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最終更新:2022年11月24日

新NISAとつみたてNISAはどっちがおすすめ?制度変更で切替の必要は?

新NISAとつみたてNISAはどっちがおすすめ?制度変更で切替の必要は?

資産運用の強い味方になるのが投資の利益が非課税になるという、国が創設した制度「NISA」。2024年には大きく改正されることが決まっており、新たに「新NISA」となる予定です。

「これから始まる新NISAはどんな内容なのか。つみたてNISAとは違うのか」「どっちの制度がお得なのか」など疑問に思う人は多いでしょう。

この記事ではそんな疑問を解消できるよう、新NISAの制度内容、つみたてNISAとの違い、どっちがおすすめかなどについてわかりやすく解説します(この記事は2022年11月24日時点の情報に基づいて執筆しております。情報は今後、変更になる可能性があります)。

結論(この記事のポイント)
  • 新NISAは非課税投資枠変更、つみたてNISAは2042年まで延長
  • 既存の一般NISAから新NISAへは自動で切替
  • 初心者が迷ったときは「つみたてNISA」がおすすめ
目次を開く

NISA(一般NISA)が新NISAへ制度変更

現行のNISA(一般NISA)は2014年1月にスタートした制度。年間120万円までの新規投資額とその利益が最長5年間、非課税になります。

120万円は非課税になる利益の額ではなく、株式・投資信託・ETF(上場投資信託)などを購入可能な金額のことです。

一般NISAの概要
制度開始 2014年1月~
利用できる方 日本在住の20歳以上の方
(口座開設年の1月1日現在)
投資対象商品 上場株式・投資信託・ETF(上場投資信託)・REIT
(不動産投資信託)
など
買付方法 一括投資・積立投資
非課税投資枠 年間120万円
非課税期間 5年間
投資可能期間 ~2023年

2024年からは現行制度が終了し、新NISAに移行します。主な変更内容は次のように予定されています。

新NISA制度の主な内容(予定)
  • 投資可能期間が5年間延長(2028年まで)
  • 1階の非課税投資枠が毎年20万円、2階が102万円(合計122万円に変更)
  • 2階の利用には1階の利用が原則必要(1階は積立投資のみ)
  • 1階は金融庁の基準をクリアした投資信託・ETFのみに投資可能
  新NISA 一般NISA
投資対象商品 1階:
金融庁の基準をクリアした投資信託
・ETF
(つみたてNISAと同じ商品)

2階:
・上場株式
・投資信託
・ETF(上場投資信託)
・REITなど

※高レバレッジ投資信託など対象外の商品もある
・上場株式
・ETF
・REIT
・投資信託 など
買付方法 1階:積立投資
2階:一括投資・
積立投資
一括投資・
積立投資
非課税投資枠(年間) 1階:20万円
2階:102万円
合計:122万円
120万円
非課税期間 5年間 5年間
投資可能期間 2024年~2028年 ~2023年

一般NISAで2023年中に投資した分は、その年を含めて最長5年間(2027年12月末まで)、非課税で運用が可能です。新NISAは2024年~2028年までの最長5年間となります。

今までの一般NISAでは、非課税投資枠120万円の全てを一括投資することも可能でした。しかし、新NISAでは1階部分は積立限定になる予定です。1階を利用しないと2階部分は原則、利用できません。

原則というのは、今までにNISA口座を利用していたなどで投資経験がある場合は2階のみの利用も可能ということ。新NISAで新たに投資を始める初心者は1階の利用が必須とされています。

新NISAとつみたてNISAは別制度、併用は不可

新NISAは、現行の一般NISAが2階、現行のつみたてNISAが1階に合体したような新制度となる予定です。しかし、従来からあるつみたてNISA制度自体は廃止されません。新NISAとは別の制度として引き続き利用できます。

ただし、2つの制度の併用はできません。この点は一般NISAとつみたてNISAを併用できない現状と同じです。

とはいえ、新NISAでは1階部分が積立専用になるので、今後新たに始める方はどちらを選択するにしても積立投資に取り組むことになります。

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続けて、新NISA制度のポイントを簡単に押さえておきましょう。

新NISAとは

2024年から運用開始予定の新NISA。現行のNISA制度からの主な変更点は2つあります。

NISA(一般NISA)制度と新NISA制度の変更点(予定)
  • 2階建てになり、1階部分は積立投資のみ
  • 投資経験者は2階のみの利用も可

2階建てになり、1階部分は積立投資のみ

現行の一般NISAは、年間で最大120万円を投資できる枠のみが存在する1階建てです。一方の新NISAでは、「投資できる金融商品」「投資の仕方」が異なる2階建てに変わるとされています。それぞれの非課税投資枠は1階部分が年間20万円、2階部分は102万円です。

新NISAのポイントは2階建て

新NISAの2階部分は現行NISA、1階はつみたてNISAに似ていると考えると分かりやすいでしょう。

新NISAでは非課税投資枠が1階と2階の合計で122万円に変更され、現状から2万円の増額になる予定です。

なお、2階を利用するために1階の非課税投資枠20万円全額を使い切る必要はありません。少額でも1階部分で積立投資をすることで、2階部分の利用が可能となります。

ただし、余った1階の非課税投資枠を2階で使うことはできません。122万円の非課税投資枠をフル活用するなら、1階、2階とも最大限まで投資する必要があります。

投資経験者は2階のみの利用も可

新NISAでは、1階部分の積立運用が原則として必須になります。

ただし、すでにNISA口座で投資をしている、または投資経験があるなどで、かつ2階部分で上場株式のみに投資する場合は証券会社へ申請すれば1階での投資が不要になります。

その場合は、1階部分を利用していれば2階でも投資できる投資信託、ETF、ETN(上場投資証券)、REITの運用はできません(株式のみに投資可)。また、非課税投資枠が2階部分の102万円のみに限定される点にも注意が必要です。

新NISAの注意点ロールオーバーはどうなる?

新NISAを利用する場合の主な注意点は次の2つです。

新NISAの注意点
  • 高レバレッジ投信などは除外予定
  • ロールオーバーの仕組みが変わる

2階部分の投資については個別株式や投資信託、ETF、REITなど多彩な選択肢があります。ただ、全ての金融商品に非課税で投資できるわけではありません。

高レバレッジの投資信託や整理銘柄・監理銘柄に指定されている上場株式など、高リスク商品は投資対象から除外される予定です。

一般NISAでこのような高リスク商品に投資している場合、新制度では従来と同じように投資できないことは知っておいたほうがいいでしょう。

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もう1点注意するべきポイントが「ロールオーバー」です。

ロールオーバーは、非課税期間終了後に翌年の非課税投資枠へ移行する手続き。2019~2023年に一般NISAで投資した商品は、2024~2028年の新NISAの非課税投資枠に移行することが可能です。

ただし、以下のポイントに注意する必要があります。

一般NISAで投資した商品の新NISAへのロールオーバー
1
一般NISAから新NISAへの移行は時価ベース
2
非課税投資枠は新NISAの2階→1階の順に使われる
3
時価が新NISAの非課税投資枠122万円を超えても全額移行が可能

たとえば移行時の評価額が利益を含めて130万円だった場合、全額ロールオーバーでき、非課税投資枠は2階分→1階分の順に全額使用されます。非課税投資枠の122万円分を使い切ることになるので、その年の新規投資はできなくなります。

新NISAへの切替は必要?

今、一般NISAやつみたてNISAを利用している人は新制度への移行に手続きが必要かどうか気になるのではないでしょうか?

まず現在、一般NISAを利用している方は手続きの必要はありません。一般NISA口座を持っていれば、2024年になると自動的に新NISAに移行します。

一方、新NISAの登場を機につみたてNISAから新NISAに切り替えたい人は、切り替えの手続きが必要です。つみたてNISAから変更しない人はそのままで大丈夫です。

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つみたてNISAの制度内容は変更なし、2042年までに延長

つみたてNISAに関しては、投資可能期間が2037年から2042年まで5年間延長になります。そのほかの制度内容に大きな変更はありません。

つみたてNISAの制度内容
  • 投資の対象:金融庁の基準を満たした投資信託・ETF(上場投資信託)
  • 非課税投資枠の上限:年間40万円
  • 非課税期間:最長20年間
  • 投資可能期間:2042年まで

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新NISAとつみたてNISAはどっちが得?

新NISAとつみたてNISA、どちらがお得になるのかは気になるところ。制度の違いは次のとおりです。

  新NISA つみたてNISA
投資対象商品 1階:
つみたてNISAと同じ商品

2階:
・上場株式
・投資信託
・ETF(上場投資信託)
・REIT(不動産投資信託)
など

※高レバレッジ投資信託など対象外の商品もある
金融庁の基準をクリアした投資信託・ETF
買付方法 1階:積立投資
2階:一括投資・
積立投資
積立投資
非課税投資枠(年間) 1階:20万円
2階:102万円
合計:122万円
40万円
非課税期間 5年間 20年間
投資可能期間 2024年~2028年 ~2042年

新NISAとつみたてNISAのどちらがお得になるかは、投資金額やスタイルによって変わってきます。

長期にわたって非課税の恩恵を受けたいなら、最長20年間で合計800万円分の非課税投資ができるつみたてNISAがお得。株式など大きな利益が狙える投資を非課税でお得に行いたいなら、5年間で上限610万円分の非課税投資枠がある新NISAが良いでしょう。

新NISAとつみたてNISAのメリット・デメリット

新NISAとつみたてNISAのメリットとデメリットを比較すると、どっちがより自分に合っていそうかが分かるでしょう。

  新NISA つみたてNISA
メリット ・個別株にも投資できる
・一般NISAよりも非課税投資枠が
年2万円増加
・長期投資に適した商品が選ばれている
・最長20年にわたり利益が非課税になる
・積立によって時間分散が簡単
デメリット ・2階を使うには1階の利用が原則必要 ・短期間に大きな利益を狙うのは難しい

新NISAは個別株に一括投資できる枠があるのがメリット。市況や個別企業の業績を見て上手く値上がりする株式を購入できれば、非課税投資枠を使って短期間に大きな利益を出すことも期待できます。

一方で投資初心者が新NISAを始める場合は、1階部分の積立も活用しないと非課税投資枠をフル活用できない点には注意が必要です。

つみたてNISAは、金融庁が定めた基準をクリアした優秀な投資信託・ETFに投資できる点がメリット。商品本数も絞り込まれているため初心者でも商品選びに迷いにくいことと、あらかじめ低コストの商品がそろっていることも利点です。

また、20年という長期間にわたって運用益が非課税になるので老後の資産形成のためにもコツコツと投資しやすいでしょう。

ただし、積立以外の投資方法に対応していないのがデメリット。投資信託とETFしか購入できないので、短期間で大きな利益を出すことは難しいでしょう。

新NISAに向く人、つみたてNISAに向く人

新NISA、つみたてNISAのどちらが向いているかは、ご自身の年齢や投資経験、投資方法(一括、積立)、投資スタイル(積極、安定)、投資したい商品などによっても異なります。

投資金額が年間40万円以下で長期的な投資をしたい人はつみたてNISAが合っています。

株式投資をしたい人や、退職世代などで長期運用ではなく年間の非課税投資枠の大きさを重視する人などは、新NISAが向いているでしょう。

初心者にはつみたてNISAがおすすめ

初心者にはつみたてNISAがおすすめ

新NISAとつみたてNISAの2つの制度を比べた時、初心者におすすめするのは「つみたてNISA」です。

資産運用の王道である「長期・積立・分散」という方法がつみたてNISAなら初心者にも手間なく実現できるからです。

投資では、リスクを分散することで収益を安定させることがポイント。最長20年間という長期にわたるつみたてNISAは、毎日あるいは毎週、毎月コツコツと投資できるため、この長期積立分散が手軽に実現できるのがメリットです。

投資商品を決めてしまえば、あとは積立するだけで最長20年間も放置でき、複利の効果も相まっての資産形成が期待できます。個別株式の分析に時間を割けない初心者にも向いているでしょう。

金融機関によっては月100円からの少額投資も可能なので、つみたてNISAは資金力がなくても始めやすくなっています。

まとめ:新NISAとつみたてNISAの違いを知ってお得に投資しよう

2024年から一般NISAが新NISAに移行し、新しい体制での非課税制度がスタートします。

新NISAは従来の一般NISAと違って、積立投資用の1階と、個別株式などに一括投資もできる2階に分かれることになる予定です。

ただし詳しくはまだ確定していない面もあり、情報が変更になることも予想されるため、こまめにニュースなどをチェックすることをおすすめします。

新NISAもつみたてNISAも投資で得た利益が非課税になることで効率よく投資ができます。ぜひ有効活用して資産形成を進めましょう。

新nisaとつみたてnisaについてよくある質問

つみたてNISAから新NISAへ切り替えは可能?メリットはある?

切り替えは可能、個別株にも投資できるのがメリット。

つみたてNISAから新NISAに切り替えることで、個別株式などに一括投資できるようになるなどのメリットがあります。

ただし、非課税で投資できる期間が20年から5年に短くなってしまう点などには注意が必要です。

新nisaとつみたてNISAは併用できる?

併用できません。

新NISAとつみたてNISAは別の非課税制度であり、併用はできません。

現状の一般NISAもつみたてNISAとの併用はできず、どちらかを選んで利用します。この点は新NISAに移行したあとも変わりません。一般NISAとつみたてNISAの違いについてはこちらでも紹介しています。

つみたてNISAの制度は変更されるの?

投資可能期間が2042年までに延長されます。

つみたてNISAは現行と制度面では大きく変わりません。年間40万円までの投資額について、最長20年間の非課税投資枠が適用されます。

変更になる点は、投資可能期間が2038~2042年までの5年延長される点のみです。

今、一般NISAをしているけど、自動的に新NISAに移行になるの?手続きは必要?

一般NISA口座を保有していれば自動的に移行します。

既に一般NISA口座を保有している人は新NISA開始のタイミングで移行が可能です。この際、特別な手続きは必要ありません。

たとえばSBI証券の場合、2024年の新NISA開始時になれば自動的に新NISAの設定が行われます。

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