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最終更新:2023年05月02日

なぜみんな株をやらないのか?理由と株式投資に失敗する人の傾向

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なぜみんな株をやらないのか?理由と株式投資に失敗する人の傾向
東本 隼之 ファイナンシャルプランナー、金融ライター

「株式投資はもうかるらしい」「ならみんなやってるはず?」「なぜみんな株をやらないのか?」そんなことが気になって、始めるのを迷っている人も多いでしょう。

確かに株式投資は、投資法や考え方によっては大きく失敗してしまう可能性もあります。

しかし株式投資は正しい知識と対策を身に付ければ、失敗するリスクを抑えることが可能です。

この記事では、みんなが株をやらない理由、株式投資で失敗する人の特徴を解説します。併せて株式投資の失敗を防ぐコツもお伝えしますので参考にしてください。

結論(この記事のポイント)
  • 株式投資を始めない理由は面倒&損が怖いから
  • 株式投資の失敗を防ぐ方法はリスク管理
  • 株を始めなければ損はしないが、得もしない
目次を開く

株をしている人の割合は?

約1万人に聞いた金融庁の調査によると、投資経験のある人は6割を超えていました。

投資経験

意外と多いですね。NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などの投資にかかる税金が優遇される制度が広まっている背景があるのかもしれません。

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中でも株式、投資信託、FX(外国為替証拠金取引)、暗号資産(仮想通貨)などの金融商品のうち、最も多くの金額を投資しているのが国内株式で約4割を占めました。投資信託が3割と続いています。

なぜみんな株式投資を始めない?理由は?

一方で、株式投資を始めない人もいます。理由は何でしょうか。

ギャンブルだと思っているから

「当たれば一攫千金、負ければ借金」といったイメージを株に持つ人も多いかもしれません。

株式投資をまるでギャンブルのような賭け事と同じだと思う人は、始めようとは思いにくいのではないでしょうか。

ただ株式投資がギャンブルと同じなら、多くの人が取り組んでいるのは疑問ですよね。

きちんと知識をつけてリスクに気を付け取組もう

株式投資は、銘柄選びや投資金額さえ間違えなければ一概に危険とは言えません。株主優待という、企業の商品やサービスを目的に投資している人もたくさんいます。

株式投資はきちんと知識を付け、リスクに気を付けて取り組めば成功する可能性があります。その点がギャンブルとの違いです。

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損するのが嫌だから

「投じた金額を上回る損失が出たら嫌だから」と投資を始めない人もいます。

そうならないように多くの投資家は注意深く株式を選んでいます。株式の選び方にはコツがあります。投資家が銘柄を選ぶ方法は主に2つ、チャート分析とファンダメンタルズ分析です。

ファンダメンタルズ分析とチャート分析で見極めよう

チャート分析は株価の値動きの推移、ファンダメンタルズ分析は企業の決算短信などから業績を分析して投資する銘柄やタイミングを見極めます。

これらは実際に株式投資を始めてみて、実践で身につけていくのが一番の近道です。

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口座開設が面倒だから

株取引を始めるには証券口座の開設が必要です。この手続きが面倒で始めないという人もいます。そんな人にはネット証券がおすすめです。

手始めにネット証券で口座を開設してみよう

たとえばSBI証券ではたった4ステップでネットから口座開設が可能です。こちらのページから口座開設申込を行い、本人確認書類(マイナンバーカードなど)をスマホで撮影して送ります。審査が完了したらメールで通知が来ますので、最短翌営業日から取引が始められます。

思い立ったが吉日です。投資に興味があるなら手始めにネット証券に口座を開設してみましょう。口座開設に手数料などはかからず、無料です。

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株価チェックが面倒だから

いざ株取引を始めたとして、毎日株価をチェックしたり、新たに投資する銘柄を探したりするのが面倒という人もいるでしょう。

株式投資を始めたからといって、毎日株価をチェックしなければいけないわけではありません。そんな人には長期投資がおすすめです。

株を長期間持ち続ける長期投資がおすすめ

長期投資とは、株を購入してから数カ月~数十年持ち続ける投資方法です。持ち続けている間に、株価は上がったり下がったりを繰り返します。つまり上がったタイミングで売却すればよいわけです。

ただし、持ち続ければ必ず上がるという保証はありません。そのためにも、「幾らまで下がったら売る」という損切りルールを設けておきましょう。こちらでも詳しくお伝えしています。

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株式投資をやらない方がいい人【失敗を防ぐ対策】

株式投資は魅力的ですが、やらない方がいい人もいます。やらない方がいい人とは、やると失敗につながる可能性が高い人のことです。

もしその特徴に当てはまっても、対策を取ることで失敗する可能性を成功するチャンスに変えられるかもしれません。そのポイントも併せてチェックしてみましょう。

①絶対にもうかると思っている人

世の中、何事においても絶対ということはありません。株式は値動きのある金融商品です。もうかることもあれば損をすることもあります。

対策:リスクがあることを理解して投資を始めよう

「リスク=危ない」と思いがちですが、投資の世界でのリスクとは、金融商品の価格のブレ幅のことです。

価格のブレ幅について、下表で詳しく見てみましょう。

価格のブレ幅
リスク・リターンの程度をイメージしておく

株式投資はミドルリスク・ミドルリターンの範疇(はんちゅう)です。どんな投資でもリスクとリターンは比例します。ローリスク・ハイリターンはありません。

自分がどの程度のリスク・リターンを受け入れられそうかをイメージしてから始めましょう。続けて詳しくお伝えします。

②許せるリスク以上に投資する人

前述したとおり、株式投資を含む投資にはリスクがあります。仮に値下がったとして、自分がどれほどまで受け入れられそうかを考えておく必要があります。

具体的にどうすればよいのでしょうか。一例を紹介します。

対策:自分のリスク許容度を調べてみる

ロボアドバイザーを使い自分のリスク許容度を知ろう

リスク許容度とは、自分がどれだけのリスクを受け入れられるかです。自分のリスク許容度を知りたい人はロボアドバイザー(ロボアド)サービスの利用を検討してみましょう。

ロボアドとは、AI(人工知能)を使って投資のアドバイスを行うサービス。投資先の選定や運用までをもお任せできるものもあります。

サービスを利用するときに、幾つかの質問に答えると自分のリスク許容度が判定されます。リスク許容度に応じたアドバイスや投資先を選定するためです。

興味があれば一度試してみてはいかがでしょうか。おすすめはリスク許容度を5段階で判定してくれるWealthNavi(ウェルスナビ)です。

WealthNaviは資産運用をすべて自動で行ってくれる、シェア60%の人気のロボアドバイザーサービス。投資の知識がなくても簡単に始められ、株式だけでなく債券や金、不動産にも投資できます。

自分では選びにくい債券などの投資資産にも分散投資してくれるのは、メリットが高いサービスですね。

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対策:株式型の投資信託を利用する

株式型の投資信託でリスクの分散する

あまり大きなリスクは受け入れられそうにないけれど、株式に投資したいという人は株式型の投資信託がおすすめです。

株式型の投資信託とは、主に株式に投資する投資信託(ファンド)のこと。運用のプロであるファンドマネジャーが厳選した複数の銘柄をまとめた投資信託を利用すれば、個別銘柄に投資するよりリスクの分散が図れます。

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③すぐ感情的になってしまう人

株式投資には冷静な視点が必要です。株価の動きに一喜一憂しすぎると、適切な売買の判断が下せません。人間ですから偏ったものの見方をしてしまうこともあります(認知バイアスと言います)。

特に投資では、「もっと上がるかも」「これ以上、下がらないだろう」と自分に都合の良い考え方を優先しがちです。そうしているうちに時間が経ち、結果的に想定と逆の株価トレンドとなってしまうこともありえます。

対策:損切などの取引ルールを決める

損切などの取引ルールを決めておく

株価の値動きに振り回されて冷静に判断できない人は、事前に取引ルールを決めておきましょう。

特に損切りに関するルールを設定しておくのがおすすめです。「購入時より〇%下がったら売却する」などが挙げられます。

その株価に到達したら、感情に左右されず淡々とルールに従いましょう。

④株式投資の勉強をしない人

株式投資に成功したいなら、知識を付けるために勉強する必要があります。根拠もなく何となく投資しても成功する可能性は低いです。

株式投資の勉強を本やネットでするのもよいですが、おすすめは実践あるのみです。

対策:少額投資から始める

初心者は少額からの株式投資がおすすめ

初心者がいきなり株に大金を投じるのはそれこそギャンブルです。まずは失敗しても損が少ない、少額からの株式投資を始めてみるのがおすすめです。

たとえばSBI証券にはS株という1株から買えるサービスがあります。株式投資に興味があるなら、まずは少額投資で株式投資を学んではいかがでしょうか。

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⑤生活資金を株で使ってしまう人

株式投資のみならず、投資は余裕資金で行うことが鉄則です。

余裕資金とは貯金など、すぐには使わないお金のこと。かと言って貯金を全部投資に使ってしまうのもNGです。

貯蓄のうち、生活費の約3~6カ月分程度は絶対に下ろさないなどと決めておきましょう。万一の支出に備えるためです。

株式投資は「必ずもうかる」とは言えません。生活費から投資資金をねん出するのはやめましょう。

対策:家計相談をしてみる

「資産運用の無料相談窓口」で相談先を紹介してもらう

自分の生活資金や投資金額について自信がない人は、一度お金のプロである専門家に家計を見てもらうことも検討してみましょう。

その際に最も重要なのが信頼できる相談先を見つけること。「資産運用の無料相談窓口」なら専属のコンシェルジュがあなたに合った相談先を無料で紹介。相談先との相談料も無料です。

資産運用の無料相談窓口

【なぜ?】株式投資の失敗談

ここからは株式投資でよくある失敗事例を紹介します。どうすれば失敗を回避できるのかを考えながら見ていきましょう。

失敗談1SNSで話題の銘柄を購入

失敗談1:SNSで話題になっている銘柄を購入した

企業分析やチャートの見方がわからないので、SNSを参考に株式投資をすることにした。

SNSで「この銘柄で儲けた」「まだまだ株価が上がる」と話題になっている銘柄を見つけ、自分も大きく稼ぎたいと思い、1カ月分の給料を使って購入。

最初の数日は株価が上がり喜んでいたが、翌週になると株価が急落して投資金額が半分に。不安に感じたがSNSでは「まだ上がる」という声が多く、自分だけが損をするのは嫌なので持ち続けることにした。

ただ、1週間経っても購入価格まで戻ることなく、売却するときには投資金額の4分の1まで資産が減ってしまった。

SNSの情報を信用してしまった自分が悪いと本当に後悔している。あとから後悔しないように自分で判断できるように知識を付けなければならないと実感。

失敗談2値動きが激しい銘柄に投資

失敗談2:値動きが激しい銘柄に投資した

友人から投資信託を勧められて投資を始め、2カ月で2,000円しか増えないことを不満に感じていた。

株式投資は、安く買って高く売るだけなので自分にもできると思い、値動きが激しい銘柄にチャレンジしてみることに。最初の1週間で資産が増えていったので「株式投資なんて簡単だ」と調子に乗ってしまったのが失敗の始まり…。

翌週に大きな暴落があり、これまでの利益以上の損失を受けることに。「下がったものは上がってくるだろう」と考えていたが、購入金額に戻ることなく資産は4分の3まで減少。

大きな利益を得るためには、大きなリスクが伴うことを身をもって体験。これからは堅実に投資していこうと実感。

失敗談3いきなり信用取引を始めた

失敗談3:信用取引の仕組みを理解せずに始めた

株式投資を始めたばかりで投資金額が少なく、大きく稼げない現実に不満が。

友人に相談したところ「信用取引を利用すれば少額でも大きな利益を得られる」とのこと。これを使わない手はないと考え、信用取引を使って投資をすることに。

トレードで利益が出ているのに資産額があまり増えていないので、調べてみると金利や手数料がかかっているようだ。小さな利益では稼げないと考え、レバレッジを最大にして値動きの激しい銘柄に投資してみると大きく稼ぐことに成功。

調子に乗ってトレードを続けていると、大きな下落に巻き込まれて証券会社から追加で証拠金の入金を求められることに。証拠金を準備できないので親に借金をして支払うことになってしまった。

金利や手数料、証拠金の仕組みを理解しないまま信用取引をしたことで、借金をする羽目に。信用取引をする前に、仕組みをちゃんと理解しておくべきだったと後悔。

株式投資で失敗しにくくする方法

株式投資にはリスクが付きものですが、失敗しにくくする方法はあります。ポイントを押さえていきましょう。

分散投資をする

分散投資

投資のリスクを減らすには、投資先を分散させることが大切です。

株式投資では個別銘柄に投資します。1銘柄だけだと分散できないので、なるべく業種の異なる銘柄を複数持ってリスク分散するとよいでしょう。業界動向が違うため、相場の変動の影響を受けにくくなるからです。

積立投資をする

積立投資

株の積立投資とは、個別銘柄を毎月などの定期で購入して積み立てていく投資です。国内株の積立投資は「株式累積投資(るいとう)」と呼ばれます。

ただし取り扱っている証券会社が少ないことと、手数料も高めであることがネックです。そこでおすすめなのが米国株の積立投資です。

米国株は日本株と違い、基本的に1株の少額からの購入が可能です(日本株は通常100株~)。積立投資ができる証券会社もあり、例えば米国株式定期買付という形でSBI証券などで取り扱っています。

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株式投資が不安な人におすすめの投資商品&制度

株式投資を始めるのはまだ不安だという人は、もう少しリスクを抑えたほかの投資について検討してみるのもおすすめです。一例を紹介します。

①つみたてNISA

つみたてNISAは少額からの投資を促す非課税制度です。投資できる商品は投資信託ですが、金融庁が投資初心者にも向くリスクを抑えた商品と認めたものだけが選べるようになっています。

つみたてNISAは投資の王道とされる「長期・積立・分散」投資の代表格。世界の多様な資産に分散してコツコツと積立投資することで、複利の効果を得ながら長期的にプラスのリターンを目指します。

つみたてNISAは最長で20年間持ち続けることができ、売却益に通常はかかる税金が課されません。有利に投資をしたいなら、つみたてNISAはぜひ利用したい仕組みです。

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②ロボアドバイザー

前述どおり、AIを使って自分に最適な投資をナビゲートしてくれるのがロボアドです。ロボアドは大きく2種類に分かれます。

【ロボアドの種類】
内容 手数料
投資助言型 資産運用の最適な配分などについてアドバイスが受けられる 無料
投資一任型 投資商品選びから実際の運用までをお任せできる 有料

投資一任型なら、商品選びから運用までを任せることができます。運用中の資産配分も自動で行ってくれるため、資金を投じたら基本、ほったらかしでも構いません。

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株はやらないほうがいい?リスク管理で失敗は防げる

これまでお伝えしたとおり、人によって株式投資をやらない理由は幾つも存在します。

株式投資をやらない方がいい人ももちろんいます。ただ、併せて解説した失敗を防ぐ対策を行えば、失敗してしまう可能性は防げるでしょう。

なぜみんな株をやらないのか。気になりながら株式投資に踏み出せない人も、この記事で紹介したリスク管理の対策法を意識して少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

株をやらない理由に関するよくある質問

投資や株はやらないほうがいい?理由は?

やらなければ損はしないが、得もしないです

心配な人は、失敗しても損が少ない少額からの株式投資を検討してみては? たとえばSBI証券にはS株という1株から買えるサービスがあります。株式投資に興味があるなら、まずは気軽に少額投資から始めて徐々に慣れるのがおすすめです。

株なんてやらなきゃよかった?

失敗しないための対策を事前に知っておこう

こちらの体験談でも紹介したように、株式投資に失敗して後悔にさいなまれている人もいます。そうならないように、投資にはリターンに相応してリスクもあることを知っておきましょう。失敗を防ぐ対策はこちらで解説しています。

どこで
口座開設したらよいの?

いざ、株式投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。

  • 総合力で選ぶなら!

    SBI証券

    • 1日100万円まで取引手数料0円!少額で投資を始めるのに最適
    • ワンコインから投資ができる!サービスの充実度は業界トップクラス
    • 国内株式個人取引シェア1位を獲得(2022年4~9月)!総合力に秀でた証券会社
  • 新規口座開設数No.1

    楽天証券

    • 1日100万円まで取引手数料0円!少額で投資を始めるのに最適
    • 新規口座開設数ナンバーワン!(過去5年累計)初心者向けサービスも充実
    • プロも太鼓判を押す取引アプリが無料で利用できる!使い勝手抜群
  • 初心者にやさしい証券会社

    松井証券

    • 株主優待名人の桐谷さんが30年愛用する証券会社
    • 1日50万円まで取引手数料0円!少額で投資を始めるのに最適
    • 銘柄の探し方などの株式投資の悩みを無料相談できる“株の取引相談窓口”がある

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