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投資信託(ファンド)のなかでも運用コストの低さが魅力の「たわらノーロード」。ネットや口コミなどでたわらノーロードの評判を目にして、購入しようか気になっている人は多いでしょう。しかしファンドを選ぶ際はよい面だけでなく、デメリットまで理解した上で総合的に判断することが大切です。
本記事では、たわらノーロードについて詳しく知りたい人のために、ファンドのメリット・デメリットを解説します。たわらノーロードを購入すべきか迷っている人は必見です。
目次
たわらノーロードは国内最大級の資産運用会社アセットマネジメントOneが提供している投資信託(ファンド)です。
2015年12月に運用を開始した「たわらノーロード 日経225」から始まり、現在ではインデックスファンドを中心とした20以上のファンドからなるシリーズファンド。約200の金融機関で取り扱われています。
たわらノーロードが低コストと評価される理由の一つに、購入手数料が無料となる「ノーロード投資信託」である点が挙げられます。
ノーロード投資信託は、株式指数や債券指数などに連動した運用を目指す「インデックスファンド」に多く見られますが、たわらノーロードは、指数を上回る収益を目指す「アクティブファンド」を含めて全て購入手数料が無料です。
投資信託には購入手数料以外にもコストがかかりますが、その他のコストも低く抑えられており、コストを抑えて運用したい投資初心者でも始めやすいことが特徴です。たわらノーロードのコストについてはこちらで解説します。
たわらノーロードのラインアップはインデックスファンド28種類、アクティブファンド2種類の全30種類あります。それぞれのファンドの特徴と実質コストは一覧表のとおりです。
投資対象 | 投資先 | ファンド名 | 実質コスト (信託報酬/ 年率 税込) |
---|---|---|---|
株式 | 国内 | たわらノーロード 日経225 |
0.143% |
株式 | 国内 | たわらノーロード TOPIX |
0.187% |
株式 | 先進国 | たわらノーロード 先進国株式 |
0.09889% |
株式 | 先進国 | たわらノーロード 先進国株式 <為替ヘッジあり> |
0.22% |
株式 | 先進国 | たわらノーロード NYダウ |
0.2475% |
株式 | 新興国 | たわらノーロード 新興国株式 |
0.1859% |
株式 | 全世界 | たわらノーロード 全世界株式 |
0.1133% |
株式 | 全米 | たわらノーロード S&P500 |
0.09372% |
債券 | 国内 | たわらノーロード 国内債券 |
0.154% |
債券 | 先進国 | たわらノーロード 先進国債券 |
0.187% |
債券 | 先進国 | たわらノーロード 先進国債券 <為替ヘッジあり> |
0.22% |
リート (不動産投資信託) |
国内 | たわらノーロード 国内リート |
0.275% |
リート (不動産投資信託) |
先進国 | たわらノーロード 先進国リート |
0.297% |
リート (不動産投資信託) |
先進国 | たわらノーロード 先進国リート <為替ヘッジあり> |
0.385% |
バランス (株式・債券・リート) |
国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード バランス (8資産均等型) |
0.143% |
バランス (株式・債券・リート) |
国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード バランス(堅実型) | 0.143% |
バランス (株式・債券・リート) |
国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード バランス(標準型) | 0.143% |
バランス (株式・債券・リート) |
国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード バランス(積極型) | 0.143% |
バランス (株式・債券) |
国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード 最適化バランス (保守型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード 最適化バランス (安定型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード 最適化バランス (安定成長型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード 最適化バランス (成長型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード 最適化バランス (積極型) |
0.55% |
バランス (株式・債券) |
国内・先進国 | たわらノーロード スマートグローバルバランス (保守型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード スマートグローバルバランス (安定型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード スマートグローバルバランス (安定成長型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード スマートグローバルバランス (成長型) |
0.55% |
バランス(株式・債券・リート) | 国内・先進国・ 新興国 |
たわらノーロード スマートグローバルバランス (積極型) |
0.55% |
投資対象 | 投資先 | ファンド名 | 実質コスト (信託報酬/年率) |
---|---|---|---|
株式 | 国内 | たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 |
0.77% |
株式 | 新興国 | たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略 |
0.99% |
たわらノーロードは投資対象や投資先の異なるファンドが豊富に取りそろえられています。種類が多すぎてどれがいいか迷う人は、こちらを参考にしてみましょう。
たわらノーロードには以下のようなデメリットがあります。購入する前にしっかり把握しておきましょう。
前述のとおり、たわらノーロードの購入手数料は無料ですが、その他に信託報酬や信託財産留保額といったコストがかかります。信託報酬はファンドを保有している間、信託財産から毎日差し引かれる費用です。信託報酬はたわらノーロードだけではなく、基本的にすべての投資信託でかかります。
また一部のファンドでは、換金時に信託財産留保額というコストもかかります。これは換金する投資家から徴収する、一種のペナルティのようなものです。
ノーロードのファンドは他にも多くあるので、購入手数料だけに着目するのではなく、信託報酬などを含めたトータルコストで比較することが大切です。
たわらノーロードは、インデックスファンドが多くを占めるファンドシリーズです。インデックスファンドは株式指数や債券指数といった指標(インデックス)を上回るリターンは望めないため、大きなリターンを狙うのに不向きな点はデメリットといえます。
なるべくリターンを大きくしたいなら、つみたてNISA(積立NISA)などの非課税制度を活用して長期積立するのがおすすめです。
投資信託の利益には通常20%程度の税金がかかりますが、つみたてNISAでは利益に課税されないため、利益を効率的に再投資できます。また積立投資が長くなるほど、大きな複利効果※が得られるというメリットもあります。
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一方で、たわらノーロードには以下のようなメリットもあります。購入を検討している人はチェックしておきましょう。
投資信託には購入手数料、信託報酬、信託財産留保額などいくつかの手数料があります。たわらノーロードは購入手数料だけではなく、換金時にかかる信託財産留保額も無料です(たわらノーロード新興国株式とアクティブファンドを除く)。
積立投資では定期的に商品を購入するため、長期的に見ると購入手数料が大きなコストになることも。また、まとまった金額を換金する際はその分信託財産留保額の負担も大きくなります。それらのコストが無料となるのは、運用実績によい影響を与える可能性が高いといえるでしょう。
たわらノーロードは商品ラインアップが豊富なため、自分のリスク許容度に合わせて商品を選べる点もメリットの一つです。リスク許容度とは、どのくらいの損失までなら耐えられるかということです。
投資におけるリスクはリターンと表裏一体です。リスクの大きいものほどリターンは大きくなり(ハイリスク・ハイリターン)、リスクの小さいものほどリターンは小さくなる(ローリスク・ローリターン)傾向があります。
投資信託では投資対象や投資先によってリスク・リターンの特性が異なります。たわらノーロードのインデックスファンド(バランスファンドを除く)のリターンとリスクの実績から、リスク・リターンの特性をチェックしてみましょう。
【各資産のリターンとリスクの実績】
債券よりも株式やリート(不動産投資信託、REIT)のほうがリスク・リターンは大きく、そのなかでも国内より先進国、先進国より新興国のほうがリスク・リターンが大きいことが分かりますね。
このような特徴をふまえると、ローリスク・ローリターンで運用するなら国内債券、ハイリスク・ハイリターンを狙うなら新興国株式が適しているといえるでしょう。また、手堅く利益を狙いつつ成長性にも期待したい場合は、先進国株式や全世界株式が向いています。
たわらノーロードはファミリーファンド方式で運用されています。ファミリーファンド方式とは、投資家が実際に購入するファンド(ベビーファンド)の資金をまとめて「マザーファンド(親ファンド)」に投資し、マザーファンドで実質的な運用を行う方式のことです。
たわらノーロードでは10年以上の運用実績があるマザーファンドに投資できる点もメリットです。残高が大きいマザーファンドも多く、その場合、固定費の負担や大きな資金の流出入に対応しやすくなるため、より効率的な運用が可能となりコスト面で有利です。
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ファンドの人気度を知る方法として、純資産総額の大きさがあります。純資産総額とは、ファンドに組み入れている株式・債券などの時価に配当金などの収入を加えた資産総額から、負債(運用コストなど)を差し引いた金額のこと。一般的に、多くの人が保有している人気ファンドは純資産総額が大きくなる傾向にあります。
たわらノーロードシリーズの中で、純資産総額の大きいファンドは下表のとおりです。
ファンド名 | 純資産総額 |
---|---|
たわらノーロード 先進国株式 | 2,904.14億円 |
たわらノーロード 日経225 | 827.2億円 |
たわらノーロード バランス (8資産均等型) |
427.68億円 |
たわらノーロード 先進国債券 | 362.69億円 |
たわらノーロード 国内債券 | 228.73億円 |
自分のリスク許容度に応じたファンドを選ぶことが大前提ですが、純資産総額にも着目してみるとよいでしょう。
2023年3月30日より、たわらノーロードシリーズに新たな銘柄が追加されました。米国株式の代表的な指数S&P500指数への連動を目指す、たわらノーロードS&P500です。
たわらノーロードS&P500のメリットは信託報酬率の低さ。同じS&P500指数をベンチマークとする類似ファンドで比較すると、業界最低水準の信託報酬率(税込0.09372%)です。
人気のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は年率0.09372%ですので、たわらノーロードS&P500の方がコストを抑えて投資できます。
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たわらノーロードの購入におすすめの3つの証券会社を紹介します。それぞれの特徴をふまえて自分に合った証券会社を選びましょう。
SBI証券はグループ口座数が1,000万口座を超える国内最大手のネット証券。投資信託を始めとする金融商品のラインアップの豊富さに定評があります。
たわらノーロード シリーズの 取扱銘柄数 |
25銘柄 (うちインデックスファンド23銘柄) |
---|---|
最低積立金額 | 100円~ |
投資信託の取扱銘柄数 | 2,639銘柄 |
たわらノーロードシリーズの取扱は25銘柄(うちインデックスファンド23銘柄)と、スマートグローバルバランス5銘柄を除く全てのファンドがそろっています。
シリーズのなかで最も純資産総額が大きく人気の「たわらノーロード 先進国株式」は、実質的なコストである信託報酬も年率0.09889%と、インデックスファンドの先進国株式のなかでも低い水準。長期の積み立てにおすすめです。
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楽天証券はSBI証券と並ぶ人気ネット証券です。投資信託のラインアップも豊富で、楽天経済圏のユーザーにメリットの多い証券会社といえるでしょう。
たわらノーロード シリーズの 取扱銘柄数 |
24銘柄※ (うちインデックスファンド22銘柄) |
---|---|
最低積立金額 | 100円~ |
投資信託の取扱銘柄数 | 2,626銘柄 |
たわらノーロードシリーズの取扱は24銘柄(うちインデックスファンド22銘柄)。なかでも「たわらノーロード 日経225」は国内株式に分散投資したい人におすすめのファンドです。日経平均株価に連動した運用を目指しているため、ニュースやネットなどで情報を得やすいといったメリットがあります。
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松井証券は1998年に日本で初めて本格的インターネット取引を開始した老舗証券会社。投資信託のラインアップも豊富です。
たわらノーロード シリーズの 取扱銘柄数 |
22銘柄 |
---|---|
最低積立金額 | 100円~ |
投資信託の取扱銘柄数 | 1,677銘柄 |
たわらノーロードシリーズの取扱は22銘柄。中でも「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」は、1つのファンドで効率よく分散投資したい人におすすめです。国内外の株式・債券・リート(不動産投資信託)の8資産に均等に投資できるため、手間をかけず分散投資したい人に向いています。
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たわらノーロードは低コストが魅力のシリーズファンド。購入手数料は無料で、換金時にかかる信託財産留保額もほとんどのファンドでかかりません。
なかでも投資初心者でも始めやすいインデックスファンドは28種類と豊富で、自分のリスク許容度に応じて選びやすいのもメリットです。
もちろんどんな魅力的なファンドでもよい点ばかりではないので、たわらノーロードもこの記事で紹介したメリットとデメリットを理解した上で購入を検討しましょう。
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たわらノーロードは先進国株式がおすすめ?
安定運用&先進国の成長性に期待したい人にはおすすめ
たわらノーロードの先進国株式はある程度安定した運用を目指しつつも、先進国の成長性に期待したい人におすすめのファンド。先進国は新興国と比べて政治・経済体制が安定しているため、外国株式のなかではリスクが抑えやすい投資先です。
たわらノーロード先進国株式は資産規模が2500億円以上と大きい人気ファンドです。運用歴も7年以上と長い点も安心して投資できる要素といえるでしょう。
たわらノーロードシリーズはつみたてNISAの対象?
たわらノーロードには、つみたてNISA対象の銘柄もあります。
たとえば、たわらノーロード 日経225、たわらノーロード 先進国株式、たわらノーロード 全世界株式、たわらノーロード バランス(8資産均等型)など17ファンドです(2023年4月4日時点、金融庁)。
つみたてNISAは積立による投資信託の利益が非課税になる制度。年間40万円までの投資で得た利益に対して最長20年間税金がかかりません。
なお、2024年以降のつみたてNISAについては、大きな変更と恒久化が検討されています。
いざ、投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
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【2023年版】たわらノーロードにデメリットはある?メリットまで詳しく解説
・当サイトの掲載情報は執筆者の見解であり、あくまでも参考情報の提供を目的としたものです。
最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
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