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最近よく目にするようになった「ロボアドバイザー」ですが、商品・資産配分の提案のみを行う、投資経験者向けの「助言型」と商品の自動買い付けやリバランスまで行う、経験者向けの「自動運用型」の2種類あります。
それでは「助言型」と「自動運用型」のそれぞれの特徴や比較、実際のサービスや向き不向きについて解説します。
目次
資産運用の手段として普及しつつあるロボアドバイザー(ロボアド)。一口にロボアドバイザーといっても、2種類のタイプがあることをご存じでしょうか?
そこで今回はロボアドバイザーの種類や仕組みについて掘り下げて解説していきます!
ロボアドバイザーは、ユーザーが投資経験の有無や許容できるリスクの範囲といった簡単な質問に答えると、AIアルゴリズムや機械学習に基づいて、ユーザーに合った資産配分や商品などを提案してくれる金融サービスです。金融商品の買い付けや運用なども含めて、資産形成に必要なプロセスのすべてを自動で行ってくれる種類もあります。
ロボアドバイザーは、資産配分や商品などの提案を行う「助言型」と、その後の運用までお任せできる「自動運用型」に大きく分かれます。両者の違いを、簡単に比較すると以下の通りです。
助言型 | 自動運用型 | |
---|---|---|
手数料 | 基本的に無料 | 年率1%程度かかる |
商品の買い付け | 手動 | 自動 |
リバランス(資産配分の調整) | 手動 | 自動 |
NISAなどの税制優遇制度への対応 | 対応している場合もある | 対応していない |
以降で、両者の違いをもう少し詳しく見ていきましょう!
助言型の特徴は主に、次の3点です。
助言型は基本的に無料で利用できるものがほとんどです。ただし、提案された商品の購入やリバランスを含めた運用は自分で行う必要があります。
そのため「自分に合った商品や理想的な資産配分をひとまず知りたい」という人におすすめです。また、自分で運用を行う必要があるため、商品の特徴やリスクについてある程度の知識があり、商品の定期的な見直しができるなど、自動運用型と比べると投資を経験したことがある人に向いていると言えるでしょう。
一方で自動運用型の特徴は次の3つ。
自動運用型は商品の買い付けやリバランスなども自動で行ってくれますが、その分、年率1%程度の手数料がかかります。
とはいえ、AIによるアドバイス機能が実装されているなど、助言型にはない付加機能を備えているサービスも。入金や自分に合った投資プランへの契約さえすれば、後は「すべてお任せ」で資産運用を実践できるため、投資経験のない初心者はもちろん「できるだけ面倒な作業は避けたい」という方に向いています。
「具体的にどんなサービスがあるの?」という方に向けて、運用会社や証券会社などが提供している主なロボアドバイザーサービスをピックアップしてみました。
サービス名 | 提供会社 | 最低費用 |
---|---|---|
CAPTAIN One キャプテンワン | アセットマネジメントOne | なし |
fund eye | SMBC日興証券 | なし |
SBI-ファンドロボ | SBI証券 | なし |
Funds Robo | 野村アセットマネジメント | なし |
投信工房 | 松井証券 | なし |
野村のゴールベース | 野村證券 | なし |
マネックスアドバイザー | マネックス証券 | なし |
SMBCロボアドバイザー | 三井住友銀行 | なし |
とうしの入口 | 三井住友信託銀行 | なし |
ポートスター | 三菱UFJ国際投信 | なし |
SMART FOLIO | みずほ銀行 | なし |
ファンドサーチ ロボアド&シミュレーション | 明治安田アセットマネジメント | なし |
ファンドロイド | 大和アセットマネジメント |
サービス名 | 提供会社 | 最低費用 |
---|---|---|
WealthNavi ウェルスナビ | ウェルスナビ | 10万円〜 |
ウェルスナビ for ネオモバ | ウェルスナビ | 1万円~ |
WealthNaviforSBI証券 | ウェルスナビ | 10万円~ |
THEO | お金のデザイン | 10万円~ |
THEO+docomo | お金のデザイン | 1万円~ |
ダイワファンドラップオンライン | 大和証券 | 1万円~ |
ON COMPASS | マネックス・アセットマネジメント | 1000円~ |
楽ラップ | 楽天証券 | 1万円~ |
カライス | 東海東京証券 | 1万円~ |
沢山ある中でどう選べばいいの?という方は「ロボアドバイザーおすすめ比較」をチェックしてください。
合わせてこちらもチェック!
投資初心者や時間のない方でもお任せで投資ができるロボアドバイザー、まずは無料の助言型を試してみてはいかがでしょうか。
いざロボアドバイザーを始めよう!と思っても、数あるサービスの中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されているサービスをおすすめのポイントと共にご紹介します。
預かり資産・運用者数No.1※1
ロボアドバイザー
WealthNavi
(ウェルスナビ)
※1.一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2022年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 モーニングスター社調べ(2022年12月時点)
※2.運用実績は、運用期間:2016年1月~2021年5月末を対象に、各社の期待リターンおよび想定リスクがもっとも低いポートフォリオの騰落率(%)~最も高いポートフォリオの騰落率。THEOのみ運用実績は月次リターンから算出した推計値
日本初の利益が出なければ手数料がかからないロボアド
SUSTEN
(サステン)
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ロボアドバイザーの種類は?「助言型」と「自動運用型」の違いってなに?
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