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全世界株式インデックスファンドは多くの証券会社で購入可能であり、注目を集めている投資信託(ファンド)のカテゴリーです。ただ購入先やファンドの数が多い分、「どれを選べばよいのか」「本当のおすすめはどれか」わからない人も多いはず。
本記事では全世界株式インデックスファンドの銘柄の比較方法やおすすめ銘柄を紹介します。
目次
全世界株式インデックスファンドとは、その名のとおり全世界の株式へ投資するインデックス型の投資信託のカテゴリーです。インデックス型なので、ファンドが指定した市場の動きを示す特定の指数(指標、ベンチマーク)と同じ値動きをするように運用されます。
全世界株式に投資するメリットは、世界経済の成長に投資できること。複数の国や地域の株式は異なった動きをすることが多く、リスクヘッジすることができます。また、円安に対するリスクヘッジなども可能となります。
全世界株式インデックスファンドを比較するときは次の4つを確認しましょう。
全世界株式インデックスファンドがベンチマークとする主な指数(指標)は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス、MSCI(MSCI ACWI)、MSCI(ACWI)の日本を除くタイプの3つです。
公表会社 | 投資対象 | 構成 銘柄数 |
|
---|---|---|---|
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | FTSEインターナショナル | 大型株、中型株、小型株(日本を含む全世界) | 約9,000 |
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI) | モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル | 大型株、中型株 (日本を含む全世界) |
約3,000 |
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスEx Japan (MSCI ACWI 除く日本) |
モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル | 大型株、中型株 (日本を除く全世界) |
約2,700 |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは日本株を含む全世界の大型株、中型株、小型株が対象で構成銘柄は約9,000です。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)は全世界の大型株、中型株が対象。日本を含む指数と含まない指数があり、構成銘柄はそれぞれ3,000前後です。
運用成績はさほど変わりませんので、日本株や日本株ファンドをすでに保有している人、日本株と海外株は別々の商品に分けて管理したい人、日本株は個別株投資で自分で売買したい人などは、MSCI ACWI(除く日本)を選ぶとよいでしょう。
ファンドを選ぶときには、信託報酬を含む実質コストに着目するのも大切です。実質コストはファンドを持っている限り支払い続なければならないコストのため、長期的に見れば大きな差になってきます。
信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費という位置づけのコスト。純資産総額(投資信託の全体額)に対して何%といった形で毎日差し引かれる仕組みになっています。別途支払うものではないため、見逃してしまいがちなコストである点にも注目すべきでしょう。
投資信託の種類によっては、ほかにもコストがかかる場合があります。たとえば既存のファンドに投資するファンドオブファンズの場合には、ファンド自体の信託管理手数料と投資対象となる投資信託の信託管理手数料の両方が投資家の負担となります。
こうした手数料を含めた実質コストは、目論見書(投資信託の説明書)に書いてありますので確認してみてください。
シャープレシオとは、リスクとリターンを比較するための指標。「リスクに見合うだけのリターンが得られているのか」という投資効率の良さを数値化したものです。
たとえば、複数の投資信託をどのような割合で組み合わせて購入すればよいのかといった、分散投資をするときのリスクとリターンを評価したりするために使います。
具体的には、シャープレシオが高いほど効率よく収益が得られたということになります。シャープレシオを見れば、同じ投資対象であったとしても、運用効率がよければより低いリスクで大きなリターンが得られる可能性が高くなることがわかります。
シャープレシオは同じ投資対象同士で比較することが大事です。
純資産総額とは、ファンドの大きさのこと。投資信託に組み入れられている有価証券等の時価に対して、債券の利息や株式配当金等を加えた資産総額から投資信託の運用費などのコストを差し引いた時価総額のことです。
純資産総額が大きくなると経費率を抑えられるため、将来的に信託報酬が引き下げられる可能性があります。
たとえば、全世界株式インデックスファンドの一つにもある人気のeMAXIS Slimシリーズには「受益者還元型信託報酬」が設定されています。これは一定の純資産総額を超えた部分に対して、より低い信託報酬率が適用されるといううれしい仕組みです。
純資産総額には注意点もあります。あまりにも純資産総額が少ないと繰上償還といって、本来の償還日より前に運用が終了してしまう恐れもあるのです。
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これまでにお伝えした4つの比較ポイント(ベンチマーク、実質コスト、シャープレシオ、純資産総額)から、おすすめの全世界株式インデックスファンド10選を紹介します。つみたてNISAやiDeCoで購入できるかどうかもあわせて一覧表で確認してみてください。
なお、ランキングはシャープレシオ(SR偏差値)と実質コストに基づいて決定しています。
ベンチ マーク |
純資産 総額 |
実質 コスト (実質 信託報酬) |
SR 偏差値 (3年/1年) |
積立 運用実績 (3年 リターン) |
つみたて NISA・ iDeCo |
|
---|---|---|---|---|---|---|
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式)) SBIアセットマネジメント |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | 865.9 億円 |
0.1102% | 59/57 | 36.30% | 〇 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ国際投信 |
MSCI ACWI | 8,467.1 億円 |
0.1144% | 60/58 | 37.30% | 〇 |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 三菱UFJ国際投信 |
MSCI ACWI(除く日本) | 2,033.0 億円 |
0.1144% | 60/54 | 38.60% | 〇 |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 三菱UFJ国際投信 |
合成ベンチマーク | 65.5 億円 |
0.1144% | 55/54 | 26.40% | 〇 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT) 楽天投信投資顧問 |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | 2,393.2 億円 |
0.1990% | 59/57 | 36.30% | 〇 |
野村つみたて外国株投信 野村アセットマネジメント |
MSCI ACWI(除く日本) | 723.9 億円 |
0.2090% | 61/55 | 38.50% | つみたてNISAのみ |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 三井住友DSアセットマネジメント |
MSCI ACWI(除く日本) | 1,254.3 億円 |
0.2750% | 60/54 | 37.80% | 〇 |
たわらノーロード全世界株式 アセットマネジメントOne |
MSCI ACWI | 42.2 億円 |
0.1133% | ー/58 | 36.80% | つみたてNISAのみ |
つみたて全世界株式 三菱UFJ国際投信 |
MSCI ACWI | 9.3 億円 |
0.2200% | ー/58 | ー | つみたてNISAのみ |
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド SBIアセットマネジメント |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス | 186.2 億円 |
0.1338% | ー/ー | ー | つみたてNISAのみ |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド (雪だるま(全世界株式)) SBIアセットマネジメント |
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ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
純資産総額 | 865.9億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1102% |
SR偏差値 (3年/1年) |
59/57 |
積立運用実績 (3年リターン) |
36.30% |
つみたてNISA・iDeCo | 〇 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))はベンチマークのFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行います(原則、為替ヘッジなし)。
日本を含む全世界の株式を対象に運用、主に国際株式をメインに投資しています。人気の高いバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に約6割を投資している点も魅力の一つです。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))は多くの証券会社で取り扱っているため、非常に購入しやすいファンドの一つ。5年以上の投資実績もあるため初心者にも向いています。
日本を含んだ全世界を対象にしているため、初心者の始めの1本としてこれ1本のみでの運用も可能。複数のファンドを持つのは面倒なのでイヤという人にもおすすめのファンドと言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ国際投信 詳しくはこちら |
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---|---|
ベンチマーク | MSCI ACWI |
純資産総額 | 8,467.1億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1144% |
SR偏差値 (3年/1年) |
60/58 |
積立運用実績 (3年リターン) |
37.30% |
つみたてNISA・iDeCo | 〇 |
ベンチマークのMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行っています(原則、為替ヘッジなし)。
MSCIに採用されている日本を含む先進国株式に約9割、新興国株式に約1割の比率で投資しています。主な組入銘柄はアップルやマイクロソフト、アマゾンなど米国IT企業が上位を占めています。
人気のあるeMAXIS Slimシリーズの中でも全世界を対象にまんべんなく投資を行っているファンド。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は純資産総額が8000億円超と多くの投資家の支持を集める人気ファンド。全世界へ分散投資をしたい人に向いています。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
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eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 三菱UFJ国際投信 |
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ベンチマーク | MSCI ACWI(除く日本) |
純資産総額 | 2,033.0億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1144% |
SR偏差値 (3年/1年) |
60/54 |
積立運用実績 (3年リターン) |
38.60% |
つみたてNISA・iDeCo | 〇 |
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの日本を除くタイプ(配当込み、円換算ベース)をベンチマークに連動する投資成果をめざして運用を行っています(原則、為替ヘッジなし)。
日本を除く先進国株式に約9割、新興国の株式約1割に投資を行っていますが、eMAXIS Slim全世界株式では5%ほど投資している日本株は含みません。
人気のeMAXIS Slimシリーズの中で、投資対象から日本が除かれているファンドの一つです。eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)はすでに日本株に個別投資している、あるいは日本株を含むファンドに投資をしている人に向いているファンドです。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 三菱UFJ国際投信 |
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---|---|
ベンチマーク | 合成ベンチマーク |
純資産総額 | 65.5億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1144% |
SR偏差値 (3年/1年) |
55/54 |
積立運用実績 (3年リターン) |
26.40% |
つみたてNISA・iDeCo | 〇 |
ベンチマークは合成ベンチマークとなっており、構成している指標は東証株価指数(TOPIX)(配当込み)、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)およびMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)です。
これらの対象インデックスに採用されている日本を含む先進国ならびに新興国の株式へ投資しており(原則、為替ヘッジなし)、基本投資割合は国内株式33.3%、先進国株式33.3%、新興国株式33.3%です。
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)はリスクを取ってでもリターンを得たいという人に向いているファンド。新興国株式にも約3割とアグレッシブな割合で投資しているからです。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT) 楽天投信投資顧問 |
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ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
純資産総額 | 2,393.2億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1990% |
SR偏差値 (3年/1年) |
59/57 |
積立運用実績 (3年リターン) |
36.30% |
つみたてNISA・iDeCo | 〇 |
ベンチマークのFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指して運用を行っています。人気の高いバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を実質的な主要投資対象としている点が特徴です(原則、為替ヘッジなし)。
大型株、中型株・小型株まで網羅する全世界の株式市場の動向が反映される、ダイナミックなファンドであると言えます。
全世界の大型~小型株式を網羅しているため、世界で起こった多くの出来事が反映されるファンドとも捉えることができます。楽天・全世界株式インデックス・ファンドは1本で世界中の株式に分散投資できるため初心者のはじめの一本にも向いています。
すでに複数のファンドを持っていて、バランスを取りたいと考えている人にも向いているファンドと言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
合わせてこちらもチェック!
野村つみたて外国株投信 野村アセットマネジメント |
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ベンチマーク | MSCI ACWI(除く日本) |
純資産総額 | 723.9億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.2090% |
SR偏差値 (3年/1年) |
61/55 |
積立運用実績 (3年リターン) |
38.50% |
つみたてNISA・iDeCo | つみたてNISAのみ |
ベンチマークはMSCI ACWIの日本を除く指標(配当込み、円換算ベース)、中長期的な動きをおおむね捉える投資成果を目指して運用を行っています。主として、つみたて投資による運用を行なうためのファンドです(原則、為替ヘッジなし)。
投資割合は、先進国および新興国の割合をもとに決定、投資配分比率は適宜見直されます。国際株式をメインに国際REITなどにも投資を行っています。
ファンドの名称にあるように、まとめて購入するよりもつみたて投資をするためのファンド。野村つみたて外国株投信は、毎月など定期的に積立で購入するのに向いているファンドと言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 三井住友DSアセットマネジメント |
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---|---|
ベンチマーク | MSCI ACWI(除く日本) |
純資産総額 | 1,254.3億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.2750% |
SR偏差値 (3年/1年) |
60/54 |
積立運用実績 (3年リターン) |
37.80% |
つみたてNISA・iDeCo | 〇 |
ベンチマークはMSCI ACWIの日本を除く指標(配当込み、円換算ベース)であり、中長期的な動きをおおむね捉える投資成果を目指して運用を行っています(原則、為替ヘッジなし)。
主として日本を除く先進国の株式および、新興国の株式・先物取引・上場投信等に投資を行っており、国際株式をメインに国際REIT、その他で運用を行っています。
すでに日本のみのファンドを保有している、または日本株を保有している人に向いたファンド。また、日本メインでファンドを保有している人がバランスを取るために保有するのにも適しています。ファンドの名称どおり、三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドはDC(iDeCo)やつみたてNISAでの運用に適したファンドであると言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
たわらノーロード全世界株式 アセットマネジメントOne 詳しくはこちら |
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ベンチマーク | MSCI ACWI |
純資産総額 | 42.2億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1133% |
SR偏差値 (3年/1年) |
ー/58 |
積立運用実績 (3年リターン) |
36.80% |
つみたてNISA・iDeCo | つみたてNISAのみ |
ベンチマークのMSCI(円換算ベース、配当込み)に連動する投資成果をめざして運用を行っています。ベンチマーク指数への連動性を高めるため、有価証券先物取引等を活用する場合もあります。
購入時に手数料がかからないノーロードタイプのファンドであり、換金時手数料や信託財産留保額もありません。原則として為替ヘッジは行わないとしています。
国際株式をメインにしていますが、日本株や国際REITなどにも投資をして運用を行っています。
たわらノーロード全世界株式は換金時の手数料や信託財産留保額がなく、できるだけコストをおさえたいと思っている人に向いているファンドです。日本株の比率も高めのことから、日本株に関心のある人にも向いているファンドであると言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券などです。
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つみたて全世界株式 三菱UFJ国際投信 |
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---|---|
ベンチマーク | MSCI ACWI |
純資産総額 | 9.3億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.2200% |
SR偏差値 (3年/1年) |
ー/58 |
積立運用実績 (3年リターン) |
ー |
つみたてNISA・iDeCo | つみたてNISAのみ |
ベンチマークのMSCI ACWI(円換算ベース、配当込み)に連動する投資成果をめざして運用、日本を含む先進国および新興国の株式等に投資を行っています(原則、為替ヘッジなし)。
国際株式がメインで90%を占めているものの、日本株式へも5%程度投資するなど、日本株の比率が高めに運用されています。
つみたて全世界株式は、全世界に投資をしたいけれど日本株にも投資をしたいと考えている人に向いています。設定から3年未満のため、これからの伸びしろにも期待したいと考える人にも向くファンドであると言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券などです。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド SBIアセットマネジメント |
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ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
純資産総額 | 186.2億円 |
実質コスト (実質信託報酬) |
0.1338% |
SR偏差値 (3年/1年) |
ー/ー |
積立運用実績 (3年リターン) |
ー |
つみたてNISA・iDeCo | つみたてNISAのみ |
ベンチマークのFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行っています。主に人気のETF(上場投資信託)であるバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)に投資することにより、日本を含む全世界の株式市場の動きを捉えることをめざします(原則、為替ヘッジなし)。
運用年数はようやく1年を迎えたところで細かい投資割合などまでは確認できない部分もありますが、ベンチマークがFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという特性を生かし、全世界の大型株、中型株、小型株までを網羅しながら運用を行っています。
ファンド設定後1年であることから、ほかの全世界インデックスファンドに比べると基準価額は低めになっています。SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは、これからの伸びしろにも期待したいと考えている人やSBI証券ユーザーに向いているファンドであると言えます。
購入可能な証券会社は、SBI証券のみです。
全世界株式インデックスファンドは複数の会社で販売していますが、その中でもおすすめの証券会社を紹介します。
購入手数料 | 無料(一部除外銘柄あり) |
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最低積立金額 | 100円~ |
取扱銘柄数 | 2,658本 |
こちらでおすすめ銘柄10選を紹介しましたが、いずれのファンドも取り扱っているのがSBI証券です。SBI証券は投資信託の取扱本数がトップクラス。豊富なラインアップを誇ります。初心者はもちろん、ファンドに慣れているベテランの人も満足できる銘柄を選ぶことができそうです。
投資信託はまとまったお金がないと買えないと思う人もいると思いますが、最低積立金額100円からOKなのもうれしいですね。
SBI証券には、投資信託を持っているだけでポイントが貯まる「投信マイレージ」のサービスも。Tポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント、JALのマイルなどいずれかが保有残高に応じて貯まります(JALのマイルは付与率0.5倍)。
さらに三井住友カードでクレカ積立をすると別途Vポイントも貯まります。還元率が0.5%~5.0%とおトク。投信マイレージとは別なのでダブルでポイントが獲得できます。
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購入手数料 | 無料 |
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最低積立金額 | 100円~ |
取扱銘柄数 | 2,631本 |
SBI証券と並んで投資信託の取扱本数が多いのが楽天証券です。楽天証券では初心者向けのフォローコンテンツも充実しています。動画やLIVE配信などのほか、楽天証券の投資情報メディアがコラボレーションしたマネー本を無料で読めるなど、投資しながらおトクに学べる環境が整っています。
投資信託の残高が基準に達すると楽天ポイントが付与されるサービスも。はじめて10万円に到達すると10ポイントなど、おトクにコツコツ投資ができそうですね。
投資信託積立の楽天カードでのクレカ決済も可能。ポイント還元率は0.5%~1.0%です(積立銘柄やカードランクにより異なる)。
投資しながら楽天ポイントが貯まるだけでなく、投信積立の買付代金にも楽天ポイントが使える点もうれしいですね。
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購入手数料 | 無料 |
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最低積立金額 | 100円~ |
取扱銘柄数 | 1,286本 |
1999年創業のマネックス証券はネット証券の草分け的存在として実績のある証券会社です。
初心者にファンドを広めた会社と言えるのがマネックス証券。便利なコールセンターではさまざまな問合せに対応してくれます。取引開始に不安なお客さま用の電話窓口もあり、初心者に対するフォローが整っています。
投資信託の保有でマネックスポイントがもらえるサービスも。マネックスポイントはアマゾンギフトカードやTポイント、nanacoポイントなどと交換可能で使い道が豊富。ポイント投資にも使えますが、投資信託の積立には使えないので要注意(スポット購入は可)。
マネックスカードでのクレカ積立も可能。投信積立のマネックスカードのポイント還元率は1.1%で、年会費無料のカードではトップの水準です。
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投資信託を始めたい初心者の中には、「何の銘柄を選んで良いのか分からない」と言う人も少なくありません。
全世界株式インデックスファンドは全世界の株式を対象にしており、まんべんなく投資ができるため、1本で分散投資が可能です。
ベンチマークに連動するように運用しており、経済が成長するとファンドの値上がりも期待できます。難しいことはまだ分からないけれど投資を始めたいという初心者にも、はじめの一本としておすすめです。
ベンチマークが同じファンドでもリターンに差が出るのはどうして?
ベンチマークとファンドの騰落率にズレが生じているから
「ベンチマークが同じファンドであれば、リターンも同じになるのでは?」と疑問に感じる人もいることでしょう。リターンに差が出てしまう理由は、ベンチマークとファンドの騰落率(値上がり・値下がり率)にズレが生じているからなのです。
そもそもファンドを運用するマネジャーが売買するタイミングによって利益率も変わってきますし、すべてをベンチマークと同じ銘柄で運用しているわけではありません。したがって騰落率に差が生じてしまうのは必然です。
全世界株式インデックスと米国・先進国インデックスはどっちがおすすめ?
「リスクをどれだけ受け入れられるか」で決めるのがおすすめ
全世界株式インデックスと米国・先進国インデックスを比べると、得られるリターンは米国・先進国の方が大きい傾向にあります。
リターンが大きい分、リスクも大きいので自分がリスクをどこまで受け入れられるか(リスク許容度)を考えて選びましょう。
とはいえ、今後も継続して同じように米国・先進国が優位である傾向が続くかどうかはわかりません。長い歴史を見るとアメリカ一強の時代が続いていたわけではありませんので、長期の資産形成を考えるなら全世界株式への投資もおすすめとなります。
いざ、投資を始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持される金融機関3つを、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
楽天証券
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おすすめの全世界株式インデックスファンド10選を徹底比較!
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