込)
最低手数料 550円(税込)
上限手数料 5,500円(税込)
シンガポールETF
手数料 約定代金の1.1%(税込)
最低手数料 550円(税込)
上限手数料 なし

買付手数料無料海外ETF

米国ETFへの投資を応援するため、2020年1月6日の約定分から米国ETFの一部の買付手数料が無料になりました。バンガードなど資産運用会社6社の15銘柄の買付手数料が無料になるので、投資コストを抑えられます。

買付手数料無料海外ETFの15銘柄
ティッカーコード 商品名
QQQ インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF
SPYD SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
VGT バンガード 米国情報技術セクター ETF
EPI ウィズダムツリー インド株収益ファンド
AGG iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF
IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF
VT バンガード トータル ワールド ストックETF
VOO バンガード S&P 500 ETF
VTI バンガード トータルストックマーケットETF
SPY SPDR S&P500 ET
RWR SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
GLDM SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
AIQ グローバルX AIビッグデータETF
FINX グローバルX フィンテックETF
GNOM グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF
  • 参照:楽天証券公式サイト、2022年12月6日現在

ポイント④取引金額に応じて、楽天ポイントがもらえる

楽天証券では、国内ETFの手数料コースを「超割コース」での取引か、海外ETFの取引で取引手数料の1%がポイントバックされます。貯まったポイントは現物株式などの購入に使えます。(小数点以下は切り捨てとなります。)

ポイント付与の方法

国内ETFや海外ETFの1日の取引手数料合計100円につき、1ポイントがポイントバックされます。ただし、小数点以下は切り捨てとなります。

たとえば国内ETFの取引手数料が2,026円だった場合、
2,026円×1%=20.26円→20ポイント
20ポイントが付与されます。

楽天証券のポイント付与の計算例

超割コースでのポイントは、月に1回最終営業日の翌日に付与されます。

ポイントを利用方法

ポイントコースを楽天ポイントコースにすれば、現物株式の購入代金と手数料の全部または一部にポイントを利用できます。一度設定すれば、取引の都度手続きをする必要はありません。ポイントの利用方法には次の3つがあります。

  • 1. 毎月の利用ポイントに上限を決めて利用(1~500,000ポイント)
  • 2. 毎日の利用ポイントに上限を決めて利用(1~500,000ポイント)
  • 3. すべてのポイントを利用する

ただし、決済時の受渡代金はすべて現金となり、ポイントでの支払いではないので注意してください。

楽天証券のETFおすすめ商品5選

国内ETFの5選

国内ETFでは、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数、金や原油などの商品に連動するETFがおすすめ。初心者でも値動きがわかりやすいというメリットがあるからです。

商品名 信託報酬
(年率・税込)
純資産総額
1321 日経225連動投信 0.12782% 7兆5,452.6億円
1330 上場インデックスファンド225 0.2475% 3兆5,636.4億円
1306 TOPIX連動型投信 0.0665% 16兆3,308.2億円
1671 WTI原油価格連動型上場投信 0.935% 288.1億円
1540 純金上場信託 0.44% 1,869.1億円
  • 2022年10月末時点

1321 日経225連動投信
1330 インデックスファンド225

わが国を代表する株価指数である日経平均株価に連動するETF。日経平均株価はニュースなどでも目にする機会が多いので、値動きがわかりやすいというメリットがあります。

1321 日経225連動投信は1口単位、1330 インデックスファンド225は10口単位で購入可能です。

1306 TOPIX連動型投信

わが国を代表する株価指数であるTOPIX(東証株価指数)に連動することを目指すETF。東証一部全銘柄を対象に算出しているので、日経平均株価よりも株式市場全体の値動きを表しています。また、信託報酬も0.1%以下なので長期での運用に適しています。

1671 WTI原油価格連動型上場投信

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)におけるWTI原油先物の直近限月の精算値との連動を目指すETF(円換算)。WTIは世界有数の原油指標です。1口単位での取引なので、原油先物の売買を1,000円前後でおこなえるのが魅力です。

1540 純金上場信託

日本の投資家に馴染みやすい「円・グラム」単位の金の理論価格との連動を目指すETF。一定の口数を保有していれば、貴金属地金の現物を受け取ることも可能です。

海外ETFの5選

海外ETFは、信託報酬が国内ETFよりも安いのが特徴。S&P500などの株価指数に連動するETFや、好配当が望めるETFがおすすめです。

商品名 信託報酬
(年率・税込)
純資産総額(百万単位)
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD) 0.07% 7,656(米ドル)
バンガードS&P500ETF(VOO) 0.03% 259,146(米ドル)
バンガード米国高配当株式ETF(VYM) 0.06% 48,247(米ドル)
バンガードトータルストックマーケットETF(VTI) 0.03% 252,198(米ドル)
インベスコQQQトラストシリーズ1ETF(QQQ) 0.20% 144,535(米ドル)
  • 2022年10月末時点

SPDRポートフォリオポートフォリオS&P500好配当株式ETF(SPYD)

S&P500好配当指数のトータルリターンに連動する投資成果を上げることを目指すETF。年4回の配当があるので、インカムゲイン狙いの投資に適しています。

バンガードS&P500ETF(VOO)

米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数に連動することを目指すETF。機関投資家の多くが参考にしている指標で、米国の有名企業にまとめて投資できるのでおすすめです。

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すETF。四半期ごとに配当がでるので、インカムゲイン狙いに適したETFです。

バンガードトータルストックマーケットETF(VTI)

CRSP USトータル・マーケット・インデックスのパフォーマンスに連動することを目指したETF。CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の大型株から小型株までの約4,000銘柄で構成された株価指数です。S&P500よりも構成銘が多いので、より米国株式市場全体に投資できます。

インベスコQQQトラストシリーズ1ETF(QQQ)

ナスダック100指数に連動することを目指すETF。ナスダック100指数は金融銘柄を除く、時価総額100銘柄の時価総額加重平均によって求められる株価指数。アップルやマイクロソフト、グーグルの親会社であるアルファベットなど、世界的なIT企業を含む米国を代表する株価指数です。

まとめ

楽天証券は、ネット証券で2番目に口座数が多く、投資コンテンツが豊富な証券会社です。ETFも国内だけでなく、海外ETFの取扱銘柄も多くあります。手数料が無料のETFがあり、また、手数料の一部がポイントで還元されるサービスもあります。ETFを取引しようと考えている人は、楽天証券での口座開設をおすすめします。

どこで
口座開設したらよいの?

ETFを購入する際に一番困るのは、金融機関の中からどこを選べばよいか迷ってしまう事ではないでしょうか。 そこで、マネーはじめてナビ編集部注目の金融機関をご紹介します。

  • 楽天証券

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